四国東南に位置する「徳島県阿南市と高知県室戸市、高知県安芸市」の3市では、 四国東南部広域観光を促進するために各市の頭文字を採って命名した【AMA地域連携推進協議会】を10年前に立ち上げました。発足してこれまで 県域を越えて3市で連携を図りながら、各市の特徴を生かした周遊型観光を提案したPR活動を行ってまいりました。
広域観光連携を発足して10周年を迎える今年は、 AMAの地域から一番近い大都市圏の関西圏で 、更にAMA地域の魅力を知ってもらう事を目的に 2月22日(土)に 阪急大阪駅BIG MANウエスト前にて「AMAをご存知!?」フェアを開催致しました。
フェアでは、AMA各市の早春の観光情報や食の魅力のご紹介として、各市の特産品販売を行いました。会場の周辺では、アンケート回答者限定300名様に豪華特産品を配布。会場に集まって頂いた観客の皆さんには、楽しみながらAMAの魅力を知って頂けるような仕掛けとして、AMA地域の特産品(5000 円分~1000円分)が当たるじゃんけん大会を各3回にわたり行い、1日限定のフェアは終始大盛況に終わりました。
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~各市の特徴と春の観光情報~
AMA地域は、太平洋に面した温暖気候の為、本州よりも一足先に春の見ごろを迎えます。
観光の見どころとしておススメしたいのが、今が見頃を迎える【季節の花々】です。
阿南市では、個人宅の庭で一般公開されている”住吉菖蒲園”の1,000株もの菖蒲が5月下旬~6月下旬頃に見ごろを迎えます。
室戸市では、室戸随一の桜の名所である県立広域公園の2,000本もの桜が2月~3月頃に咲き誇り、早咲きの品種も多く植えられています。
安芸市では、4月になると 内原野公園に植えられている約1万5千本のつつじが園内を艶やかに彩ります。
AMAの地域には、一歩足を踏み入れると、都会では味わえない田舎ならではの豊かな風景や珍しい景観が多く存在するところも魅力の一つです。
”AMA”のAの阿南市は、紀伊水道と太平洋に面した室戸阿南海岸国定公園の北端に位置し、竹林も多く、日本一のタケノコの生産量を誇ります。また青色発光ダイオードなど、蛍光体やダイオードの一大産地と共に、「四国で最初に太陽が昇る町」である事から【光のまち阿南】としてPRをしています。食では、鱧やタケノコ、伊勢エビなどを使ったグルメが人気です。
今年の阿南市の春のおススメ観光情報は、 近畿灘を一望できる、日帰り入浴施設「かもだ岬温泉センター」です。室戸阿南海岸国定公園の中でも絶景の蒲生田岬。そのふもとに位置し、温泉からの眺めは全国の秘湯を訪れた旅人も「こんな素晴しい景色があったのか」と感動を覚える事間違いなし。
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"AMA"のM室戸市は、大地が誕生する最前線である「室戸岬」があり、ユネスコの世界ジオパークに認定されています。海岸線だけではなく、樹齢1000年を超える「天然杉の群生地」や亜熱帯植物の「アコウの木」など、貴重な自然が残っています。また、海岸からすぐ深海になっているために、漁場が近く、新鮮な魚がすぐ水揚げされて食べることができます。特にキンメは西日本一の水揚げ量を誇ります。
今年の室戸のおススメ観光情報は、室戸阿南国定公園にある「室戸岬」の山頂に今年2月にオープンしたコンテナグランピング宿泊施設「MUROTO Base 55」です。四国初の完全オリジナルコンテナがまるごと宿泊ルームとなっていて、施設内のインテリアから小物に至るまですべてをIKEAでコーディネート! コンテナルーム8部屋は、すべてIKEA のインテリアコンセプトに合わせて、それぞれの部屋毎に違う世界観でコーディネートされています。 中庭にはIKEAアウトドアファニチャーを利用したソファーやハンモック、BBQ テーブルなども用意され、ロビー棟にもIKEAファニチャーでゆっくりとくつろげる空間を提供しています。シャワー棟やトイレ棟、フリーキッチンのある多目的棟もあり、キャンプを気軽に快適に楽しめます。 近くには、運動公園やイルカを触れあえるドルフィンセンター、世界ジオパークの海岸線などもあり、グランピングをしながら室戸の雄大な自然や恵みを堪能できます。
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”AMA”のA の安芸市は、太平洋に面した漁港を持つと共に、豊かな土壌と日照により、多くの野菜が生産されており、「ナス」や「ゆず」は日本有数の生産地を誇ります。また、歴史的にも土佐藩家老の城下町として栄え、あの三菱の創業者である「岩崎彌太郎」の生まれた町でもあります。食では、なんと言っても「しらす」が有名であり、水揚げしてすぐに釜揚げで食べる安芸「釜あげちりめん丼」は大人気になっています。
今年の安芸市のおススメ観光情報は、自然が創り出した天然のタイムマシン、天然記念物のシダが群生する「伊尾木洞」です。 安芸市を国道55号線沿いに東へ進み、市街地をはずれたところの道沿いに伊尾木洞はあります。コンクリートの道から一歩踏み出すと、まるで数万年前の時代にタイムスリップしたかのような景色が目に飛び込んできます。 この洞窟は周辺が海だった頃、波の浸食により出来た天然の海食洞で、高さは足を浸すくらいの水が流れ出ており、洞窟の壁には貝の化石が見られるところもあります。この洞窟周辺の壁面と、その先の渓の岸には天然記念物のシダ植物が生えており、大正15年にこのシダ群落すべてが国の天然記念物に指定されています。地下に広がる洞窟とは違い、木々の中の渓谷の底を散策するので、軽装で楽しめ、一番奥には自然の滝もあり、まるで映画の世界に紛れ込んだような空間で森林浴も楽しめます。
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是非、早春の観光としてAMA地域に足を運んで頂けたらと思います。
【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名] AMA地域連携推進協議会
[部署名]
[担当者名]野崎一生
[TEL]0887-35-1011
[Email]shokou@city.aki.lg.jp
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。