セルフクリーニングとスマート低炭素技術：Greeの製品が欧州で注目を集める

セルフクリーニングとスマート低炭素技術：Greeの製品が欧州で注目を集める

AsiaNet 77622 （0321）


【マドリード（スペイン）2019年2月27日新華社=共同通信JBN】2月26日から3月1日まで、スペインのマドリードで開催されるCLIMATIZACION & REFRIGERACION 2019 (英語ではInternational HVAC & R Exhibition)で、中国の大手家電ブランドGree Electric Appliancesが展示した最新技術に多くの人が圧倒された。展示されたのは、G-Tech、取り外しが容易で清掃が簡単なGreeの最新バージョンのスプリット型エアコン、GMV6エアコン、そして省エネ冷媒を使用した製品だった。セルフクリーニング、人工知能、省エネルギーなど展示された中核技術は、欧州の家庭により多くのメリットをもたらすことになる。

出展者らは、省エネの取り組みに加え、AIやモジュール設計などの新技術は空調市場でも注目されるだろうとの意見で一致した。Greeが展示した製品は、欧州市場で新たな人気商品になると期待されている。

▽欧州の家庭のニーズに応える、取り外しが容易で清掃が簡単な技術

日曜大工（Do-it-yourself）は、欧州の人々にとって個性を発揮し、体験する方法だった。庭の緑化や家の装飾を日曜大工（DIY）でやれば費用は少なくて済み、個人のライフスキルも向上する。より重要なのは、そうすればリソースの節約と環境保護に役立つということだ。

新進のG-Techエアコンの導入は、DIY哲学を満足させるものだ。これは、モジュール設計コンセプトに基づくGree初のスプリット型エアコンである。ユーザーは簡単な手動操作で、フィルター（一体型）、スイングメカニズム、排気口、送風管・ドレン管、エバポレーターというエアコンの5つのパーツを清掃することができる。つまり、エアコン掃除の長年の問題が解決され、スペイン市場でのメンテナンスコストが大幅に下がることを意味する。

▽AIと低炭素技術の応用でより良い生活を保証

Greeの董明珠社長は、かつてインタビューで「私はよく「技術革新は何をもたらすのか」と自問する。最終的には、人々の生活を変え、われわれの価値を新たにし、そして利益をもたらすと思う。当社の研究・開発（R&D）はより質の高い生活を目指すために行われている。これが、当社のR&Dスタッフの価値の表現方法だ」と語っていた。

環境に優しい地球づくりという野心的なビジョンに導かれ、Greeは長年にわたり、環境に優しい技術の開発努力を継続的に強化し、より環境に優しい製品が世界中の人々の役に立ってきた。同展示会の新顔として、AIマルチVRF（可変冷媒フロー）ユニットGMV6は、便利で快適な未来的なライフスタイルを提示した。そのスマートで省エネな機能は、GMV6が天気予報とコンプレッサー冷媒移動特性を備えた電気加熱ベルトのフィードフォワード制御戦略に基づき、リアルタイムで電気加熱の始動時間を80％減らすことができることを意味する。また、スリープモードへの切り替えで1Wという低い待機時消費電力を実現し、市販のマルチVRF製品を省エネの観点から新たな高みへと導いた。

このほか、Greeはポータブル式とモジュール式のユニット、さらに温水器を展示。これらすべてに省エネ冷媒R32が搭載されている。他の冷媒と比較して、R32は二酸化炭素の排出量を78％削減し、エネルギー効率を8％向上させることができる。

Greeの海外市場担当ディレクターは「Greeの中核技術と展示品をこの展示会に出したことで、中国製の製品の優れた品質と高い性能について、より多くの欧州の消費者が理解を深めてくれるだろう。Greeはその革新的な努力を通して、現地の人々のよりスマートでより環境に優しい生活を実現することで欧州市場に溶け込んでいくつもりだ」と語った。

ソース：Gree Electric Appliances, Inc. of Zhuhai