「佛教大学小学生俳句大賞」は全国の子どもたちに、俳句を通して言葉の楽しさを体験してもらいたいとの願いで始まりました。
14回目となる今回は、日本全国や海外の小学生から、26,763句(低学年の部7,968句、高学年の部18,795句)の作品応募がありました。
俳人で本学名誉教授の坪内稔典氏、京都芸術大学学長の尾池和夫氏ら6名の選考委員による選考会を経て、このたび、入賞279句が決定いたしました。入賞作品は佛教大学ホームページに発表しています。上位入賞作品は以下のとおりです。
なお、表彰式は、新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、昨年と同様中止といたしました。
〈第14回佛教大学小学生俳句大賞〉
〇上位入賞作品
[最優秀賞]
低学年の部
●てぶくろをつけずにはしるかえりみち(兵庫県・伊丹市立伊丹小学校 1年生 もとなが あつき)
高学年の部
●冬の朝ミネストローネはぐだくさん(兵庫県・甲南小学校 4年生 橋本 千佳)
[優秀賞]
低学年の部
●かきぞめの「ね」の字がかけないふゆ休み(和歌山県・田辺市立上秋津小学校 1年生 藍畑 一心)
●いのししがまいにちとまとたべにくる(愛媛県・伊方町立九町小学校 1年生 神山 煌珠)
●ゆきだるま丸くするのに全しゅう中(岐阜県・大垣市立静里小学校 2年生 大和田 悠真)
●雨がえる行先きめてとぶのかな(広島県・東広島市立吉川小学校 2年生 山根 古豊)
高学年の部
●農道のクモの巣光る持久走(広島県・東広島市立吉川小学校 4年生 清水 雄貴)
●せりなずな覚えられないほとけのざ(京都府・宇治市立小倉小学校 4年生 竹谷 新太)
●お母さん体に五つカイロはる(京都府・京都教育大学附属京都小中学校(中等部) 5年生 溝渕 心)
●床暖房私S極床N極(三重県・三重大学教育学部附属小学校 6年生 郷木 愛佳)
〇募集要項
【応募資格】 小学生
【応募部門】 低学年の部(1~3年生)、高学年の部(4~6年生)
【テーマ】 自由
【応募期間】 2020年10月1日~2021年1月22日
【賞】 最優秀賞・優秀賞・選考委員特別賞・入選・佳作・学校優秀賞
【後援】 京都府・京都市・京都府教育委員会・京都市教育委員会
【ホームページ】 (リンク »)
【選考委員】
青砥 弘幸(佛教大学教育学部准教授) 尾池 和夫(京都芸術大学学長・俳人協会名誉会員) 田中 典彦(佛教大学学長)
坪内 稔典(佛教大学名誉教授) 原田 敬一(佛教大学名誉教授) 山本 純子(第55回H氏賞受賞の詩人・俳人)
▼本件に関する問い合わせ先
佛教大学 企画部 広報課
住所:〒603-8301 京都市北区紫野北花ノ坊町96
TEL:075-493-9050
FAX:075-493-9040
メール:koho@bukkyo-u.ac.jp
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