新聞やテレビの中でもよく聞くようになった「SDGs(エスディージーズ)」。2030年までにSDGsを達成するため「行動の10年(Decade of Action)」がスタートしたのは去年の1月。2年めである今年2021年は、取り組みのスピードをより速め、規模を拡大しなければならないと言われています。
「SDGs=持続可能な開発目標」という言葉は覚えたものの、具体的に何をどう行動したら良いかわからない人も多いのではないでしょうか。
そのような中、株式会社フェリシモの執行役員であり、一般財団法人 PBP COTTONの代表理事を務める葛西龍也氏の初の著作となる書籍、『セルフ・デベロップメント・ゴールズ SDGs時代のしあわせコットン物語』を双葉社より刊行します。
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本書は、一企業の一事業部の一プロジェクトから始まり、社内・社外を巻き込んで、大きなSDGsのアクションとなった「PBPコットンプロジェクト」の12年の軌跡を綴ることで、SDGsに興味はあるものの何をどう動いたらいいかわからない、会社から言われているが何から始めたらいいかわからない方への最初の一歩の手がかりになり、何年も取り組んできた方にはなるほどそういうやり方があるのか、という指南書になることを願っています。
SDGsの取り組みが広く叫ばれるなか、本当の支援とは? 持続可能な社会とは? という命題に向き合った一冊
自分の関わる仕事の延長線上に、誰かが苦しんでいるという事実を知った時、そこから目を背けず、何かできることはないか。
1人のサラリーマンが、そんな思いから、インドのオーガニックコットン栽培支援を開始、みんなが幸せになれる循環を生み出すために奔走しています。
本書は「SDGs」の本であると同時に、コミュニケーションデザイン/チームビルディング/新規事業/CSR etc. 多くの人が自分事化できる「ビジネス書」となっています。
著者コメント
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SDGsとは、「Sustainable Development Goals(サステナブル・デベロップメント・ゴールズ)」を略したもので、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されています。(中略)企業や公共団体が取り組むべき目標だと認識している人もいるかもしれませんが、この目標は、企業だけではなくこの地球にいる人類全員、一人ひとりが主体的能動的に取り組まないとならないものです。ですから、僕は、このSが「Sustainable」だけではなく、同時に「Self」のSでもあると考えています。つまり、「Self-Development Goals(セルフ・デベロップメント・ゴールズ)」=自分自身の成長目標です。ひとりの人間の「自分自身」の成長が、大きく世の中の未来につながっている。(後略)
(本書「はじめに」より)
著者プロフィール:葛西龍也(かさい・たつや)
1976年生まれ、岐阜県出身。1999年、大阪大学経済学部卒業後、株式会社フェリシモ入社。「事業活動を通じた顧客との共創と社会課題の解決」をモットーにさまざまなプロジェクト、市場開発、事業開発、事業提携に関与。株式会社フェリシモ執行役員、株式会社Cd.代表取締役、株式会社LOCCO共同代表取締役。一般財団法人 PBP COTTON 代表理事。
一般財団法人 PBP COTTON
2008年、通販大手「フェリシモ」のブランド「haco.」の事業から、「PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」として始動。当時、世界最大の綿花の生産地であるインドでは綿花農家の高い自殺率が問題視されていた。その課題を解消するべく、インド産のオーガニックコットンを使用した製品に基金をつけて販売し、その基金でインドの綿農家の有機農法への転換支援と、農家の子どもたちの就学、復学、奨学金を支援している。2017年にプロジェクトを一般財団法人化。
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書誌情報
タイトル:セルフ・デベロップメント・ゴールズ SDGs時代のしあわせコットン物語
著者:葛西龍也(一般財団法人PBP COTTON代表理事)
仕様:四六判ソフトカバー 260ページ
定価:本体価格1600円+税
発売:2021年2月10日
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「渋谷のラジオ」の番組、「渋谷のSDGs」に出演!
「渋谷のSDGs」SUPPORTED BY 朝日新聞に葛西龍也氏が出演。
1時間たっぷりと、活動と書籍についてお話させて頂きました。
音声アーカイブはこちらから
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「渋谷のSDGs」とは
第1、第3金曜日(月1回)14:00-15:00枠で、朝日新聞マーケティング部が主体となり、記者、ステークホルダー、「未来メディア 2030 SDGsで変える」コミュニティ参加者を巻き込んで SDGsのテーマで身近な取り組みを発信、議論する場です。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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