英国ケンブリッジ市 2021年3月5日発表 – ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(Cambridge Quantum Computing、以下CQC、CEO:イリアス・カーン) は、高性能量子ソフトウェア開発キット(SDK)であるtket(「チケット」と発音)の最新バージョンをリリースしたことを発表しました。
バージョン0.8における主要な変更点は、全ての拡張機能(extension)をオープンソース化したことです。拡張機能は、tketが多岐に渡る量子デバイスやシミュレーターと連携できるようにするPythonモジュールであり、他の量子ソフトウェアツールを用いたインテグレーションを可能にします。拡張機能は、理論上幅広い量子ハードウェアとソフトウェアプラットフォームで利用可能です。
オープンソース化によってコードの透明性の向上、問題報告の容易化、より堅牢なインテグレーションが可能になります。量子ソフトウェアコミュニティのメンバーは、Apache 2.0ライセンスの下で独自の貢献や、インスピレーションを得ることによって独自の拡張機能の開発が可能になります。
pytket-extensions GitHubリポジトリの拡張機能:
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ドキュメンテーション:
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拡張機能に関するドキュメンテーション:
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以上
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングについて
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(CQC)は、世界をリードする量子コンピューティング・ソフトウエア企業です。ケンブリッジ(英国)、サンフランシスコ、ロンドン、東京のオフィスに、50人以上の博士号保有者を含む80人を超える科学者を擁し、世界中に大きな影響を与える量子技術の商業化ツールを構築しています。
CQCは、量子ソフトウエアにおいて、とりわけ量子開発プラットフォーム(tket)、量子化学分野のエンタープライズ・アプリケーション(EUMEN)、量子機械学習(QML)、量子自然言語処理(QNLP)及び量子サイバー・セキュリティー・デバイス(IronBridge TM)などを提供する専門知識を有しています。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社は、その日本法人です。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングの詳細については、www.cambridgequantum.com を参照ください。
Tketの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。
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