ダイキン工業 十河社長 兼 CEO 年頭あいさつ(要旨)

ダイキン工業株式会社

From: 共同通信PRワイヤー

2020-01-06 11:00

2020/1/1

ダイキン工業株式会社

2020年 ダイキン工業グループ年頭方針
3つの協創を加速して 変化の時代を勝ち抜こう

本年は、世界経済の不透明感が増し、向かい風が強い1年になると思われます。また“グローバル競争の激化”、“デジタル経済化の進展”など、経済・産業・社会構造は大きな変革期を迎えています。こうしたなかで、当社は常に世の中の動向を見ながら変化の兆しを捉え、先手先手の施策の展開で、変化し続ける市場と多様化する顧客の価値観に応えていく必要があります。昨年の年頭方針では「3つの協創」を行動指針に掲げましたが、本年はこれを具体的なアクションプランまで落とし込み、徹底した実行と成果創出を求めます。

 1つ目は「顧客との協創」です。プロダクトアウトの発想を排し、「顧客の声を真に聴き取る」カスタマーインの行動が肝要です。体験型のショールームや魅力あるホームページなど、顧客とダイレクトにつながる場を増やし、顧客一人ひとり、一社一社から真のニーズや潜在的な課題をつかみとり、新たな商品・サービスの創造、またeコマース事業の強化に活かしていきます。

 2つ目は「外部との協創」です。グローバル化とデジタル経済化の時代に、すべての経営資源を自社で賄っていては、市場や顧客のニーズに素早く対応することはできません。当社は現在、東京大学や大阪大学、中国の清華大学などとの産学連携を進めており、新たな協創テーマも徐々に生まれつつあります。また異業種メーカーやベンチャーなど他社との産産連携で、足元の課題解決に加え、新しい事業モデルの構築に取り組んでいます。自前の独自技術を絶えず磨き続けるとともに、その技術を外部技術と融合し、新たな技術・商品・サービス・ビジネスモデルを、他社に先駆けて事業化します。

 3つ目は「グループ内の協創」です。グループ・組織横断的な課題が増える中、自部門や担当領域での責任に留まった「縦割り」意識や、「部分最適」の組織運営を続けていては、変化の時代に勝ち続けることはできません。開発・調達・生産・販売・サービスなど各機能が一体となった有機的な事業運営に加え、本社とグローバル拠点間の連携強化が重要です。役員・幹部が「全体最適」の視点でリーダーシップを発揮し、「ヨコの連携」を強化することで、グループの総合力を一段と高めていきましょう。

 これら「3つの協創」を実践し、着実に成果につなげていくうえで最も重要となるのは、猛スピードで変化する社会や技術に対して、恐れを持たず自らを変えていけるかどうかです。変化の中にチャンスがあり、そこに我々の未来があると信じ、「日々新たに」の精神、進取の気概で、変化の時代を切り拓いていこうではありませんか。


<2020年 ダイキン工業グループ年頭方針の骨子>
1.先見性のある経営力と徹底した実行力を、変化の時代に活かそう
2.「3つの協創」を徹底し、事業拡大を加速しよう
 ①「顧客との協創」を加速し、カスタマーインの商品・サービスを提供しよう
 ②「外部との協創」を加速し、協業テーマを事業化につなげよう
 ③「グループ内の協創」を加速し、グループの総合力を発揮しよう
3.「3つの協創」を実現するために、進取の精神で「日々新たに」行動しよう




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