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【ロンドン2019年2月27日PR Newswire=共同通信JBN】男子プロテニスの運営組織であるATPとATP Mediaは2019年3月4日(月)、ATPカップ(ATP Cup)国際放送権の入札手続きを開始する。
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2020年1月にスタートするATPカップは、24カ国の世界トップ級プレーヤー60人以上を結集する年次チームイベントで、最高750のATPランキングポイント、1500万米ドルの賞金がかけられる。トーナメントは男子プロテニスのシーズン始動に向けて戦略的に位置づけられ、その年の4大国際大会(グランドスラム)の第1回、全豪オープンによどみなくつながるよう設定される。この開幕トーナメントは2020年1月3日(金)から12日(日)までオーストラリアの3都市―シドニー、ブリスベーン、今後発表される1都市―で開催され、10日間に129試合が予定されている。
Tennis Australia(テニス・オーストラリア)と提携して開催されるATPカップは、4カ国ずつ6グループに分かれ、ラウンドロビン(総当たり戦)で8チームが決勝トーナメントに進む。各チームは最大5人で組み、シングルス2試合とダブルス1試合を戦う。
ATPのクリス・カーモード会長は「ATPカップは、われわれのスポーツの成功を前進させ、世界のファンと関わるという革新戦略の主要部分を構成する。シーズンを華々しく開幕することは極めて重要であり、だからこそ、われわれはプレーヤーやファン、放送業者にとって最適の時期に予定されるこの素晴らしい新チームイベントに、世界トップ級の選手を招集する。ATPカップは、世界の数億人に世界トップ級テニスの興奮をもたらす絶好の機会を放送業者に提供する」と語った。
新イベントの立ち上げはATPの各プレーヤーから幅広い支持を得ている。世界ランク1位でATP選手協議会会長のノバク・ジョコビッチは「それがATP、すなわち選手に所有されている点が好ましい。ランキングポイントを得られるのもいい。最適のシーズン幕開けになる。われわれは90%余り個人でプレーし、チームイベントは多くない」と話した。
グランドスラムで20勝しているロジャー・フェデラーは「プレーヤーはツアー中に少し寂しいと思う時もある。もちろんわれわれには素晴らしいチームがあるが、チーム内でほかのプレーヤーとプレーするのは大きな喜びであり、これはとてもうまくいくと思う」と付け加えた。
世界9位でATP選手協議会会員のジョン・イスナーは「国のためにプレーする。それは最大の栄誉である」と話し、世界6位の錦織圭は「全チーム、各国が一緒になって、誰もが国のためにプレーすることを楽しむのはいいことだと思う」と続けた。
トーナメント用の国際放送コンテンツは、ATP MediaがホストブロードキャスターのTennis Australiaと協力して全面的に制作する。
ベストアクションを紹介する全面制作のWorld Feedばかりでなく、放送業者が個別コートフィード(グラフィックと英語コメントを含む)による各試合のアクション、記者会見、特注ソーシャルメディア・コンテンツなどを見せる機能も盛り込んでいる。
このため、入札者にはその具体的な放送要件(単一か複数テリトリーの入札、また、リニア、デジタル、OTT、VODの権利も含む)に沿った放送権パッケージを入札できる順応性が与えられ、最短3年契約を基本とする取り決めになっている。ATP Mediaが国際放送権入札の手続きを担当する。
ATP Mediaのマーク・ウェブスター最高経営責任者(CEO)は「ATP Mediaは、このように素晴らしい新トーナメントに対する国際放送権の市場参入をうれしく思う。ATPカップはカレンダーに占める位置から、放送業者がこれまでにない方法でATPツアーシーズン放送の幕を開け、ATP Media経由で初めて、ほかのトーナメントと異なる原動力をもたらすチームイベントの提供を可能にする。ATP MediaはホストブロードキャスターのTennis Australiaと協力して、代表する全トーナメントで注入し、ATPカップまで遂行する制作価値の確保にコミットしている。それは通常の市場をリードする品質の国際放送カバーを提供するものである。
Tennis Australiaのクレイグ・タイリーCEOは「来年1月のATPカップによって、ここオーストラリアでグローバルスポーツとエンターテインメントカレンダーを始動できてとても喜んでいる。最新のトーナメントにそれぞれが国を代表する世界最高の男子プレーヤーが来ることは、テニスイヤーの素晴らしい皮切りになる」と話した。
国際放送権の入札に関心のある向きは、2019年4月18日までに正式申請書を提出しなければならない。ATP Mediaは2019年4月29日、受けた入札について決定する見通し。
名乗りを上げたい向きは「ATP MEDIA ATP CUP BID」のタイトルで以下に連絡を。
ATP Media
Gabrielle Guedj (Director of Commercial Rights Sales)
Gabrielle.Guedj@atpmedia.tv
Tom Bullock (General Counsel)
Tom.Bullock@atpmedia.tv
▽ATPについて
ATPは男子プロテニスツアーであるATPワールドツアー、ATPチャレンジツアー(ATP Challenger Tour)、TPチャンピオンズツアー(ATP Champions Tour)の運営組織である。ATPワールドツアーは31カ国で64試合を行い、世界随一の会場でプレーする最高の男子アスリートを紹介する。オーストラリアから欧州、米州、アジアまで、2018年ATPワールドツアーのスターは、ATPワールドツアー・マスターズ(ATP World Tour Masters)1000、500、250シリーズ、およびグランドスラム(Grand Slams、ATPのイベントではない)で、権威あるタイトルとATPランキング(ATP Rankings)のポイントを競う。シーズンの終わりには、選ばれたベスト8のシングルプレーヤーとダブルスチームにもがNitto ATPファイナルズでシーズン最後のタイトルを競い合う視覚を得る。ロンドンのO2アリーナで開催されるこのイベントは、2018年ATPワールドツアーの王者が正式に決まる。詳細は (リンク ») を参照。
▽ATP Mediaについて
ATP Mediaは2001年、ATPツアーの放送部門、Tennis Properties Limitedとして設立され、ATPツアー全体の集中型メディア活動を提供し、Nitto ATPファイナルズ、Next Gen ATPファイナルズ、ATPマスターズ1000の放送、ATPカップ、ATP 500、一部ATP 250の世界配信も制作。ATP Mediaは男子プロテニスのフルサービス放送制作で比類ないアクセスと専門知識を有し、放送権販売、マルチプラットフォーム制作、国際ファイバー配信ネットワーク、市場をリードするデジタルアーカイブなど世界の放送業者向けにエンドツーエンド・ソリューションを提供している。詳細は (リンク ») を参照。
▽Tennis Australiaについて
Tennis Australia(テニス・オーストラリア、TA)は全豪でテニスに参加し、発展させる機会を推進、提供している。TAはまた、地方、国内、全豪オープンを含む国際イベントを開催し、資金を全てグラスルーツプログラム、奨励、プレーヤー育成、テニス施設改善に再投資している。
ソース:ATP and ATP Media
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