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ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング、 t|ket〉量子ソフトウェア開発キット(Q-SDK)のアップデートを発表

高性能なQ-SDK t|ket〉により、研究者はAmazon BraketとIonQでの回路実行と、Windows上での量子アプリケーション開発が可能に

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社

2020-11-16 13:00

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(Cambridge Quantum Computing、CEO:イリアス・カーン、本社:英国ケンブリッジ市、以下CQC)はIEEE QCE20 Quantum Week が開催されている2020年10月15日、高性能量子ソフトウェア開発キット(Q-SDK)であるt|ket〉(ティケット)の最新バージョンを発表しました。 今回のアップデートにより、Amazon Web Services(AWS)のフルマネージド量子コンピューティングサービスであるAmazon Braket及びIonQ量子コンピューターでの量子回路の実行、Windowsオペレーティングシステムでのアプリケーション開発が可能になります。

t|ket〉Q-SDKは、量子コンピューティング上で実行する際に量子アルゴリズムのパフォーマンスを最大化し、複数の産業セクターに渡る量子コンピューティングアプリケーションの開発を加速させるよう設計されています。t|ket〉の最新バージョンは回路の最適化とノイズの軽減を強化しながら、サポート出来る量子ハードウェアデバイスの数を増やします。

t|ket〉はCQCの科学者チームによって開発され、継続的にアップデートされています。t|ket〉を利用することで研究者、アルゴリズム設計者、ソフトウェア開発者は最先端の量子デバイスにおいて、最高レベルの結果を達成する量子回路を構築、実行できるようになります。t|ket〉は、マシンに依存しないアルゴリズムを実行可能な回路に変換し、必要な操作の数を減らしながら物理量子ビットのレイアウトを最適化します。


t|ket〉は、理論上幅広い量子ハードウェアデバイスと量子プログラミング言語上で動作が可能です。開発者の研究プログラム全体を別のデバイスに接続する際は、1行コード変更するだけでプログラムを移行することができます。Q-SDKは、世界の主要企業だけでなく、多くの量子ハードウェアプロバイダーによって使用されています。

t|ket〉0.6バージョンの新機能の詳細は、以下の通りです:

• t|ket〉がサポートするデバイス・シミュレーターと開発フレームワークの数を拡張。量子研究者と開発者は複数の高性能シミュレーターでアプリケーションをテストし、準備ができ次第IonQやRigetti等のAmazonBraketを介し、選択した量子デバイス上で回路を実行可能。t|ket〉の最新バージョンは、IBM、Honeywell、Rigetti、AQTのデバイスに対する既存のサポートに加えて、IonQトラップ型量子コンピューターの直接サポートも搭載しています。

• Cambridge Quantum ComputingのZX-Calculusに関する広範な研究など、独自の研究から開発された回路最適化、ノイズ軽減技術を強化。この機能セットにより、t|ket〉開発者は汎用量子アルゴリズム用に大規模回路を最適化することが可能になっています。

• オペレーティングシステムのサポートを拡張。ユーザーは選択したフレームワーク(Microsoft Windows、Linux、Apple macOS)において、量子アプリケーション開発が可能になっています。

• IBMの量子コンピューティング用オープンソースフレームワークであるQiskitのサポートを改善。量子アプリケーションの開発者は、クロスドメインアルゴリズムを含む上位クオンタムライブラリを利用することで、ドメイン固有のアプリケーションの開発時間を大幅に短縮することが可能になります。

CQCのCEOであるイリアス・カーンは、次のように述べています。
「t|ket〉の機能強化により、フォーチュン500に名を連ねる大企業においても、二酸化炭素回収、材料科学、複数のプラットフォームに渡る数理最適化など、さまざまな問題にシームレスに取り組むことができます。t|ket〉の最先端のキュービット配置およびルーティングプロトコルにより、ノイズあり中規模量子(Noisy-Intermediate Scale Quantum computer、NISQ)デバイス時代においても価値のある結果を得ることができるでしょう。」

t|ket〉は、CQCの量子計算化学プラットフォームであるEUMENと量子機械学習フレームワークの基本的な構成要素としても使用されます。スタンドアローンの商用サポート(共同開発によるかどうかに関係なく)も可能です。

また、この度新しいt|ket〉オンラインマニュアル及び更新されたJupyter Notebook-based tutorialsも利用可能になりました。t|ket〉Q-SDKは非商業目的の利用に関しては、無償で提供されます。

今回のバージョンの変更履歴は、 (リンク ») を参照してください。


以上

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングについて
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(CQC)は、世界をリードする量子コンピューティング・ソフトウエア企業です。ケンブリッジ(英国)、サンフランシスコ、ロンドン、東京のオフィスに、38人の博士号保有者を含む70人近い科学者を擁し、世界中に大きな影響を与える量子技術の商業化ツールを構築しています。

CQCは、量子ソフトウエアにおいて、とりわけ量子開発プラットフォーム(t|ket⟩TM)、量子化学分野のエンタープライズ・アプリケーション(EUMEN)、量子機械学習(QML)、量子自然言語処理(QNLP)及び量子サイバー・セキュリティー・デバイス(IronBridge TM)などを提供する専門知識を有しています。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社は、その日本法人です。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングの詳細については、www.cambridgequantum.com を参照ください。
t|ket⟩ TMの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。


□ 本件に関するお問い合わせ
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社 広報事務局
(共同PR株式会社)
担当: 小野寺・伊藤・石谷
TEL: 03-3571-5275
E-mail:cqc-pr@kyodo-pr.co.jp

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