Digi Internationalは、NXPの最新のi.MX 8M Nanoアプリケーションプロセッサの早期アクセスパートナーとして選ばれました。「Digi ConnectCore 8M Nano」SOMは、先進的なコネクティビティとマルチメディア機能を備えたスケーラブルで省電力のArm Cortex-A53およびCortex-M7コアを搭載します。
この高度に統合された費用対効果の高いSOMプラットフォームは、認証済みのワイヤレスコネクティビティ、デバイスセキュリティフレームワーク、リモートマネジメント、クラウドインテグレーション、Yocto Projectベースのすべて揃ったLinuxソフトウェアプラットフォームを備えています。Digi ConnectCoreは、組込み製品開発を簡素化し、製品メーカーがコアコンピテンシーに集中し、個別の部品設計より50%低い開発コストとリスクで12~18カ月早く市場に投入できるようにします。
Digi ConnectCore 8M Nanoは、性能、電力、コストの最適なバランスを実現しており、幅広い産業・医療機器やIoT(Internet of Things)、ヒューマンマシンインタフェース(HMI)、機器モニタリング、オーディオ/音声、エッジコンピューティング、機械学習(異常検出など)といったアプリケーションに適しています。
Digi独自の特徴は次のとおりです。
● Digi Embedded Yocto …… フルにテスト・メンテナンスされたBSPおよび、セキュリティ、パワーマネジメント、ワイヤレスコネクティビティを実現するAPIXソフトウェア拡張機能を備えた、オープンソースの製品化対応Linuxディストリビューション
● 認証済みのワイヤレスコネクティビティ(デュアルバンド802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5、ギガビットイーサネット)
● Digi TrustFence……セキュアなコネクテッド製品の構築を容易にする、統合されテストされた完全なデバイスセキュリティフレームワーク
● Digi Microcontroller Assist(MCA)……先進のパワーマネジメント、セキュリティ、ペリフェラルサポート、システム信頼性運用を支援するオンボードサブシステム
● Digi SMTplus……ボードとSOM間のコネクタコストを削減し、性能と信頼性、物理的セキュリティを向上させるコンパクトでロープロファイルの実装テクノロジー
● Digi Remote Manager(DRM)……ポリシーベースのファームウェアアップデート、コンフィグレーション管理、デバイスヘルスモニタリングを含むクラウドベースのデバイスマネジメント機能
● Digi XBeeソフトウェアインテグレーション……近距離(802.15.4 / Zigbee)、長距離(868/900 MHz)、セルラー(LTE Cat- 1、LTE-M、NB-IoT)対応の認証済み通信モジュールファミリでの幅広いワイヤレスオプション
ConnectCore i.MXファミリへのこれらの最新の追加により、堅牢なSOMポートフォリオが強化され、製品開発者により多くの選択肢を提供、組織は共通のプラットフォームでの標準化により幅広い製品要件に対応できます。
「NXPとの連携により、 “ハードウェアとソフトウェア両面”でのコネクティビティソリューションを約束し、当社のConnectCoreファミリを拡張しています、。NXPのi.MXアプリケーションプロセッサテクノロジーの進歩と製品の長期供給への取り組みにより、インダストリアルや医療のカスタマの技術的ニーズとビジネスニーズの両方を満たす将来性のあるソリューションを提供できます」と、Digi Internationalのプロダクトマネジメントディレクタ、マーク・ティキップは話しています。
「Digiを早期アクセスパートナーとして選んだのは、i.MXベースのSOMを市場に投入してカスタマリスクを軽減し、製品開発サイクルを加速させた強力な実績があるためです。DigiはNXP i.MX 8M Nanoを最大限に活用し、ソフトウェアの強化、セキュリティフレームワーク、幅広いワイヤレスコネクティビティオプションといった重要な要素を追加しました。これらの拡張機能は、OEMカスタマがまさに必要と期待をしているものです」と、i.MX Ecosystem Managementのディレクタであるロバート・トンプソン氏は話しています。
■製品の入手について
Digi ConnectCore 8M Nano開発キットとソフトウェアは、2020年2月にグローバルの販売パートナーを通じて入手可能になります。詳細については、 (リンク ») をご覧ください。
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