INCオンライン会議に85カ国のナッツ・ドライフルーツ業界から1350人以上が参加
レウス(スペイン), 2020年12月1日 /PRNewswire/ --
*世界の需要拡大のための持続可能性、品質、健康、戦略が会議の全テーマ
*INCオンライン会議のハイライト: (リンク »)
International Nut and Dried Fruit Council(INC、国際ナッツ・ドライフルーツ協議会)は、世界中で厳しいパンデミックの中で、業界の団結を目的にオンライン会議を開催した。会議では収穫見通し、栄養、科学的見地、マーケティングの議題が主に議論されたほか、国際的に評価の高い3人の基調講演者を迎えた。
ハビエル・ソラナ元北大西洋条約機構(NATO)事務総長は多国籍組織の重要性を強調、ナショナルオーストラリア銀行(National Australian Bank)のAlan OsterグループチーフエコノミストはCOVID-19渦中とその後の経済を論じ、またバンク・オブ・アメリカのHaim Israelグローバルストラテジスト兼調査担当マネジングディレクターは急速に変化する世界と来るべき将来を取り上げた。
米州、欧州・中東・アフリカ、アジア・オセアニアの各地域ワーキンググループが、現在のナッツとドライフルーツの供給と需要、COVID-19という流れの中で変化する消費パターンについて議論した。
作付け増加に支えられ、木の実の生産は増産傾向が続き、2020/2021年度の収穫も例外ではなく、世界の生産量は530万メトリックトン(アーモンド、ブラジルナッツ、カシュー、ヘーゼルナッツ、マカダミア、ペカン、松の実、クルミ:以上、カーネルベース;ピスタチオは殻付きベース)で、2019/20年度から15%増加すると見込まれている。このため、革新と新市場開拓の持続が必要である。世界のピーナツ生産も4730万メトリックトン(殻付きベース)と13%の増加が予想されている。ドライフルーツの全生産量は2019/20年度からの持ち越し分も含めて300万メトリックトンと、昨シーズンを若干下回ると予測されているものの、供給は適正とみられる。
総じて、パンデミックに関連したナッツとドライフルーツの需要は、オンライン、食品庫貯蔵型、大規模小売業者による販売に有利に働き、同時に既に増加している免疫を強化し、植物を中心とした食事への需要を促進している。
▽INCについて
INCはナッツとドライフルーツ業界の国際統括組織である。会員は80カ国以上の800を超えるナッツとドライフルーツ企業を含む。会員数はナッツとドライフルーツの商業出荷取引価額の85%以上に相当する。INCの使命は、世界のナッツとドライフルーツ業界の持続可能な成長を刺激し促進することである。ナッツとドライフルーツに関する健康、栄養、統計、食品の安全性、国際規格と規制をリードする国際組織である。
Photo - (リンク »)
Video: (リンク »)
Logo - (リンク »)
▽報道関係問い合わせ先
e-mail:press@nutfruit.org mailto:press@nutfruit.org
telephone:+34 977 331 416.
(日本語リリース:クライアント提供)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。