英国ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング、ソフトウエア・スタック t|ket⟩ 最新版のリリースを発表

t|ket⟩ v0.5のリリースにより、大幅な機能拡張と改善が実現

クオンティニュアム株式会社

2020-04-24 11:00

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(Cambridge Quantum Computing、CEO:イリアス・カーン、本社:英国ケンブリッジ市、以下CQC)は2020年4月20日、欧米で評価を得ているソフトウエア・スタックかつ量子コンパイラ・フレームワークであるt|ket⟩(TM)(ティケット)0.5のリリースを発表しました。今回の最新版では、既存機能の強化と新機能の追加が行われました。新機能には、AQTやHoneywell Quantum Solutions等によって構築された新しい量子プロセッサ、およびMicrosoft Q#シミュレータとリソース推定に対するバックエンドサポートの追加が含まれます。

t|ket⟩(TM) 0.5は、バックエンドへのよりシンプルなインターフェース、柔軟なパスコンストラクタ、エラー軽減に対する新しいメソッドを備えています。t|ket⟩(TM) 0.5は様々な量子コンピュータや量子シミュレータに効率的にアクセスできる、新しい主要ツールとなるでしょう。

t|ket⟩(TM) 0.5のその他の機能は以下の通りです:

・ 古典制御を含む回路、条件付きゲート、および回路途中での測定のサポート
・ パウリ行列の対角化による測定回数の削減
・ トロッター展開されたHamiltonianに対する新しい最適化ルーティーン
・ 新規のパラメータ化された2キュービットゲート(ESWAPおよびFSim)
・ ログレベルの制御
・ 詳細なゲートエラー情報の検証
・ ルーティングによって導入された暗黙の並べ替えの検証
・ QASMストリーミングAPI
・ API、ドキュメンテーション、パフォーマンスに対する多数の小規模な改善
・ Python 3.8のサポート
・ 依存関係の管理の改善

今回の発表に関する全文は、以下を参照してください。
(リンク »)

以上

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングについて
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(CQC)は、世界をリードする量子コンピューティング・ソフトウエア企業です。ケンブリッジ(英国)、サンフランシスコ、ロンドン、東京のオフィスに、37人の博士号保有者を含む62人を超える科学者を擁し、世界中に大きな影響を与える量子技術の商業化ツールを構築しています。

CQCは、量子ソフトウエアにおいて、とりわけ量子開発プラットフォーム(t|ket⟩TM)、量子化学分野のエンタープライズ・アプリケーション(EUMEN)、量子機械学習(QML)、量子自然言語処理(QNLP)及び量子サイバー・セキュリティー・デバイス(IronBridge TM)などを提供する専門知識を有しています。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社は、その日本法人です。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングの詳細については、www.cambridgequantum.com を参照ください。
t|ket⟩ TMの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。



□ 本件に関するお問い合わせ
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社 広報事務局
(共同PR株式会社)
担当: 小野寺・伊藤・石谷
TEL: 03-3571-5275
E-mail:cqc-pr@kyodo-pr.co.jp

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