リテルヒューズ、超高速インターフェース向けに超低キャパシタンスの ESD保護用TVSダイオードアレイを発売 ポリマーベース技術およびスパークギャップに優れたAEC-Q101適合デバイス

Littelfuse, Inc.

From: DreamNews

2019-05-10 15:00

回路保護分野におけるグローバルリーダー、リテルヒューズ・インク (本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS) の日本法人であるLittelfuseジャパン合同会社(本社:東京都港区)は、PCBレイアウトが特に難しい家電製品の超高速インターフェースをESDによる損傷から保護する双方向TVSダイオードアレイ(SPA(R)ダイオード)2種を2019年5月中旬に発売します。



「SP3208シリーズ」の最初の製品であるTVSダイオードアレイ「SP3208-01UTG」は、超低キャパシタンス(通常0.08 pF)用途に適しています。一方、「SP3213シリーズ」の最初の製品である「SP3213-01UTG」は、価格重視のESD保護ソリューションを提供します。
同2製品は、AEC-Q101規格に準拠しており、同じベース金型を使用しています。性能劣化を起こさずに繰り返し発生する±12 kVのESDを安全に吸収し、8/20μsのサージ電流2Aを消散できるようになりました。
エンジニアは、さらなるデータ通信の高速化によって、高いデジタル信号品質を維持しなければならない課題に直面しています。SP3208シリーズおよびSP3213シリーズは、市販されている他のESD保護ソリューションよりも公称静電容量が50%低く、デジタル信号品質を維持しデータ損失を最低限に抑えることが可能です。また、通過帯域が30GHzを超えるため高速のデータ通信対応環境を作ることができます。

同製品は、当社の国内販売代理店を通じて販売します。


■特長
・0.1pF以下の静電容量のTVSダイオードアレイが30GHzもの高速通信においてもデジタル信号品質を維持したまま静電気からインターフェースを保護します。
・内部構造を改良することにより寄生容量やインダクタンス、抵抗を減らすことができたこれら0201DFNのパッケージTVSダイオードアレイは機器内での保護回路構成を容易にします。
・寄生容量およびインダクタンスの減少により動作抵抗特性が向上し、回路を迅速かつ適切に保護します。

■用途
超高速データ通信回線およびインターフェース(USB 3.2、3.1、3.0、2.0、HDMI 2.1. 2.0、1.4a、1.3、DisplayPort(TM)、Thunderbolt、V-by-One(R)など)、低出力アンテナポート、家電、携帯電子機器 、高速インターフェース付きのタブレットPCや外部記憶装置

■仕様
・SP3208シリーズ
AEC-Q101:適合
逆スタンドオフ電圧(V):5
リーク電流(μA):0.1
ESD 接触放電(kV):±12
ESD 空気放電(kV):±18
雷耐性(8x20μs)(A):2
クランプ電圧:18V@2A
電気容量(pF):0.08
サイズ:uDFN-2(0201)

・SP3213シリーズ
AEC-Q101:適合
逆スタンドオフ電圧(V):5
リーク電流(μA):0.1
ESD 接触放電(kV):±12
ESD 空気放電(kV):±18
雷耐性(8x20μs)(A):2
クランプ電圧:18V@2A
電気容量(pF):0.09
サイズ:uDFN-2(0201)

※詳細については各製品ページをご覧ください。
「SP3208シリーズ」製品ページ( (リンク ») )
「SP3213シリーズ」製品ページ( (リンク ») )




リテルヒューズ について
Littelfuse, Inc.(本社:米国イリノイ州シカゴ市、NASDAQ:LFUS)は、回路保護、電力制御およびセンサー技術におけるグローバルリーダーです。当社の製品は150か国以上において販売され、自動車や産業向けのアプリケーション、データ・電気通信、医療機器、コンシューマー向け電化製品などに採用されています。リテルヒューズは、世界各国の1万2,000のパートナーと提携し、より安全で環境に配慮した、いつでもどこでもつながる世界へ向けた、革新的で高品質なソリューションを設計、製造、提供します。詳細についてはリテルヒューズのウェブサイトlittelfuse.comをご覧ください。

本製品に関するお問い合わせ
Littelfuseジャパン合同会社
担当:宗形
TEL:03-6435-0750、 FAX:03-3453-5505
E-mail:tmunakata@littelfuse.com


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