2021年6月30日
ビッグローブ株式会社
【「BIGLOBE MVNO新ブランド発表会」イベントレポート】
モバイルサービスの新ブランド
「donedone」を7月1日(木)から開始
~ 月間データ容量50GBのプランが月額2,480円(税込2,728円)、
ドネーション型モバイルサービス ~
ビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:有泉 健、以下BIGLOBE)は、社会貢献やより良い未来を考えるためのきっかけをつくる新モバイルサービスブランド「donedone(ドネドネ)」( (リンク ») )を2021年7月1日(木)より開始します。これに先立ち、本日6月30日(水)に「BIGLOBE MVNO新ブランド発表会」をオンライン配信にて開催いたしました。
donedoneは、月額2,480円(税込2,728円)で月間データ通信量50GBを利用できるほか、環境保全や医療支援などお客さまが自ら支援先を選べるドネーションプログラムが組み込まれた新しい形のモバイルサービスブランドです。
発表会には当社の代表取締役社長の有泉健、執行役員 CMOの中川圭子が登壇し、事業戦略、新ブランド戦略や料金プランについてご説明させていただきました。
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■「BIGLOBE MVNO新ブランド発表会」概要
<日時> 2021年6月30日(水)11:00~11:45
<登壇者> ビッグローブ株式会社
代表取締役社長 有泉 健
執行役員 CMO 中川 圭子
<内容> ・事業戦略・新ブランドロゴ発表(有泉 健)
・新ブランド戦略・新CM発表(中川 圭子)
・質疑応答
<発表会の様子>
事業戦略・新ブランドロゴ発表
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登壇者:ビッグローブ株式会社 代表取締役社長 有泉 健
最初に当社の代表取締役社長・有泉健より、モバイルサービスの新たな取り組みに関する事業戦略、および新モバイルサービスブランド「donedone」のロゴを発表いたしました。
<有泉プレゼンテーション>
◆モバイルサービスにおいても新しい価値提供を
BIGLOBEは「つながる歓び、つなげる喜び」という企業理念のもと、モバイルサービスをはじめ、光回線やクラウドサービスなど、すべてのサービスにおいて信頼と品質をベースバリューとし、新しい価値をデザインしながら、お客さまの体験価値向上に注力してまいりました。
一方、そうしたコア事業に加えて、経済合理性を持ちつつ、社会にも貢献する事業を“探索事業”として拡充し、両利きの経営を展開しております。
そしていよいよ、当社の主力「コア事業」のモバイルサービスにおいても、新しい価値提供で「三方よし」を実現したいと考えました。
◆Z世代の関心が高い「社会貢献」を実現する新モバイルサービス「donedone」
モバイルサービスの新ブランドの立ち上げにあたり着目したのは、今後消費の中核となるZ世代を中心とした若年層です。
調査結果(出典:社会貢献に関する意識調査(n=1000)(株)マクロミル 2021年4月20日-4月21日)によると、Z世代はモバイル選びにおいて「手軽さ」や「シンプルな料金設定」などを重視しています。それらの基本的な価値に加えて、彼らが強く関心を持っているのが「社会貢献」です。
Z世代にアンケート調査(注1)を実施したところ、94.1%が、「社会貢献の必要性」を感じています。また、「社会貢献活動の経験の有無」に関しては、62.2%が「経験あり」と回答しています。
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一方、実際に「活動を継続できているか」については、82.4%が「継続できていない」と回答しており、「社会貢献に強い関心はあるものの、なかなか活動を続けられない」これがZ世代の傾向であることを、調査から読み取りました。
(注1)社会貢献に関する意識調査(n=1000)(株)マクロミル 2021年4月20日-4月21日
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そこで我々は「若年層が肌身離さず持ち歩くスマートフォンを通じて、社会貢献をもっと身近に感じて、継続できるサービスが作れないか」と考えました。新しいモバイルサービスは、お客さまと一緒にBIGLOBEも社会に貢献していきたい「三方よし」を目指すものです。
新ブランドのコンセプトは「It’s not just a mobile service.」
社会貢献やより良い未来を考えるためのきっかけを作る モバイルサービスの新ブランド名は、「donedone」です。
