Cohda WirelessとSaskenがコネクテッド車両のV2X採用を加速するために連携

Cohda WirelessとSaskenがコネクテッド車両のV2X採用を加速するために連携

AsiaNet 79065 （1011）


【アデレード（オーストラリア）、ベンガルール（インド）2019年6月5日PR Newswire＝共同通信JBN】コネクテッド自動運転車両技術において世界的リーダーであるCohda Wirelessと、大手製品エンジニアリングかつデジタル変換サービスプロバイダーである Sasken Technologies Ltd.（BSE：532663）（NSE：SASKEN）は5日、セルラーまたはDSRC（専用狭域通信）技術を活用して、コネクテッド車両領域にV2X（ビークル・ツー・エニシング）の採用を加速するための戦略的テクノロジー・パートナーシップを発表した。両社は、Cohda Wirelessの DSRC/C-V2X（セルラーV2X）スタックとアプリケーションを組み合わせたSaskenのTCUソフトウエアとミドルウエアを含む完全なTCU（テレマティクス制御ユニット）ソフトウエア・リファレンスデザインを作成するために協力してきた。

Cohda Wirelessのチーフエンジニアであるファビアン・キュア氏は「このパートナーシップは、OEM、ティア1、政府の交通当局イニシアチブの市場化時間を大幅に改善することになるので、世界的に重要だ。車両生産における先進運転支援システム（ADAS）の統合は非常に複雑であり、CohdaとSasken共同の経験は市場に独自のワンストップ・ソリューションを示す」と述べた。

キュア氏はさらに、「Cohdaは、2つの自動車メーカー・プラットフォームにV2Xソフトウエアを統合した唯一の会社であり、Saskenは車両統合に関する幅広い専門知識を持っている。このパートナーシップは、道路交通システムをより安全でスマートにする重要なマイルストーンを示すものだ」と述べた。

Saskenは、統合コックピットシステムと自動運転領域で製品エンジニアリング・ソリューションを提供しているいくつかの大手ティア1およびOEMの優先パートナーだ。自動車業界におけるSaskenの10年以上の専門知識は、大手シリコンベンダーとの強力なパートナーシップと通信領域における広範な経験に裏打ちされている。

Saskenの副社長兼自動車ビジネス部門トップのカルバン・ニコルス氏は「今回の提携を通じてわれわれは、自動運転車両、公共交通機関、大型車両業界に有益となる最高クラスのテレマティクス・リファレンスデザインの作成を目指している。現在、テレマティクス、V2Xおよび複雑性をもたらす別々の電子モジュールにおける車両通信ソフトウエア･プロトコルの大規模な統合が起きている。このソリューションによって、OEMとティア1が自社の製品開発時間を合理化し、市場投入を速めるために利用できるリファレンスデザインに、さまざまなソフトウエアの要件を統合できる」と述べた。

Cohda WirelessとSaskenは、コネクテッド車両分野で培った知識を共に活用して、道路交通をより安全に、より環境に優しく、よりスマートにする。

Cohda Wirelessに関する詳細は、www.cohdawireless.com を参照。

▽報道関係問い合わせ先
grant@grantlaw.com.au

Saskenに関する詳細は、www.sasken.comを参照。

▽ビジネス関係問い合わせ先
calvin.nichols@sasken.com

▽報道関係問い合わせ先
pr@sasken.com

ソース：Sasken Technologies Limited