※本報道資料は、英国Cambridge Quantum Computing社が2021年3月2日に配信したプレスリリースの抄訳です。
英国ケンブリッジ市 2021年3月2日発表 – ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(Cambridge Quantum Computing、以下CQC、CEO:イリアス・カーン)は、科学的な電子文献リポジトリであるarxivで研究論文を公開したことを発表しました(「QNLP in Practice: Running Compositional Models of Meaning on a Quantum Computer」はこちら)。この度公開した研究論文では、量子コンピュータ上で行った自然言語処理(NLP)において、過去最大級レベルの実装実験の詳細が含まれています。
この論文では、一般的なNLPタスクにおける最初の「中規模」実装が紹介されています。 IBMの量子コンピュータ上で行った実験では、文をパラメーター化された量子回路としてインスタンス化し、文の文法構造に従い「もつれた」量子状態として単語の意味を埋め込みます。
この論文は、以前の実証実験(こちらを参照)に基づいており、そこで利用されているよりも、はるかに大きなデータセットによる計算を収束させることが出来ました。CQCチームの目的の一つは、量子自然言語処理(QNLP)とその結果を、幅広くNLPの研究者や専門家がアクセスできる方法によって述べることです。これにより、NLPコミュニティが言語処理の量子エンコーディングに取り組む道が開かれると言うことが出来るでしょう。
CQCのチーフサイエンティスト及びQNLPプロジェクトの責任者であるボブ・クックは次のように述べています。「私たちはCQCで非常に意欲的なプロジェクトに取り組んでいます。そのプロジェクトでは、量子コンピュータの能力を拡張しながら利用し、計算コストの高いNLPのブラックボックスメカニズムを超えることで、人工知能を象徴するコンピューターサイエンスの分野においてより効果的、正確、かつスケーラブルになるパラダイムに移行することを目的としています。これまでNLPの「真の量子性(quantum-native)」という点において大幅な進歩を遂げてきましたが、現在は初期の研究を超えて、IBM、Honeywell、Googleなどの量子コンピューティングハードウェア企業が提供するタイムラインと同期して開発できるアプリケーションに取り組んでいます。」
クックは続けて、「また、量子コンピューティングが一般的な関心事になりつつある現在、この分野で働いている私たちが実証可能な結果を提供することが不可欠です。 CQCで論文を執筆する際は、これらの厳格な基準を満たすよう常に努力しています。私たちは常に科学を優先するアプローチを目指しています。」と述べました。
以上
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングについて
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(CQC)は、世界をリードする量子コンピューティング・ソフトウエア企業です。ケンブリッジ(英国)、サンフランシスコ、ロンドン、東京のオフィスに、50人以上の博士号保有者を含む80人を超える科学者を擁し、世界中に大きな影響を与える量子技術の商業化ツールを構築しています。
CQCは、量子ソフトウエアにおいて、とりわけ量子開発プラットフォーム(t|ket⟩TM)、量子化学分野のエンタープライズ・アプリケーション(EUMEN)、量子機械学習(QML)、量子自然言語処理(QNLP)及び量子サイバー・セキュリティー・デバイス(IronBridge TM)などを提供する専門知識を有しています。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社は、その日本法人です。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングの詳細については、www.cambridgequantum.com を参照ください。
t|ket⟩ TMの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。
□ 本件に関するお問い合わせ
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社 広報事務局
(共同PR株式会社)
担当: 小野寺・伊藤・石谷
TEL: 03-3571-5275
E-mail: cqc-pr@kyodo-pr.co.jp
英国ケンブリッジ市 2021年3月2日発表 – ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(Cambridge Quantum Computing、以下CQC、CEO:イリアス・カーン)は、科学的な電子文献リポジトリであるarxivで研究論文を公開したことを発表しました(「QNLP in Practice: Running Compositional Models of Meaning on a Quantum Computer」はこちら)。この度公開した研究論文では、量子コンピュータ上で行った自然言語処理(NLP)において、過去最大級レベルの実装実験の詳細が含まれています。
この論文では、一般的なNLPタスクにおける最初の「中規模」実装が紹介されています。 IBMの量子コンピュータ上で行った実験では、文をパラメーター化された量子回路としてインスタンス化し、文の文法構造に従い「もつれた」量子状態として単語の意味を埋め込みます。
この論文は、以前の実証実験(こちらを参照)に基づいており、そこで利用されているよりも、はるかに大きなデータセットによる計算を収束させることが出来ました。CQCチームの目的の一つは、量子自然言語処理(QNLP)とその結果を、幅広くNLPの研究者や専門家がアクセスできる方法によって述べることです。これにより、NLPコミュニティが言語処理の量子エンコーディングに取り組む道が開かれると言うことが出来るでしょう。
CQCのチーフサイエンティスト及びQNLPプロジェクトの責任者であるボブ・クックは次のように述べています。「私たちはCQCで非常に意欲的なプロジェクトに取り組んでいます。そのプロジェクトでは、量子コンピュータの能力を拡張しながら利用し、計算コストの高いNLPのブラックボックスメカニズムを超えることで、人工知能を象徴するコンピューターサイエンスの分野においてより効果的、正確、かつスケーラブルになるパラダイムに移行することを目的としています。これまでNLPの「真の量子性(quantum-native)」という点において大幅な進歩を遂げてきましたが、現在は初期の研究を超えて、IBM、Honeywell、Googleなどの量子コンピューティングハードウェア企業が提供するタイムラインと同期して開発できるアプリケーションに取り組んでいます。」
クックは続けて、「また、量子コンピューティングが一般的な関心事になりつつある現在、この分野で働いている私たちが実証可能な結果を提供することが不可欠です。 CQCで論文を執筆する際は、これらの厳格な基準を満たすよう常に努力しています。私たちは常に科学を優先するアプローチを目指しています。」と述べました。
以上
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングについて
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(CQC)は、世界をリードする量子コンピューティング・ソフトウエア企業です。ケンブリッジ(英国)、サンフランシスコ、ロンドン、東京のオフィスに、50人以上の博士号保有者を含む80人を超える科学者を擁し、世界中に大きな影響を与える量子技術の商業化ツールを構築しています。
CQCは、量子ソフトウエアにおいて、とりわけ量子開発プラットフォーム(t|ket⟩TM)、量子化学分野のエンタープライズ・アプリケーション(EUMEN)、量子機械学習(QML)、量子自然言語処理(QNLP)及び量子サイバー・セキュリティー・デバイス(IronBridge TM)などを提供する専門知識を有しています。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社は、その日本法人です。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングの詳細については、www.cambridgequantum.com を参照ください。
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。
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