日本テレビ放送網株式会社
株式会社NTTドコモ
「ラグビーワールドカップ2019TM 日本大会」で5Gプレサービスを利用した日本初のテレビ生中継の映像素材伝送に成功
~5G商用サービスと同等の環境で4Kカメラ映像の伝送を実施~
日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)と、ラグビーワールドカップ2019のトーナメントサプライヤーである株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、2019年9月21日(土)に行われた「ラグビーワールドカップ2019 ニュージーランドv南アフリカ」の一部において、5Gプレサービス※1を活用した4Kカメラ映像の伝送をテレビ生中継番組に利用する実験を実施しました。
5G商用サービスと同様の環境である5G通信をテレビ生中継に活用する事例は、日本初となります。
テレビの生中継において、テレビ局の外からイベント中継などを行う際は、中継先の映像をテレビ局までケーブルあるいはFPUなどの専用の無線回線を利用して伝送しています。
今回、5G通信環境において、4Kカメラの映像を5Gプレサービス対応端末※2経由で伝送することで、撮影場所からケーブル伝送することなく大容量の映像を伝送させることができました。また、今回の検証では5Gの商用サービス開始時と同等の5Gネットワーク環境を使用したことで、より実サービスに近い条件での実験に成功しました。
ドコモは、「ラグビーワールドカップ2019TM 日本大会」での新しい観戦スタイルの提供といったサービスを通じて5Gで実現する世界を体感いただくことで、新たな価値創造や社会課題の解決につながる取り組みを展開してまいります。
詳細は別紙をご参考ください。
※1 次世代移動通信システム「5G」として割り当てられた周波数帯および商用装置を用いた環境
(商用サービス時と同等となる環境)
※2 今回使用する5Gプレサービス対応端末については、一般販売いたしません。
* TM © Rugby World Cup Limited 2015. All rights reserved.
別紙
取組みの概要について
1.実施内容
今回の取組みでは、「ラグビーワールドカップ2019 ニュージーランドv南アフリカ」において、4Kカメラで撮影したスタジアムの外観映像を、5Gプレサービス対応端末経由で5Gネットワークへ繋ぎ、日本テレビ本社まで伝送しました。日本テレビ本社内の放送設備経由で、BS日本の番組内において、一部中継映像として使用しました。
<実証実験イメージ>
【画像: (リンク ») 】
2.日時・場所
■ラグビーワールドカップ2019 ニュージーランドv南アフリカ
日時:2019年9月21日(土)18:45 キックオフ
場所:横浜国際総合競技場西ゲート付近
3.各社の役割
■日本テレビ
・本企画立案
・4Kカメラでの撮影
・テレビ中継の運用
■ドコモ
・5Gプレサービス環境の提供
・5Gプレサービス対応端末の貸与
4.実証実験模様
【画像: (リンク ») 】
(4K映像を5Gプレサービス対応端末にて伝送)
【画像: (リンク ») 】
(5Gプレサービス対応端末)
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