C/C++, Java, Microsoft .NET に対応した SL-GMS は、米国 SL 社のロングセラー製品であり、世界で最もミッションクリティカルな制御システム (DCS/SCADA) のコンテンツリッチながらもコンパクトで高速なダイナミック GUI/HMI ならびにシステム専用のカスタムエディタが開発されて運用・組み込み再販されています。SL-GMS Developer for .NET は、Microsoft .NET Framework における Visual Studio を使ったリアルタイムアプリケーションの開発に特化した製品です。
UNIX から Linux, Windows へ、32 bit から 64 bit ネイティブ化、C/C++ から ActiveX, Java, Microsoft .NET へ展開してきた SL-GMS では、1983 年以来 35 年以上にわたり、共通の SL-GMSDraw エディタで開発した動的グラフィックモデルは OS バージョンで上位互換性を保持し、さらに異なる OS プラットフォームやフレームワーク間で移植性を提供し、ライフサイクルが 10 年から 15 年におよぶ高度な制御システムのシステム更改を支援してきました。
そのパワフルな SL-GMSDraw エディタは、複雑で多数のグラフィック監視画面の開発・保守コストを激減し、さらには SL-GMS のユニークなカスタムエディタ構築技術によって、高度な制御システムの TCO (総所有コスト) を削減できます。さらに、そのカスタムエディタオプションによって、開発に多数の人年工数がかかる制御システム専用の編集環境をわずか数人月の容易さで実現し、エンドユーザ顧客やフィールドメンテナンスに提供することが可能です。
また、高対話性ながらも比類なくコンパクトな SL-GMS により、Visual Studioで開発した同じデスクトップアプリケーションをそのまま透過的にリモート/Web 運用でき、ローカル運用と同等に高い性能でモバイルからもアクセスできます。
SL-GMS ならびに Custom Editor は国内においても、電力・エネルギー監視、空港・鉄道・道路などの設備監視、ビル管理 (BA)、セキュリティ監視、水処理、製造ライン監視などのさまざまな制御システム (DCS/SCADA) に組み込まれて再販されており、日本の社会インフラを支えるシステム構築の一端を担ってきました。
最新の Windows 10, Windows Server 2019, Visual Studio 2019 をサポートしている SL-GMS Developer for .NET ならびに Custom Editor for .NET オプションの新 V5.2a では、下記などを含む拡張機能を提供しています。
- 新しい動的グラフ機能の追加: 対話的なしきい値の変更とそれに伴う棒の色の更新 (棒グラフ)、データ値の表示 (棒グラフ)、カーソルによる対話的なグラフ値の確認 (折れ線グラフ)、新しいステップ (階段) グラフの追加。
- SL-GMSDraw 拡張: 見栄えを Windows のモダンルックに変更できるオプションの追加、SL-GMSDraw のカレントディレクトリを変更するメニューの追加など。
- その他: デフォルトカラー定義のサンプル追加、SL-GMS 実行中のモデルを保存する新しい API の追加など。
■ SL 社 (SL Corporation) について:
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1983 年以来、35 年以上にわたって、リアルタイムデータのダイナミックでグラフィックな可視化と監視で業界をリードしてきた、専門メーカーです。顧客企業は SL 社の技術を活用し、リアルタイムなサービス/ビジネスアクティビティ監視 (BAM)、オペレーション性能監視、インフラストラクチャ/ミドルウェア監視、プロセス制御や設備監視などの業界特有の監視・制御アプリケーションを、エンドユーザに提供しています。製造業、エネルギー/公益、金融サービス、通信、宇宙/防衛、輸送などの各産業における世界のミッションクリティカルなアプリケーションで、世界 168,000、国内 16,500 以上がライセンスされています。株式会社 SL ジャパンは 1998 年に設立された SL 社の日本法人です。
■ SL-GMS 製品について:
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株式会社 SL ジャパン 広報担当 sl-publicity@sl-j.co.jp
電話 03-3423-6051
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