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【北京2019年9月16日新華社=共同通信JBN】中国外務省は9月12日、「China in the New Era: Innovative Hunan Embracing the World(新時代の中国:世界を受け入れる革新的な湖南省)」をテーマに、世界的なプロモーションイベントを開催した。
このプロモーションは中国外務省と湖南省人民政府が共催したもので、中華人民共和国の成立からの、湖南の経済と社会の発展の大きな実績を示すことを目標にしている。湖南省がどのようにして一帯一路構想を促進しているのか、そして湖南が東部沿岸地域と中央・西部地域、長江経済ベルトと開放された沿岸経済ベルトを結び付けるという地理的優位性を活用して発展の道筋を改善していることを提示する。このイベントはさまざまな関係者が湖南をより深く理解し、協力を拡大するプラットフォームの実現を確実にする。
「湘」と略される湖南省は中国中部における輸送の鍵を握っている。中国革命の揺り籠としても知られる湖南省は多くの偉人の古里である。同省はその発展とともに、先駆的・革新的な精神によって他の人々から力を引き出して自らを開放してきた。このようにして威厳があって奥深い文化は育成されてきた。
ここ湖南では、人々は古代の中国南部における青銅器時代が3000年前に栄えた理由を発見して目を見張り、世界で最も良好に保存されたミイラの1つである辛追、またはレディ・ダイと名付けられた2000歳の女性を称賛することができる。あるいは、人々は余暇の時間に1000年の歴史を持つ岳麓書院を散策するか、張家界市にあるハリウッドの大ヒット作アバターに登場する「Hallelujah Mountains」の現場を訪れて没入型の体験を楽しむことができる。もし中国農村部の経済の向上を理解したいなら、湖南西部を対象にした中国の正確な貧困緩和政策の典型的な例である十八洞村を必ず訪問すべきである。岳麓山カレッジタウンや馬欄山ビデオ文化・クリエーティブコミュニティーといったプロジェクト構築を実際に見ることにより、人々は繁栄する湖南を見ることになるだろう。
近年、湖南はイノベーション主導による開放と発展を追求して興隆することに全力で取り組んでいる。そのため、科学と技術、生産、文化、貧困の緩和といった分野で新たな成功が達成され、高品質な成長を確実にしている。中国の他の地域と同様に、湖南は過去70年にわたる実績を誇っている。1949年には17億7000万元だったGDPは3兆6400億元に跳ね上がって中国で8位にランクされ、1人当たりGDPは10米ドル未満だったのが8000米ドルに成長した。
湖南は高品質な発展を追求する取り組みを加速する中、イノベーションと開放の促進を続けている。この関係では、湖南はフォーチュン・グローバル500企業との協力による産業チェーンの向上ならびに法に基づいた国際的で市場指向の健全なビジネス環境の形成に向けて行動している。湖南は200以上の国・地域との貿易関係を強化し、フォーチュン・グローバル企業173社とのプロジェクト、あるいは投資を引き付けている。その一方、湖南の1500社以上は92の国・地域で事業を拡大し、対外投資の総額は233億8200万米ドルに達している。
スーパーコンピューター、スーパーハイブリッド米、磁気浮上、北斗衛星測位システム、深海採掘といった最先端テクノロジーと活況なインテリジェント製造は、湖南がイノベーションを推進する中で、同省の輝く「ブランドネーム」になった。その上、中国製高速鉄道の中枢部品の約半数は湖南製である。10基の小型航空機エンジンのうちの9基は湖南で生産され、世界のコンクリート機械生産の80%に寄与している。瀏陽市は中国の花火輸出の60%を占めている。一方、醴陵や株洲といった湖南の他の都市は、陶製カップと電気機関車でそれぞれ25%と20%の市場シェアがある。
革新的で開放された湖南は希望の地であり、ビジネスの明るい未来を約束し、世界の多数の主要都市からの大きな関心を引き付けている。例えば2019 China(Changsha)International Construction Equipment Exhibition(2019年中国(長沙)国際建設機器展示会)は1152の中国・海外の建設機器関係の企業を招待した。The first China-Africa Economic and Trade Expo(第1回中国アフリカ経済貿易博覧会)には53カ国から多数の展示者、国際組織と機関が参加し、湖南は大きな成功を収めた。
ソース: The People's Government of Hunan Province
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(写真説明:スマート製造部門で説明を受ける外国人ゲスト)
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