オープンイノベーションプラットフォームを運営するAgorizeが海外拠点強化に向け1,460万ドルを資金調達。事業基盤強化および株式会社グローバとの提携を強化へ。

株式会社グローバ

From: PR TIMES

2019-04-02 10:00

日本企業のグローバルなオープンイノベーション活動の加速を目指します

[東京 2019年4月2日]オープンイノベーションに特化したSaaSや世界規模のイノベーターネットワークを運営するAgorize(本社:フランス・パリ、最高経営責任者:チャールズ・トウ、以下Agorize)は、リードインベスターであるCreadev、Sofiouest、そして既存の出資者であるIris CapitalとCapnamic Venturesにより、シリーズBラウンドで1,460万ドルの資金を調達しました。これにより、Agorizeの海外拠点強化に加え、企業からの拡大するオープンイノベーション需要に対応します。日本市場においては、Agorize Japanの国内運営会社として独占契約を締結している株式会社グローバ(本社:東京、代表取締役:中澤亮太、以下 グローバ)との連携を強化し、事業基盤の強化を図ります。

近年の急速なテクノロジーの進化やグローバル化により、企業や組織は、内部の研究開発・事業開発による「クローズドイノベーション」だけでなく、外部からのアイデア・技術・人材獲得やパートナーシップ等を行う「オープンイノベーション」の必要に迫られています。Agorizeは、「企業とイノベーターの間のミッシングリンク(架け橋)になる」という理念を実現すべく、創業以来培ってきたグローバルネットワークとオープンイノベーション特化プラットフォームを活用し、世界中の企業とイノベーターをつなぎイノベーションを創出する支援を行っています。

Agorizeは、過去18カ月の間に香港、シンガポール、日本、ドイツ、そしてカナダに営業チームを展開し、オフィスを開設しました。Agorizeのオープンイノベーションチャレンジプラットフォームは、世界各国で高い評価を頂いています。今回の資金調達によって、既存市場の拡大と成長に向けた効果的な投資を実現します。

Agorizeのソリューションは、様々な産業や分野にわたって世界のリーディングカンパニー各社で採用されており、200社以上のクライアントがAgorizeサービスを利用しています。日本においては、近年日本企業で増加しているオープンイノベーションへの取り組みや、海外市場開拓・海外技術の活用・海外人材採用といったニーズに対応するべく、グローバとの業務提携を結び、2018年3月よりAgorizeのサービス提供を本格的に開始しました。現在、グローバ及びAgorizeは、NTTデータ、第一生命保険, 日産自動車、Japan Innovation Network、Japan Tobacco International等を含むイノベーションに取り組む多くの日本企業・日系企業の皆様を支援しています。

なお今回のシリーズBラウンドの資金調達は、日本のみならず欧州やアジアの国で広がるオープンイノベーションへの取り組みを加速させるべく、 Agorizeの拠点の強化と国際的な展開強化に利用されます。日本では、事業基盤を強化するべく、Agorizeのフランス本社にてプロジェクトマネージメントを行っている人材をグローバへ招致し、オフィスを日本のイノベーションのハブ地域である渋谷に移転しました。

グローバとAgorizeは、日本の企業が世界中のイノベーターとつながる機会をさらに創出し、日本のイノベーターが世界規模で挑戦をする機会を生み出していきます。


■経営陣、投資家からのコメント
Agorize Asia最高経営責任者 (CEO)、Mathieu Toulemonde氏は次のように述べています。
「2016年にアジアへ進出をした際に、大企業と才能あるイノベーターをつなぐという1つの目標を掲げました。3年が経過し、香港と東京、シンガポールに拠点を置きながら、何千もの意味あるビジネス上のつながりをアジア全土で構築できたことを誇りに思います。この度の資金調達は、アジア地域にて拡大するオープンイノベーションへの需要を満たす、という私たちのミッションを促進する支援となります。」

株式会社グローバ代表取締役 兼 Agorize Japan代表、中澤亮太氏は次のように述べています。
「French TechやVIVA TECHNOLOGYに代表されるフランスの先進的なオープンイノベーションへの取り組みは、世界中から注目を浴び始めています。その中でもAgorizeは、オープンイノベーション領域を代表する企業の一つです。今回の資金調達により、フランス発のグローバルなオープンイノベーションの気運・手法を日本でも盛り上げ、日本発のグローバルなイノベーションの創出に貢献していきます。」

Agorize 最高経営責任者 (CEO) 兼共同設立者のCharles Thou氏は次のように述べています。
「トップクラスの投資家によるサポートを受けた今回の重要な資金調達をうれしく思います。これは、拡大する大企業からのオープンイノベーションへの需要にAgorizeが対応することが可能であると認識された証明でもあります。調達した資金は、国際的な事業成長、技術のさらなる発展やコミュニティーの構築など、オープンイノベーションリーダーシップの統合を可能にします。」

Creadev 常務(シニア・バイス・プレジデント)、Florent Thomann氏は次のように述べています。
「ダイナミックな起業家3人組による事業へ支援することを光栄に思います。彼らが考案したソリューションは、まったく新しい角度からイノベーションにアプローチするとともに、企業という枠組みを越えた巨大な創造力というリソースを引き寄せ、利用します。Agorizeのサービスは、どんな社員でもイノベーションの発起人になることを可能にし、社員のモチベーションを強化します。」

