SL ジャパンは1月24日、Microsoft Windows Vistaに対応したリアルタイムデータ監視および表示グラフィックスソフトウェア「SL-GMS Developer for .NET」および「SL-GMS Custom Editor for .NET」の最新バージョン「3.0c」を世界同時リリースしたことを発表した。
SL-GMS Developer for .NETは、「SL-GMSDraw ダイナミック・グラフィック・エディタ」により、ビジュアルでリッチな画面を対話的に作成し、その動的振る舞いをプレビューにより確認できる。SL-GMSDrawで作成した画面は、SL-GMSのカスタム.NETコントロールによりローディングされ、ライブデータ駆動または対話操作によってダイナミックに動作する。アプリケーションは、Microsoft Visual Studioで構築できる。
一方、SL-GMS Custom Editor for .NETは、監視制御システムやソリューションを開発している企業がアプリケーション固有の機能やデータソースに接続する独自のカスタムエディタを開発できるもの。さまざまなターンキーソリューションや顧客プロセスごとの画面を作成する社内のエンドユーザー、プロセスの変更や拡張に伴い画面を変更する社外のエンドユーザーは、画面をプログラミングすることなくカスタマイズできる。
SLでは、Windows Vistaの正式版がリリースされしだいサポートできるよう、昨年から Windows Vistaのベータ版により、製品の先行開発を行ってきた。