マイクロソフトが炭素料金を引き上げ、さらに持続可能性を強化する取り組みを発表

マイクロソフト(Microsoft)

From: 共同通信PRワイヤー

2019-04-17 11:25

マイクロソフトが炭素料金を引き上げ、さらに持続可能性を強化する取り組みを発表

AsiaNet 78342 (0641)


【レドモンド(米ワシントン州)2019年4月16日PR Newswire=共同通信JBN】
*AIは2030年までに世界のGDPを最大4.4%増加させ、炭素排出量を4%削減させることができるとのPwC UKの新たな研究結果を受け、マイクロソフトは、事業、製品、顧客、そしてデータサイエンスにわたる進歩を促す、テクノロジー第一のアプローチに取り組む

マイクロソフト(Microsoft)のブラッド・スミス社長は15日、持続可能性を強化するという同社のビジョンを、持続可能な成果に資する事業や技術のあらゆる部分の中核に持続可能性を据えるロードマップとともに明らかにした( (リンク ») )。

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スミス氏は「世界の環境変化の規模とスピードは、われわれがより多くのことをしなければならないことを一層明確にしている。そして今日、マイクロソフトはそれを実行するための措置を講じている。われわれは、社内の整理をするための行動を取りつつ、さらに企業としての最強の資産である従業員とテクノロジーを動員することで、世界中の持続可能性の課題への対処を強化している」と語った。

この取り組みの第1は、すべての炭素排出量に対して、社内の炭素料金を1トン当たり15ドルへと大幅に引き上げることである。マイクロソフトの社内税は、すべての事業部門が炭素排出量の削減に金銭的な責任を負うよう、7年前に制度化された。この料金引き上げから生まれる資金は、マイクロソフトのカーボンニュートラルの維持だけでなく、マイクロソフトが事業のあらゆる部分の中核に持続可能性を据えるテクノロジー第一のアプローチを取るのに役立てられる。

その他の主な取り組みは次の通り。

*ピュージェットサウンドの「ゼロカーボン」キャンパスを含む持続可能なキャンパスとデータセンターを建設し、世界中のキャンパスで炭素削減のためのイノベーションを進める。
*環境に応用するための新しいデータセットとオープンソースAPIを用いたAI for Earthプログラムで、データ科学を通じた研究を加速させる。
*低炭素のクラウド、デバイス、ソリューションで持続可能な変革を推進するため、既存および新規の顧客と提携する。
*炭素の国内価格の枠組みを支えるCarbon Leadership Councilへの参加を含む、環境政策の変更を提唱する。

さらにマイクロソフトは、PricewaterhouseCoopers UK(PwC UK)と共に、温室効果ガスの排出量を削減しながら経済成長を可能にするAIの潜在力を示す新たな研究結果を発表した。農業、エネルギー、水、輸送の4つの主要セクターに注目した同報告書によると、AIで可能になる進歩により、世界のGDPは4.4%増加し、世界の温室効果ガス排出量は4%減少、世界で3800万人の新規雇用が創出される可能性があることが分かった。

この発表は、炭素排出量の削減、1.5GW以上の再生可能エネルギーの購入、持続可能な変革を推進するための顧客との提携、AI for Earthへの5000万ドルのコミットメントなど、この問題に関する10年以上の取り組みに基づくものである。

詳細については、ブログの投稿( (リンク ») )を参照。PwC報告書の全文は( (リンク ») で閲覧可能。

マイクロソフト(Nasdaq "MSFT" @microsoft)は、インテリジェントクラウドとインテリジェントエッジ時代のデジタル変革を可能にする。当社の使命は、地球上のすべての人とすべての組織がより多くのことを達成できるようにすることである。

ソース:Microsoft Corp.

マイクロソフトからの詳細な情報、ニュース、見解は、 (リンク ») のMicrosoft News Centerを参照。ウェブリンク、電話番号、およびタイトルは、発表時点では正しいものだが、変更されている可能性がある。さらに支援が必要な場合の、ジャーナリストやアナリストの問い合わせ先はマイクロソフトのRapid Response Team、または (リンク ») に記載されているその他のしかるべき連絡先まで。

▽問い合わせ先
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