Sofiouestの常務(シニア・バイス・プレジデント)、Patrice Hutin氏は次のように述べています。
「私たちは、Agorizeと世界各地で活動する500万人のイノベーターによって構成された強大なコミュニティーを心から信じております。また、イノベーションによって支えられたつながりは、最も包括的なソリューションであるとも考えています。 」


■Agorizeについて
Agorizeは、 オープンイノベーションと人材のエンゲージメントに特化した世界最大規模のプラットフォームです。2011年にフランスで創設されたAgorizeは、2016年に香港にて初めてのアジアにおけるオフィスを開設し、最近ではシンガポールと東京にオフィスを設立しました。当社はイノベーション戦略や、オープンイノベーションチャレンジを通して、現在までに200社以上の国際的な企業に向けて、学生・エンジニア・スタートアップなどのコミュニティーとの交流を支援してきました。

アジアにおいては、以下の企業がクライアントとして含まれます:
エイゴン、アマゾン ウェブ サービス、アクサ(香港)、BNPパリバ・カーディフ、Ceetrus、クラランス、Dragages(香港)、エレクトロラックス、Enterprise Singapore、フライハイト、香港ジョッキークラブ、ケリング、レゴ、LinkedIn、LVMHファッショングループ、メルコリゾーツ&エンターテインメント、マイクロソフト、ナティクシス、Parkway Pantai、ペルノ・リカール、シンガポール航空、シュナイダー エレクトリック、ソシエテ・ジェネラル。

お問い合わせ先:
kanehiro@agorizemail.com (Agorize Japan COO 吉田錦弘)
英語版ウェブサイト : (リンク »)
日本語版ウェブサイト: (リンク »)


■Creadevについて
Creadevは、2002年に創設されたMulliez一家による世界規模のプライベート・エクイティ・ファーム(非公開株式投資会社)です。現在15の企業との利害関係を構築し、80,000人以上を雇用しています。Creadevは、エクエティ投資とトップクラスの起業アドバイスによる長期的なコラボレーションを行うことで知られています。

なお当社は、パリ、ニューヨーク、上海、ナイロビのオフィスにわたる30人以上のチームにより構成され、過去数年間に10億ユーロの投資を行いました。食、教育、雇用支援、持続可能な発展、顧客体験などの世界的な課題に挑戦する企業への投資に焦点を置いています。


■Sofiouestについて
Creadevは、高いポテンシャルを持ち、ビジネスモデルが立証され、成長拡大を目指すレイターステージのスタートアップ企業への投資を行うプライベート・エクイティ・ファーム(非公開株式投資会社)です。2016年以降、当社は、Klaxoon(会議支援アプリ)、Oxatis(SaaSオンライン小売システム)、Inbox(データマーケティングシステム), Lengow(EC事業者向けマネジメントツール)、Sellsy(セールスサイクル管理システム)、S4M(消費者マーケティング技術)、Ouiflash(写真・ビデオプラットフォーム)、Bruce(デジタル雇用エージェンシー)、Phenix(在庫やスクラップを収益化するプラットフォーム) など9つの企業およびWest Web Valley(Arkéa Capital によるベンチャーキャピタルファンド)とRing Capitalという2つの投資ファンドへの投資を行いました。Sofiouestは、イノベーションキャピタルへの投資戦略に関連した投資顧問サービスを提供するべくArkéa Capitalと業務提携をしています。また、Mazereau Groupとの商業施設への投資も行っています。

お問い合わせ先:
+33 (0)1 44 71 80 15
contact@sofiouest.fr


■Iris Capitalについて
Iris Capitalは、長きにわたりデジタル経済への投資を行ってきた欧州のベンチャーキャピタルです。1986年以降、世界中の350以上の企業への支援を行ってきました。Iris Capitalは、パリ、ベルリン、サンフランシスコ、テルアビブ、東京とドバイの拠点による様々な産業への知識と現地で得られた知見を通して、ポートフォリオを積極的に支援しています。

当社のポートフォリオには、Adjust、Adomik、Armis、Careem、Kyriba、iAdvize、Mojio、Netatmo、PlaceIQ、ReBuy、Scality、Scibids、Shift Technology、Talend、unu motorsやZeta Globalなどのスタートアップがあります。

詳細については、 www.iriscapital.comをご覧ください。


■Capnamic Venturesについて
Capnamic Ventures(www.capnamic.com)は、ベルリンとケルンにオフィスを置く、アーリーステージの企業への投資を行う欧州を代表するベンチャーキャピタルです。当社はドイツ語圏のテック系スタートアップへの投資を主に行っており、国際的な共同投資家との提携もしています。また、Capnamicのポートフォリオ企業は、Capnamicのグローバルなネットワークにわたる投資家や業界パートナーによる支援を受けています。

Capnamicの幅広い専門的技術は、70以上の投資や高い水準のターンオーバー(売買回転率)とIPO(新規公開株)、投資チームの起業に対する高い経験値により証明されています。ゼネラルパートナーは、ヨルク・ ビネンブルッカー(@bibrue)、オラフ・ジャコビ(@olafjacobi)とクリスチャン・シエゲルの3人より構成されています。

詳細については、 www.capnamic.comをご覧ください。
公式SNS:
Twitter twitter.com/capnamic
Facebook facebook.com/capnamic

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