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【ジャカルタ(インドネシア)2019年3月6日PR Newswire=共同通信JBN】
*同社はインドネシア全域でのヘルスケアのアクセス改善に引き続き取り組む
インドネシアの大手ヘルスケア・プラットフォームのHalodoc( (リンク ») )は新しい投資家のUOB Venture Managementが主導したシリーズB資金調達で6500万米ドルを調達した。この資金調達ラウンドに参加した他の新たな投資家はSingtel Innov8、Korea Investment Partners、WuXi AppTecで、既存の投資家も参加した。
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Halodocはモバイルアプリとウェブサイトを持つデジタルヘルスケア・プラットフォームで、インドネシア全域の顧客は同国で免許を持つ2万人以上の医師と、いつでも、どこでもライブ相談ができる。2018年、このプラットフォームの利用は2500%増加し、ヘルスケアの利便性への高いニーズを実証している。顧客は自宅から臨床試験の実施を注文し、1300の参加薬局への医薬注文でアプリを使用できる。医薬は1時間以内に届けられる。
Halodocは通院体験を向上させる目的で1400以上の病院やヘルスケアプロバイダーと組み、全国的な提携を構築した。この提携により、顧客には予約後の薬局での待ち時間短縮や保険給付金とのリンクによるキャッシュレス病院が実現する。Halodocは2019年も本格展開を続けながら、この新たな資金を病院や保険のパートナーとのオンライン・ツー・オフラインのヘルスケア体験を完全なものにするために使う予定だ。
アジア太平洋のヘルスケア・スタートアップのエコシステムをモニターする組織であるGalen Growth Asiaは、「Most innovative Start-up in Asia in November 2018(2018年11月、アジアで最も革新的なスタートアップ)」としてHalodocを指名した。
Halodocの創立者兼最高経営責任者(CEO)であるジョナサン・スダルタ氏は「現在、当社は200万人の顧客に便利で信頼できるヘルスケアサービスを毎月提供しており、その半数はジャワ以外に居住している。従来のヘルスケアの範囲を拡大し、この列島の大きな人口に、より良いアクセスを提供する上で、テクノロジーには巨大な可能性がある。この戦略的な投資と提携により、何百万人ものインドネシアの顧客にアクセスと利便性を向上させるプラットフォームを構築するという当社の取り組みを加速することができるだろう」と述べた。
UOB Venture Managementのマネジングディレクター兼CEOのキアンウィ・シーア氏は「Halodocのビジョンは、テクノロジーを使うことによって高品質のヘルスケアを誰もが利用できるものにし、インドネシアのような巨大な国で限りあるヘルスケアの資源を最適化するというものだ。Halodocへの今回の投資は、経済と社会の発展を支援するという、われわれの責任ある投資アプローチを反映している」と述べた。
HalodocはOpenspace Ventures、Clermont Group、Blibli.com、InvestIdeaといった既存の投資家と密接に協業した。これら投資家はヘルスケアの将来について類似したビジョンを共有している。その一方、Halodocの戦略的パートナーであるGOJEK GroupはHalodocが成功するための深い関与を継続する。GOJEKのアンドレ・スリスティヨ社長は「われわれGOJEKはインドネシアと東南アジアの人々の生活をより良くし、問題を解決することに常に集中している。この価値観をHalodocと十分に共有していることから、同社はわれわれの早期エコシステムからのパートナーの1社である。われわれはGO-MEDを作るために共に取り組んだが、そこからHalodocのサービスがGOJEKアプリを通し、何百万人ものわれわれのユーザーに利用可能になった。われわれはHalodocとその経営チームをサポートすることを誇りに思う。そしてわれわれの2つのプラットフォーム統合を深めることを楽しみにしている」と述べた。
ソース:Halodoc
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