WASE研究は、国、地域、文化、性別、年齢などを問わず、多様な患者群を対象とし、心臓の大きさや形状、機能の差異を指標化する目的で測定する、世界で初めての研究です。この研究では大陸や国をまたいで心エコー画像データファイルが共有されますが、エコー画像はデータサイズが大きく、特別で機密性のあるテクノロジーが必要とされます。そこで、本研究ではMedidata Rave Imagingによって以下のようにデータファイルを安全に管理します。
• 研究対象国の医療機関からのすべての心エコー画像を識別、取得、送信、保存
• 研究に参加する医師の間で心エコー画像の管理・共有を簡素化
MedStar Health Research Institute(ワシントンDC)のフェデリコ・M・アッシュ医師は次のように述べています。「臨床試験では多様性が重要です。この研究では、心臓のサイズと機能に関するベンチマークの確立を目指します。来年、WASE研究の結果を発表することを楽しみにしており、多様な因子を用いたアプローチによって新たな知見が得られると確信しています。」
Medidataの共同創業者兼社長であるグレン・デフリースは次のように述べています。「私たちのプラットフォームが、この重要な研究を支え、グローバルな共同作業を可能にし、臨床研究における多様性を実現することを誇りに思います。」
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WASE研究について
心エコー図学会世界連盟(WASE)正常値研究は、2016年に開始され、現在、日本をはじめ、米国、英国、フランス、カナダ、イタリア、韓国、中国、オーストラリア、メキシコ、ナイジェリア、フィリピン、アルゼンチン、ベルギー、ブラジル、インド、インドネシア、イランを含む6大陸18カ国にセンターが設置されています。米国心エコー図学会(ASE)財団からの資金提供、Medidata、MedStar Health Research Institute、シカゴ大学、TOMTEC Imaging Systemsからの支援を得て実施しています。
これまでに6大陸18カ国、2,000名以上の患者が登録されています。最終結果は2019年に発表される予定です。
メディデータについて
メディデータは、臨床開発、コマーシャル、リアルワールドデータの活用において世界で最も使われているテクノロジープラットフォームを提供し、ライフサイエンスのデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
AIや業界随一の専門性に支えられた、ライフサイエンスのための「インテリジェントプラットフォーム」が、製薬企業、バイオテクノロジー企業、医療診断・機器メーカー、学術機関の研究者による新しい治療の価値拡大化、リスク最小化、アウトカム最適化を実現します。
メディデータのテクノロジーは1000社以上のライフサイエンス企業や団体に採用され、10万人以上の認定ユーザーが日々、何百万人もの患者様の希望を形にするために当社のプラットフォームを活用しています。未来のライフサイエンスについてもっと知りたい方はウェブサイト www.mdsol.com/jpをご覧ください。
*本原稿は2018年10月10日に英語で発表された原稿の抄訳版です。より詳細な発表内容については原文の英語版をご参照ください。
報道関係者お問い合わせ先
メディデータ・ソリューションズ(株)
石田 雅子 / 03-4588-0400 / mishida@mdsol.com
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