AACSBが起業家精神を高めたビジネススクール25校を選出

AsiaNet 83704 （0597）

【タンパ（米フロリダ州）2020年4月21日PR Newswire＝共同通信JBN】
世界最大のビジネス教育ネットワークであるAACSB（ (リンク ») ）は21日、「Innovations That Inspire（刺激をもたらすイノベーション）」（ (リンク ») ）メンバー・チャレンジに選出されたビジネススクール25校を発表した。毎年恒例のプログラムであるこのチャレンジは、ビジネス教育の分野で変化をもたらすチャンピオンの役割を果たしている世界中の機関を評価承認している。今年のチャレンジではAACSBのCollective Vision for Business Education（ビジネス教育の共有理念）（ (リンク ») ）で定められた5つの機会の1つである「Catalysts for Innovation（イノベーションのための触媒）」（ (リンク ») ）に焦点が当てられた。専門分野をまたがった協力とコミュニティー関与という両分野に注目したこのプログラムで選出されたイノベーションは、起業家精神と新たなビジネス創出を促進しようとするビジネス教育の努力を示す好事例である。

Logo - (リンク »)

以下の影響力のあるイニシアチブは、今年、選出されたイノベーションの一部である。

＊ノーザン・アイオワ大学（University of Northern Iowa）の Succession Iowa （アイオワの継承）（ (リンク ») ）は、事業打ち切りを検討している農村部のオーナーと、このビジネスを将来にわたって成功裏に経営できるのにふさわしい買い手をつなぐ仲介役を果たしている。

＊ヘブライ大学（Hebrew University of Jerusalem）のBiodesign （バイオデザイン）プログラム（ (リンク ») ）は、異なった分野をまたがるチーム基盤の手法を通じ、生物医学の起業家精神と技術の分野でイスラエルの次世代最先端リーダーを育成している。ここでは医療スタッフ、工学部の学生、ビジネススクールの学生が共同で新しい医療器具を開発している。

＊スインバン工科大学（Swinburne University of Technology）のSwinburne Social Startup Studio（スインバン社会的スタートアップ・スタジオ（ (リンク ») ）は初期段階の社会的企業とともにアイデアを試し、社会的企業のエコシステムを強化する知識を構築している。

AACSBのプレジデント兼最高経営責任者（CEO）のトーマス・R・ロビンソン氏は「異分野にまたがって専門家を関与させ、地方そして世界のコミュニティー双方のニーズに対応するイノベーションへの需要は、これまでの時代になかったほど高まっている。研究、教育、コニュニティーへの関与を通じ、起業家精神を高める上で価値ある役割を果たしているとしてこれら25のビジネススクールを選出することを誇りに思う。各スクールの努力は世界中で企業の創出と効率的なリーダーシップを実現している」と述べた。

今回で5年目となるInovations That Inspireチャレンジは、教育、研究、コミュニティーへの関与や奉仕、リーダーシップへの前向きのアプローチを実証している120を超えるビジネススクールを選出してきた。これまでにAACSBのBusiness Education Alliance（ビジネス教育連合）（ (リンク ») ）のメンバーは約1000件のイノベーションを共有し、AACSB のDataDirectシステムに確固とした蓄積を生み出し、各メンバーと産業界に対し情報をもたらし、刺激を与えてきた。

取り上げられたすべてのイノベーションの全容については、aacsb.edu/innovations-that-inspire（ (リンク ») ）を参照。

▽AACSB Internationalについて
AACSB International（AACSB）は1916年に創立された世界最大のビジネス教育のアライアンスである。次世代の優秀なリーダーを育成するという共通の目標を達成する目的で教育関係者、学生、企業をつないでいる。AACSBは100超の国・地域で活動し、ビジネス教育分野で関与を促進し、イノベーションを加速し、影響力を拡大している。より良い社会を目指してビジネス教育を変えつつあるAACSBの活動状況についてはaacsb.edu（ (リンク ») ）を参照。

ソース：AACSB International

▽問い合わせ先
AACSB International
MediaRelations@aacsb.edu