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記事集:クラウドのネットワーク監視

子育て経験のあるLGBT当事者125名が子育て調査に回答

株式会社プラップジャパン

From: Digital PR Platform

2019-12-12 14:28


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特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ(大阪市北区、代表:村木真紀)と、株式会社プラップジャパン(東京都港区、代表取締役社長:鈴木勇夫)は、LGBTなどの性的マイノリティ(以下、LGBT)当事者の子育てに関する課題を浮き彫りにするため、あらゆる人を対象に子育てに関する調査を実施し、また、その結果をもとに多様な子育てを伝える「にじいろ子育て手帳」を作成いたしました。虹色ダイバーシティとプラップジャパンは、2016年より様々な企業・団体が抱える、LGBTに関するコミュニケーション上の課題を解決するための共同プロジェクト「虹色PRパートナー」を結成し、様々な活動をしてまいりました。本プロジェクトもその一環として実施したものです。また、本プロジェクトは、株式会社TENGA(東京都港区、代表取締役社長:松本光⼀)が2018年に展開したチャリティ商品「TENGA RAINBOW PRIDE CUP 2018」の収益より寄付を受け実施したものです。

近年、共働き家庭が過半数を超え、離婚率が上昇するなど家族の形は多様になってきており、また、男性の育休取得推進や日本人女性の国際結婚の増加などにより、家族のあり方や子育てに対する意識も変化してきています。その中で、これまで可視化されてこなかったLGBT当事者の子育てという切り口から、多様化する家族や子育てに関する課題を調査いたしました。有効回答者数1,214人、うち125人は子育て経験のあるLGBT当事者から回答が寄せられました。
(調査詳細は (リンク ») にて公開)

-------------------◆調査結果のハイライト◆ -----------------------
1)男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく育てるべきだと思う人は2%以下
「そう思う」と回答したのはLGBT当事者が2.13%、非当事者が1.84%。男女の性差ではなく、その子が持っている個性を大事にしたい、あるいはこれまでのジェンダー感には当てはめたくないという強い意識が明らかに。

2)教育機関の中で、女/男らしさや、性のあり方に関して、嫌だったことや困難を、子ども時代に最も感じたのは中学校で、LGBT当事者が保護者の立場で最も感じるのは幼稚園
一方、教育機関においては男女の性差を前提とした取り組みが多く、子ども/親どちらの立場でも困難を抱えている人が存在。どちらにおいてもLGBT当事者の方が、困難があったという回答が多い。具体的な内容としては、男女での色分けや制服の違い、男尊女卑などを挙げる人が多く、特に保護者の立場では、パパ/ママで役割が違ったり、グループ分けされることが多い幼稚園での困難をあげる声が目立った。特にトランスジェンダーの困難が大きいことが伺える。

3)約87%が自分の子どもがLGBTだとしたら社会の差別に対して不安に思う(そう思う+ある程度そう思う)
LGBTに対して社会的な課題意識は高まってきてはいるものの、実際に自分の子どもがLGBT当事者だったとしたらと仮定してみると、社会の差別というものが見えてくる。家族や子育てという面だけをとってみても、LBGT当事者が、家族を作ろうと思っても同性での法的な婚姻関係は日本では認められず、子どもが欲しいと思ったら、その子どもは法的安全性が不安定な可能性が高い(本調査では、LGBT当事者が育てる子どもの遺伝的な父親は、66%が自分あるいは現在のパートナー以外であった)。自分の子どもがLGBTであっても何の心配もない、といえる社会の実現に必要なことは何か考えさせられる。
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おそらく日本で初めて、子育て経験があるLGBT当事者100人以上の声が可視化された本調査から見えてきたのは、「〇〇らしく」、「〇〇なんだから」というステレオタイプに対する違和感です。「〇〇」には、男女という性別の他に、母親/父親という役割も当てはまります。しかし、この感覚は決して当事者のみが感じてきたものではなく、程度の差こそあれ非当事者も、誰もが同じく悩んできたものであることも分かりました。一方で、LGBT当事者ならではの子育てや学校生活における困りごとも顕在化しました。この結果をもとに、子育てをする全ての人に対して「らしさ」を押し付けないこれからの子育てのヒントを届けるために、また、子育てをするLGBT当事者の困難をサポートするために、「にじいろ子育て手帳」を作成しました。この冊子は、虹色ダイバーシティのHPから誰でもダウンロード可能です。
本プロジェクトが、今後ますます多様化する社会や家族において、子どもが伸び伸びと自分らしくいられるために、保護者は、教育者は、社会は何をすべきなのかを考えるきっかけになることを期待しています。

特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ 代表 村木 真紀 氏コメント
「今回の調査を通じて、子育てや教育機関における、ジェンダーに起因する困難や課題が見えてきました。特に困難を感じる傾向は当事者により顕著に表れています。例えば、中学校で性のあり方に関して困難を感じたことがあったと回答した当事者は8割以上。また、子育て経験がある当事者の半数以上が、子育ての悩みを医療・福祉関係者に相談していない事実も明らかになりました。現状では、当事者も非当事者も多くの人が『LGBTの親は子育てしにくい』、『子どもがLGBT当事者だったら社会の差別が不安』だと思っているということが浮かび上がってきたのです。
子どもたちも、保護者も、そして家族の形もまた多様です。調査結果と当事者団体の声をもとに作成した『にじいろ子育て手帳』が、困難を抱える人の一助となることを願っています。」

【特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティについて】
虹色ダイバーシティは、LGBT等の性的マイノリティがいきいきと働ける職場づくりをめざして、調査・講演活動、コンサルティング事業等を行っているNPO法人です。誰もが自分らしさを活かせる職場、多様性を尊重する環境は、経営にも社会にもよい作用をもたらします。虹色ダイバーシティは、性的マイノリティが、どの職場においても、性的指向・性自認・性表現に関して不当に貶められず、公正に扱われ、周囲の人と協力しながら、心身の健康を気遣い、いきいきと持てる力を発揮できる社会を目指して活動しています。
URL: (リンク »)


◆にじいろ子育て調査概要◆
調査主体: 特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ
協力: 株式会社TENGA、株式会社プラップジャパン、にじいろかぞく
設問監修: 石田 仁(社会学者)
回答者数: 1,434人(有効回答数:1,214人、うち子育て経験のあるLGBT当事者125人)
設問数: 全29問(すべて任意回答のため、設問によって回答数が異なる)
調査形式: ウェブ上のアンケートフォームを利用(SurveyMonkey 有料版)
調査方法: 東京レインボープライドでのチラシ配布、ウェブサイト、SNS、講演会 等で周知(Twitter、Facebookには広告も掲載)
回収期間: 2019/4/26-5/19 (24日間)
結果詳細は下記に公開
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◆にじいろ子育て手帳概要◆
タイトル: にじいろ子育て手帳(第1版 2019年11月発行)
発行: 特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ
協力: 株式会社TENGA、株式会社プラップジャパン、にじいろかぞく、lag、鈴木 茂義
調査協力: 石田 仁
イラスト: 坪本 幸樹
レイアウト: 妹尾 亜留美
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