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【ダブリン(アイルランド)2018年9月24日PR Newswire=共同通信JBN】
*AltitudeOne Aviation Ltd(以下「AltitudeOne Aviation」)は、LetterOne Treasury Services SA(以下「L1 Treasury」)およびAirborne Capital Limited(以下「Airborne Capital」)が立ち上げるベンチャー企業である
*AltitudeOne Aviationは、世界各地の航空会社にリースされる、製造中の狭胴型および広胴型商用航空機の多様なポートフォリオに投資する
*L1 Treasuryは、純資産が250億米ドルを上回る国際的な投資企業であるLetterOne Group(以下「LetterOne」)の流動性資産と金融投資を管理している
*Airborne Capitalは、ダブリンとロンドンにオフィスを構える航空機リースと資産管理の専門企業である
*Airborne Capitalは航空業界で100年を超える経験の積み重ねがある、経験豊富なマネージメントチームを擁している
L1 TreasuryとAirborne Capitalは24日、AltitudeOne Aviationを立ち上げ、製造中の狭胴型および広胴型商用航空機のポートフォリオを取得する計画を発表した。L1 TreasuryとAirborne Capitalは、AltitudeOne Aviationに約2億5000万米ドルの自己資本を投じており、銀行融資での補充が予定されている。Airborne Capitalは、AltitudeOne Aviationの資産管理者およびリースサービサーとなる。
L1 Treasuryは、純資産が250億米ドルを上回る国際的な投資企業であるLetterOneの流動性資産と金融投資を管理している。L1 Treasuryは、不動産やその他の実物・金融資産と直接融資による長期的な高利回り投資と並行して、流動性のある確定利付証券のポートフォリオと、直接およびヘッジファンドの両方を通じた金融市場への投資を組み合わせている。
Airborne Capitalは2017年11月、アイルランド最大の民間金融サービス会社であるFEXCO Group(フェクスコ・グループ)とナティクシス・インベストメント・マネージャーズからの相当の支援を受け、豊富な業界経験を持つ強力なマネージメントチームで発足した。同社は、設立から5年以内に50億米ドルを上回る航空機資産を管理する企業に成長するとの意欲的な計画を立てている。
商用航空業界は、乗客需要の増加(2036年まで年率4.7%(注))を背景に、今後20年間で保有機体数の倍増が予測されている。この成長には、従来型、非従来型の資金源からの多大な資金調達が必要となり、AltitudeOne Aviationはこの資金調達ソリューションの一翼を担うことになる。
L1 Treasuryの直接投資責任者のニティン・バンダリ氏は「Airborne Capitalチームと共にこの重要な投資に取り組めることは光栄であり、航空資金調達市場においてますます重要な役割を果たしていけるのを楽しみにしている。当社が提供できる金融支援と専門知識がAirborne Capitalチームの業界専門知識と組み合わさることで、このビジネスが急速に成長し、ターゲットとする市場セグメントで重要な役割を果たすことができると確信している」とコメントした。
Airborne Capitalのラムキ・スンダラム最高経営責任者(CEO)は「L1 Treasuryと共にこのベンチャーを立ち上げることに非常に興奮している。Airborne Capitalのチームは、投資家のためになる革新的な投資と資金プラットフォームの創設、管理に豊富な経験を有している。このたびの取り組みは、出資者と航空資金を必要とする企業との橋渡しをするという当社の戦略に完全に合致している」とコメントした。
(注)出典:ボーイングのCMO(民間航空機市場予測)
ソース:Airborne Capital and LetterOne
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