クラウドコンピューティングの採用が急激に加速する中、ワークロードをクラウドに移行している企業にとって、データ品質は最大の懸念事項です。データ品質が向上することにより、データの価値が高まり、クラウドへの移行とクラウドデータウェアハウスのモダナイゼーションが迅速になります。また、SaaSアプリケーションのユーザー導入が改善することで、リスクや事業中断の可能性を軽減することができます。しかしながら、IDCが行った調査 によると、企業の60%はデータ品質に関する課題を抱えています(注2)。
このような課題に対応するため、「Cloud Data Quality」ソリューションは、一貫性のあるプロセスと方法論を利用して、データプロファイリングの自動化と拡張、セルフサービスの強化、ハイブリッド環境におけるソース間での一元的なルール管理、データ品質に関する継続的なインサイトを提供します。
これにより、企業はデータ品質の民主化を実現することができます。クラウドアプリケーションの導入を成功させ、アナリティクスから信頼性のあるインサイトを得る上で、極めて重要です。
また、データ品質が向上することで、企業はクラウドデータウェアハウスの生産性と価値を高めることができます。そして、データクレンジングの簡素化や、高品質なデータパイプラインの構築を実現することが可能となります。データの検証、クレンジング、解析、標準化、重複排除に対して実績のある手法を導入することは、クラウドデータウェアハウスからインサイトを引き出す上で重要になります。
今回強化された「Cloud Data Quality」ソリューションの主な特長と機能は下記のとおりです。
• データプロファイリング:「CLAIRE®」が提供するインテリジェンスにより、クラウドアプリケーションのデータソースに基づいて、データ品質ルールを自動的に割り当てます。また、標準のテンプレートでデータをプロファイリングし、データの構造とコンテキストを確認します。さらに、ドリルダウンして詳細を表示し、結果にフィルターをかけ、プロファイルの実行を比較して時間の経過に伴うトレンドを特定します。
• ビジネスルールの定義:ビジネス部門がデータ品質の取り組みを主導できるよう支援するとともに、プロジェクトサイクルを短縮することでIT部門が戦略的なプロジェクトに専念できるようにします。
• 再利用可能なルールの一元管理:データガバナンスを支援するため、企業全体で一貫したデータ品質ルールを適用します。一元管理されたデータ品質ルールを再利用することにより、コストを削減し、データ品質に関する問題解決を効率的に行います。
• 管理と監視:データ品質とデータガバナンスの取り組みを連携させることで継続的にインサイトを提供し、時間の経過に伴うデータ品質の向上を追跡します。
インフォマティカの「Cloud Data Quality」ソリューションは、豊富な実績と強固なオンプレミスのデータ品質を基盤としており、すでにクラウド上で1カ月に1億回以上のデータ検証を処理しています。
同ソリューションは、モジュール式、かつAPI主導型で、AIを利用したiPaaSを基盤としており、追加のコーディングや開発を必要とせずに、データ品質の問題を素早く特定して解決します。企業は、業界で最もセキュアで信頼性の高いエンタープライズiPaaSを活用することにより、インフラ追加投資ではなく、優れた運用性に重点を置くことができます。
(注1)インテリジェントなデータプラットフォームの人工知能
(注2)出典:IDC, End-User Survey Results: Deployment and Data Intelligence in 2019, #US45652419, Nov 2019
インフォマティカについて
インフォマティカは、エンタープライズクラウドデータ管理をリードする唯一の企業であり、データ主導型のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。企業のイノベーションを加速し、俊敏性の向上や新たな成長機会の獲得によって、インテリジェントな破壊的イノベーションを支援しています。また、インフォマティカは企業のデータの力を25年以上にわたり引き出し、世界で9,000社以上の企業がそのソリューションを利用しています。
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本リリースは米国インフォマティカ本社が2020年5月5日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
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