ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング、tket v0.8のリリースを発表

全ての拡張機能をオープンソース化

クオンティニュアム株式会社

2021-03-18 11:00

※本報道資料は、英国Cambridge Quantum Computing社が2021年3月5日に配信したプレスリリースの抄訳です。

英国ケンブリッジ市 2021年3月5日発表 – ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(Cambridge Quantum Computing、以下CQC、CEO:イリアス・カーン) は、高性能量子ソフトウェア開発キット(SDK)であるtket(「チケット」と発音)の最新バージョンをリリースしたことを発表しました。

バージョン0.8における主要な変更点は、全ての拡張機能(extension)をオープンソース化したことです。拡張機能は、tketが多岐に渡る量子デバイスやシミュレーターと連携できるようにするPythonモジュールであり、他の量子ソフトウェアツールを用いたインテグレーションを可能にします。拡張機能は、理論上幅広い量子ハードウェアとソフトウェアプラットフォームで利用可能です。

オープンソース化によってコードの透明性の向上、問題報告の容易化、より堅牢なインテグレーションが可能になります。量子ソフトウェアコミュニティのメンバーは、Apache 2.0ライセンスの下で独自の貢献や、インスピレーションを得ることによって独自の拡張機能の開発が可能になります。

pytket-extensions GitHubリポジトリの拡張機能:
(リンク »)

ドキュメンテーション:
(リンク »)

拡張機能に関するドキュメンテーション:
(リンク »)

以上

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングについて
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(CQC)は、世界をリードする量子コンピューティング・ソフトウエア企業です。ケンブリッジ(英国)、サンフランシスコ、ロンドン、東京のオフィスに、50人以上の博士号保有者を含む80人を超える科学者を擁し、世界中に大きな影響を与える量子技術の商業化ツールを構築しています。

CQCは、量子ソフトウエアにおいて、とりわけ量子開発プラットフォーム(tket)、量子化学分野のエンタープライズ・アプリケーション(EUMEN)、量子機械学習(QML)、量子自然言語処理(QNLP)及び量子サイバー・セキュリティー・デバイス(IronBridge TM)などを提供する専門知識を有しています。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社は、その日本法人です。
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングの詳細については、www.cambridgequantum.com を参照ください。
Tketの詳細については、 (リンク ») をご覧ください。


□ 本件に関するお問い合わせ
ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社 広報事務局
(共同PR株式会社)
担当: 小野寺・伊藤・石谷
TEL: 03-3571-5275
E-mail:cqc-pr@kyodo-pr.co.jp

このプレスリリースの付帯情報

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]