学校法人同志社 同志社大学
一神教学際研究センター講演会「平和のための教育とは-イスラエルと日本の中学生調査の比較から-」開催!
1月21日、同志社大学今出川キャンパスで、一神教学際研究センター公開講演会「平和のための教育とは-イスラエルと日本の中学生調査の比較から-」を開催しました。
今回は、村上登司文氏(京都教育大学教育学科教授/研究推進担当副学長)を講師に招き、原爆が落とされた歴史がある日本と、ホロコーストの惨禍の歴史があるイスラエルにおける「平和のための教育」を比べ、第二次世界大戦が子どもたちにどのように伝えられ、彼らがいかなる平和意識を持ち、平和な社会や国際関係をどのように形成しようとするかについての講演をしていただきました。
お話は、演題に係るライフヒストリーおよび研究手法、消極的平和と積極的平和、平和教育の概念の分類などの説明からはじまり、国別(イスラエル、日本、イギリス、ドイツ)の平和教育および意識調査の比較結果を紹介されました。村上氏は「『平和な社会形成』には基本的人権、平等、安全、公正、共生が実現される必要がある。具体的には、あるべき平和像について子どもたちがイメージを構想し、平和な社会の形成に向けて希望を持って社会参加する意識や態度や行動力を育てることによって、平和的な教え方や雰囲気を大切にすることが重要である」と述べられました。講演後、活発な質疑応答が行われました。
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同志社大学一神教学際研究センターについて
一神教学際研究センター(The Center for the Interdisciplinary Study of the Monotheistic Religions、略称:CISMOR)は、キリスト教に加え、他の一神教の研究を導入するため、同志社大学神学部の教授たちによって共有された展望の一環として、2003年に設立されました。
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