特発性多中心性キャッスルマン病(iMCD)は、診断が難しく、生命を脅かす希少疾患です(1) 。 CDCNは、より良い診断方法の開発、承認された治療が有効な患者の特定、また新薬開発のターゲットとなる薬剤を見つけるための研究を進めています。
キャッスルマン病共同研究ネットワークの共同創設者兼エグゼクティブディレクターであるファジェンバウム(Fajgenbaum)博士は次のように語っています。「私の主治医たちはiMCDには困惑し、私は生き残らないだろうと思っていました。 私の使命はキャッスルマン病患者や他のよく理解されていない稀な疾患に新しい治療の選択肢と希望をもたらすことです。希少疾病の治療法の開発では十分な量のサンプルや情報が集まらないことがしばしばあります。この共同研究では、世界中の患者サンプルとRave Omicsを組み合わせ、こうした課題を克服し、この疾患をよりよく理解することに役立てています。 私たちは、得られたデータを使ってキャッスルマン病の個別化医療に取り組んでいます。」
Medidata Rave Omics使用によるキャッスルマン病の新しいバイオマーカーの発見により、キャッスルマン病に関して以下の成果が得られたとメディデータのデータサイエンティストは指摘しています。
• 異なるサブタイプあるいはプロテオーム疾患状態のいずれかを反映する6つの新しい患者サブセット
• 抗インターロイキン6治療反応のプロテオーム予測因子の証拠
• よく理解されていない希少疾患および候補とされる新たな薬剤のターゲットに関する病因論的な知見
メディデータの共同設立者兼社長であるグレン・デフリースは次のように述べています。「メディデータのテクノロジーは、希少疾患の患者にこれまでにない発見をもたらしています。 私たちは、Rave Omicsが精緻化医療の発展を後押しし、世界中の患者のための標的療法の開発を進めていることを誇りに思っています。」
Medidata Rave Omicsによって臨床研究プロセスにおけるomic dataの収集、連携、分析が効率化されます。 メディデータが精緻化医療の研究をどのように加速しているか、mdsol.comで詳細をご覧ください。
(1) Fajgenbaum D, Ruth J, Kelleher D, Rubenstein A. Lancet Haematology. 2016;3:150-152
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メディデータのテクノロジーは1000社以上のライフサイエンス企業や団体に採用され、10万人以上の認定ユーザーが日々、何百万人もの患者様の希望を形にするために当社のプラットフォームを活用しています。未来のライフサイエンスについてもっと知りたい方はウェブサイト www.mdsol.com/jpをご覧ください。
*本原稿は2018年12月4日に英語で発表された原稿の抄訳版です。より詳細な発表内容については原文の英語版をご参照ください。
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