Teledyne SP Devices、連続データ転送速度7 GB/秒の 12ビット・ディジタイザを発表

Teledyne e2v

From: Digital PR Platform

2021-03-02 11:15


スウェーデン・ リンショーピング - Media OutReach - 2021年2月9日- テレダイン・テクノロジーズ(Teledyne Technologies Incorporated、NYSE: TDY)の事業部門であるTeledyne SP Devicesは本日、高速スループットアプリケーション用に最適化したモジュール型データ収集ボードの第4世代製品、ADQ32 およびADQ33を発表しました。オンボード型のオープン・フィールドのプログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)と高速データ・ストリーミングの組み合わせによって、計算負荷の最も高いアプリケーションにも理想的な製品になっています。

デュアルチャネルの12ビットディジタイザであるADQ32は、1チャンネル当たり2.5ギガ・サンプル/秒(GS/s)、ADQ33は1チャンネル当たり1GS/sの同期サンプリングをサポートし、オープンなXilinx Kintex Ultrascale KU040のFPGAを実装しています。ディジタイザは大容量アプリケーション向けに効率化されているため、波長掃引型光干渉断層計(SS-OCT )、Time of Flight質量分析計(ToF MS)、分布型光ファイバセンサ(DOFS)等の分野のOEMメーカーによる製品に最適です。

カスタム用途向けのデジタル信号処理(DSP)もオンボード型FPGAにおいてリアルタイムで実行することができ、信号を特性化して価値の高い情報を抽出することができます。また出力レートとPCI Expressインターフェースの7GB/Sの連続転送容量をマッチするようにデータを削減するために使用することもでき、データはホストの中央処理装置(CPU)での後処理か、ピアツーピアでのグラフィックス処理装置(GPU)への転送のいずれかを行うことができます。

このアーキテクチャは設計者に大きな柔軟性を提供し、与えられるタスクに最適な種類のプロセシングリソースを利用できるようになります。特定用途向けDSPの例としては、SS-OCTの高速フーリエ変換(FFT)やK空間リマッピング、ToF MSの波形平均化やゼロ抑制などが挙げられます。

ADQ32は高ストリーミングレートと計算処理の柔軟性に加え、有効ビット数(ENOB)、スプリアスフリー・ダイナミックレンジ(SFDR)などさまざまな面で優れたアナログ性能を発揮し、ハードウェア・トリガ、内部/外部クロックの選択、汎用入出力(GPIO)により、システムレベルでの統合を簡素化します。詳しい仕様についてはデータシートをご参照ください。こちら (リンク ») で詳細な情報をご覧いただけます。

Teledyne SP Devicesについて

Teledyne SP Devicesは世界トップクラスのデータ収集モジュールおよび信号発生装置の設計及び製造を行っています。同社の製品は、特許取得済みのキャリブレーション・ロジック、最新のデータ・コンバータ、最先端のFPGA技術を利用しており、高サンプリング・レート、高分解能の比類のない組み合わせを実現しています

製品にはさまざまなアプリケーション向けの機能と、組み込み型のリアルタイム信号処理機能を備えており、お客様がパフォーマンスのボトルネックを克服し、市場投入までの期間を短縮して、幅広いアプリケーション領域でシステムレベルの優位性が得られるようにします。SP Devicesの製品は分析機器、リモートセンシング、科学機器、医用画像処理などさまざまな業界に導入されています。

(C)2021 by Teledyne Signal Processing Devices Sweden AB. All rights reserved. 仕様は予告なく変更する場合があります。

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