メール誤送信の最大の原因となる宛先誤りをAIが警告 メール誤送信防止ソフト「CipherCraft®/Mail 7」に10月30日から新オプション

NTTテクノクロス株式会社

2019-10-01 11:00

NTTテクノクロス株式会社(以下、NTTテクノクロス 本社:東京都港区芝浦、代表取締役社長:串間和彦)は、メール誤送信防止ソフト「CipherCraft/Mail 7(サイファークラフトメール セブン)」の新オプション「AI+(エーアイプラス)」を2019年10月30日に提供開始します。「AI+」オプションは、ルールによる制御や人によるチェックでは気づきにくいメール誤送信リスクをAI (機械学習)で検知し、メール誤送信防止をサポートします。
■背景
 メールからの情報漏えいを防ぐためNTTテクノクロスでは、これまでもメール送信前に人間工学*1の考えを取り入れた確認画面を採用し、メール誤送信を大幅に減少させてきました。しかしメール誤送信の多くはヒューマンエラーが原因で起こるため、完全に防ぐことは極めて難しい課題です。
メール誤送信防止ソフトを2003年から販売している中で、多くのインシデント情報をNTTテクノクロスが独自に分析した結果、メール誤送信事故の原因の約40%が宛先確認誤り(同姓の人へ誤送信、同報者誤り)であることが判明しています。企業はインシデントを防ごうと、メールの運用ルールを試行錯誤していますが、細かすぎるルールは業務負担を増大させてしまい、効果的なルールが作れていないというのが現状です。
メール誤送信防止市場12年連続シェアNo.1*2の実績を誇るNTTテクノクロスは、ヒトだけでは防げないメール誤送信を、CipherCraft/MailにAI機能を搭載することで「ゼロ」にするサポートをします。

■特長
(1)送信頻度が少ないメールアドレスをAIが警告
 メール送信ボタンが押されたあとに、AIが送信者の履歴から送信頻度を判定し、初めて送信する宛先、または送信頻度が少ない宛先には、警告を表示します。さらにメール送信者だけでなくCipherCraft/Mail 7を導入する組織内でも頻度が少ないようであれば「組織内でも送信頻度の少ない宛先です。」と警告します。これにより誤送信の最大の原因である同姓誤り、例えば同じ企業でも似ている名前のメールアドレスへの誤送信に事前に気づくことができます。

(2)メールアドレスの誤った組み合わせをAIが警告
 複数のメールアドレスに同報する場合、個々のメールアドレスに対して送信履歴はあるが、初めて送るメールアドレスの組み合わせ、または送信頻度が少ないメールアドレスの組み合わせをAI が検知します。例えば、A社とB社に頻繁にメールを送信しているような場合において、A社のみに送るメールにB社を同報してしまった場合、不適切なアドレス混入としてAIが検知し、「宛先の組み合わせに注意してください。」と警告します。

■価格(税別)
100ユーザあたり 製品本体:16万円/年 「AI+」オプション:6万円/年

■CipherCraft/Mailとは
 メール誤送信防止・暗号化対策ソフト「CipherCraft®/Mail (サイファークラフト メール)」は、メール送信前の再確認や、添付ファイル暗号化により、情報漏えいを防ぎます。2003年から販売を開始し、12年連続国内シェアトップを獲得しています。 (リンク »)

用語解説

*1:人間工学
人間が可能な限り自然な動きや状態で使えるように物や環境を設計し、人々が安全に(事故・ミスを可能な限り少なく)作業効率を高めることを目的としている学問のこと。
*2:メール誤送信防止市場12年連続シェアNo.1
ミック経済研究所 サイバーセキュリティソリューション市場の現状と将来展望2019【Web&メールセキュリティ編】

*「CipherCraft」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。

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