中央大学はこのたび、同大公式YouTubeチャンネルで「学生の学びを止めない闘い ~中央大学コロナ禍奮闘記~」を公開した。これは、ジェイコム八王子(現・ジェイコム東京)と共同で制作している教養番組「知の回廊」の第134回で、コロナ禍による緊急事態宣言を受けて同大が行った数々の取り組みを収録したもの。オンライン授業の実施にあたっての工夫や、学生らの相談に対応するための「新型コロナウイルス対策緊急相談ホットライン」などについて、職員が語っている。
「知の回廊」は、中央大学がジェイコム八王子(現・ジェイコム東京)と共同で制作している教養番組。近隣住民に大学について理解してもらい、また、教職員に映像メディアへの対応について考えてもらうことを目的として制作された。八王子市、多摩市、立川市、稲城市、日野市などを中心に全国20以上のケーブルテレビ局で放送されているほか、YouTubeによるインターネット配信も行われている。
第134回の「学生の学びを止めない闘い ~中央大学コロナ禍奮闘記~」では、2020年度前期・春学期における新型コロナウイルス感染症への同大の取り組みを紹介するほか、その過程での創意工夫などについて職員が語る。
中央大学は、コロナ禍の中でも学生に学びの機会を確保するため、2020年度春期・前期授業において、4月22日よりオンライン授業を開始。オンデマンド・コンテンツ等の知的資産を活用して、ICTを活用した教育研究支援システムと情報インフラを強化した。
オンライン授業の実施にあたり、インターネット上の遠隔会議授業システム「webex」へのアクセス権限を全ての教職員に用意。学生・教員向けの「オンライン授業・WEB会議ポータルサイト」( (リンク ») )を立ち上げ、オンライン授業の充実化と活用のための支援体制を整えるなど、非対面であっても十分な学修成果が得られるよう、教職員が工夫と努力を重ねている。
さらに、学生が自主的に行うさまざまな活動を支援するために、遠隔会議授業システム「webex」のホスト・アカウントを全学生に配布。学生が友人と自主的なオンライン学習会を開催したり、学生団体のオンライン活動を展開するなどして、学内外にさまざまなネットワークを広げることができる環境を整えた。
また、3月26日から学生相談室に「新型コロナウイルス対策緊急相談ホットライン」を設置した。これは、新型コロナウイルス感染症対策に伴う学生や保護者のさまざまな相談に対応する窓口として設置されたもの。何でも相談できる窓口であり、相談員と、心理カウンセラーや精神科医などの専門スタッフが、他部署とも連携し、ワンストップと感じられる対応を意識しながら相談に応じている。
同大は、コロナ禍において積み重ねた経験や実績を踏まえ、これまで以上に、高等教育研究機関である大学としての社会的責任と機能を発揮できるよう努力し続けていく。
◇知の回廊 第134回「学生の学びを止めない闘い ~中央大学コロナ禍奮闘記~」
URL: (リンク »)
<内容>
・新型コロナウイルス感染拡大と中央大学の対応
・学生生活の支援
・学修の支援 ―オンライン授業の開始
・卒業生からの支援 ―新型コロナウイルス支援奨学金募金
・今後考えられる新しい可能性
(参考:中央大学公式サイト内)
・2020年10月02日 コロナ禍における大学の取り組みについて、学長 福原紀彦が日本私立大学連盟発行『大学時報』に寄稿
(リンク »)
・教養番組「知の回廊」
(リンク »)
▼本件に関する問い合わせ先
中央大学広報室
TEL:042-674-2050
メール:kk-grp@g.chuo-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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