優雅さを特徴とするフランスでは、まさにラグジュアリー分野が成長を牽引しています。実際、フランスには"サヴォワール・フェール (職人技) "という、歴史とともに受け継いできた資産があります。伝統的な職人技を継承し、メイドインフランスの製品を造るメーカーをフランス政府はEPV(無形文化財企業)*として認定し、ラベルを付与することで、こうした価値を可視化しています。さらに、フランス製品には別の付加価値もあります。フランスでは数多のファッションブランドがつねにひしめき合い、それらが常識を次々と新しく塗り替えています。小さなメーカーこそが常にもっとも斬新で、それが一過性では終わらない流行へと波及します。こうしてフランスのラグジュアリー市場は強く刺激されているのです。
フランスからの出展者10社
今回ビジネスフランスがProject Tokyoでサポートする10ブランドは、日本のバイヤーの皆さんにご紹介すべく選出委員会が厳選した、エレガントで高品質かつ洗練された多種多様な製品で構成されます。
各出展ブランドを映像でご紹介しています。
こちらからご覧ください。⇒ (リンク »)
ペトリュス Booth 57
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最高級のスカーフをデザイン、制作している1996年創業のメゾン。以来、その文化性と職人技との融合で常に注目されています。
メデューズ Booth 61
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1946年にフランスで初めてラバーサンダルを開発した老舗メーカー。今ではアイコニックとなったサンダルも、現在は100%リサイクル可能ラバーで作られています。
ダニエル・エッサ Booth 60
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2017年にパリで生まれたラグジュアリー・スニーカーのフレンチ・ブランド。ミニマルなディテールと素材への強いこだわりで、これまで型にはまっていたスニーカーに新風を吹き込みます。
ボサボ Booth 59
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1890年以来、木と皮革を使った独自のサボ、サンダル作りのノウハウを培ってきたファミリー企業。商品はカラーと素材を選んでカスタマイズ可能です。「COCO」は新作のルームシューズ。プレスリリースもご覧ください。
オーギュスティンヌ・パリ Booth 58
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2007年創業のガラス工芸メーカー。パリのアトリエでハンドメイドされるアクセサリーは、高級有名ブランドからも高く評価されています。フランスの無形文化財企業EPV。
オードレイ・アレクサンドル Booth 67
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2017年に誕生した高級バッグの新ブランド。高品質でサステナブルな素材を使い、流行を越えたラグジュアリーの幅広いバックコレクションを提供します。
ラ・ヌーヴェル Booth 64
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2014年生まれの新しい女性用ランジェリー・ラウンジウェアおよび水着のブランド。ジェーン・バーキン、セルジュ・ゲーンズブール、さらにはマリアンヌ・フェイスフルといった、様々なアーティストからインスピレーションを得た、アクセサリーのように着るインナー。
クランブ Booth 63
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1946年から紳士&婦人の様々な帽子を制作してきたフランスの無形文化財企業EPV。何より品質を重視した独自のノウハウを駆使し、エルメス、セリーヌ、ラコステ、YSL、アニエスベー等有名ブランドからも製造を請け負い、高く評価されています。
イオドュス Booth 65
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1997年設立の水着ブランド。ラグジュアリーをコンセプトに、エレガントでタイムレスな、ボディラインを美しく見せる水着をデザイン。世界中の高級ブティック、ホテル、百貨店にて販売しています。
タラタタ Booth 66
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型にはまらないことをモットーにしたアクセサリー・ブランド。ポップカルチャーとして、アートなアイコン、日常生活のシンボル、キッチュなスタイルからも着想を得て斬新で個性的なビジューを創作。
用語解説
フランスの無形文化財企業 (EPV) について
フランスでは、伝統的に培われてきたフランスならではの職人技 “サヴォワール・フェール” を用いてメイドインフランスの製品を提供する企業をEPV(無形文化財企業)として認定し、ラベルを付与することで、その付加価値を可視化できるようにしています。
対象を厳選することを基本に、高度な技術、創造性、製造業から派生した文化的要素が評価されます。シルバーウェアのクリストフル、バイオリン・パーツのボワ・ダルモニ、ナイフ工房のGravelineやケータリングで200年以上の歴史を持つPotel et Chabot などがその例です。
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