ホテル・観光スポット・デパート・駅など、不特定多数のお客様に対して接客を行う施設では、接客業務の省力化・自動化を目的に、案内ロボットの導入が増加しています。また、案内ロボットはウィズコロナ時代の新しい生活様式として、非接触でお客様応対を行う手段としても注目されています。
NTTテクノクロスは、需要の高まりに合わせ、利用者にも管理者にもより便利で使いやすい案内ロボットを提供するため、AMARYLLISに新たな案内機能とリモート保守機能を追加しました。新機能は、みなとみらい線「みなとみらい駅」における実証実験*1で試験導入され、利便性向上に役立つと利用者から高い評価を獲得しました。
■特長
(1)スマートフォンで案内情報を持ち帰り
案内情報とともに表示されるQRコードを利用者自身のスマートフォンで読み取るだけで、簡単に案内情報を持ち帰ることができます。観光スポットや行きたい駅をAMARYLLISに話しかけると、目的地のルートや観光情報が案内され、同じ情報を自身のスマートフォンで後から確認でき、情報を記憶したりメモしたりする必要がなくなりました。乗換案内サービス*2とも連携し、電車の乗り継ぎがより便利になりました。
(2)リモート保守が可能に
遠隔にいる管理者のパソコンから、設置場所にあるAMARYLLISの制御用パソコンに直接アクセスして保守することが可能です。これにより、現地にかけつけることなく、障害時の一次対応やコンテンツの更新が容易になりました。また、障害を検知すると、管理者のパソコンやスマートフォンに自動で通知ができるオプション機能も追加しています。
■価格(税別)
・初年度:65万円~/年(初年度のみロボット本体価格が含まれます)
・2年目以降:52万円~/年
※ロボット以外のハードウェア、インターネット回線費などは含みません。
■AMARYLLISとは
AMARYLLISはコミュニケーションロボット「Sota」を利用し、各種案内サービスを簡単に構築できる製品です。4カ国語(日本語、英語、中国語、韓国語)に対応し、省スペースに設置できるため、観光案内などに活用されています。
このプレスリリースの付帯情報
用語解説
*1:「みなとみらい駅」における実証実験
横浜高速鉄道株式会社の協力のもと、同社が運行するみなとみらい線みなとみらい駅において、NTT東日本 神奈川事業部と2020年3月から約2カ月間実施。駅の改札付近にコミュニケーションロボット「Sota」を設置し、みなとみらいエリアの観光案内をはじめ、みなとみらい駅から目的地までの路線ルートや駅施設の案内などを行い、同エリアの来訪者に対し、多言語での観光・施設などの案内による満足度向上を図るとともに、駅利用者へのスムーズかつ効率的な情報提供の実現に向けた実証実験を行いました。( (リンク ») )
*2:乗換案内サービス
乗換案内サービスには、株式会社ヴァル研究所が開発した「駅すぱあと」を利用しています。
*「AMARYLLIS」はNTTテクノクロス株式会社の登録商標です。
*「Sota」はヴイストン株式会社の登録商標です。
*「AMARYLLIS」はNTTグループのAI「corevo®」の音声技術を活用したサービスの1つです。
*「corevo®」は日本電信電話株式会社の登録商標です。 ( (リンク ») )
*「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
* 記載されている商品名・会社名などの固有名詞は一般に該当する会社もしくは組織の商標または登録商標です。
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