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donedoneは、携帯電話の通信料の一部が社会貢献団体に寄付される新しい視点で生み出されたモバイルサービスです。MVNO事業として求められる、大容量・シンプルな価格設定に加え、「社会貢献」という新しい選択肢を提供します。
新ブランド戦略、新CM発表
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登壇者:ビッグローブ株式会社 執行役員 CMO 中川 圭子
続いて、当社の執行役員 CMO 中川圭子より、新ブランド「donedone」および料金プランの戦略についてご説明しました。
<中川プレゼンテーション>
◆月額利用料の寄付を通じて、社会貢献について知り、学び、考える機会を創出
donedone利用者は、「教育」「健康」「海洋」「環境」「医療」の5領域の中から、支援したい領域をひとつ選択し、月額利用料から50円を継続的に支援することができ、災害発生時には支援領域に「緊急」も追加されます。
donedoneでは「知る」「学ぶ」「考える」の3つのステップを通じて、社会貢献やより良い未来への貢献の在り方をお客さまと一緒に考えていけるプログラムを提供いたします。
まずは、donedoneアプリから、月額利用料による支援領域をおひとつ選んでいただきます。支援領域を選ぶことを通じて、まずは社会課題を「知って」いただけます。
また、SDGsについて、分かりやすく学ぶことができる動画をご用意したり、donedoneアプリを通じて支援団体の活動を継続的にご紹介するなど、お客さまと一緒にBIGLOBEも社会貢献について学んでまいります。そして、これからの地球や未来のために、どのような社会貢献をしたら良いのかを皆さまと一緒に考える場を作ってまいります。
質疑応答
登壇者:ビッグローブ株式会社 代表取締役社長 有泉 健
執行役員 CMO 中川 圭子
最後に報道関係者の皆様からのご質問に有泉、中川がお答えしました。
Q1:既存ブランドと今回の新ブランドの棲み分け、事業戦略の違いはどのように設定 されていますか。
A1(有泉):
SDGsの目標達成は2030年。行動の10年において、BIGLOBEがどう行動するのか自問自答しました。1社ではできることに限りがある中、我々は何ができるのか、規模をどう大きくできるのか問われていると思います。
このような状況の中、事業と社会のサステナビリティを同居させていく必要があると判断し、コロナ禍前の昨年1月にコアの通信事業と探索事業(社会と環境に貢献する事業)の2軸で事業運営していくのだと宣言して取り組んでまいりました。
探索事業はSDGsの社会、環境、経済の17の目標のうちから4つの目標をテーマに現在取り組んでいます。ワーケーションによる温泉地の活性化、温室効果ガスの抑制、パブリックセーフティなど4つの目標に関する実績を蓄積し、自走できる体制を構築しながら「三方よし」を目指していきます。
そうした取り組みの規模をより大きくしていくためには、通信事業のモバイルサービスの中で、「三方よし」を実現できないか、社会のサステナビリティを同居させていくということで、今回はドネーションという仕立てを盛り込みました。
既存のBIGLOBEモバイルでは、ゼロレーティングも含め、お客さまにはコストパフォーマンスを引き続き体感して、楽しんでいただきたいです。
新ブランドのdonedoneは大義とゴールを社会貢献として、土俵を変えております。お客さまはもちろん、社会や社外、企業に対する取り組みも自ずと変えていかなければなりませんし、社員の意識も変えていかなければならない。そういった点で新ブランドを立ち上げさせていただきました。
Q2:3大キャリアの格安プランとの棲み分けと勝算をお聞かせください。
A2(中川):
新ブランド・donedoneは50GBという大容量をリーズナブルな価格で、新しい価値とともに提供するブランドとなっています。価格競争は熾烈ですが、一線を画す試みと考えております。
スマホが個人のみならず、社会のお役に立つことができないかと考え、新ブランドを立ち上げました。これからもお客さまに喜んでいただけるような、社会のお役に立てるようなサービスを開発してまいりたいと思いますし、今回の試みがお客さまの理解を得られるようにしていきたいと思います。その後に結果が結びついてくると考えています。
Q3:donedoneの速度を3Mbpsにした理由と契約者獲得目標をお聞かせください。
A3(中川):
若い人の多くはスマホで動画を視聴し、動画を1日に1時間以上視聴する人は7割以上いると言われておりますので、高画質の動画を快適に見られる速度として3Mbpsを設定しました。
契約者数の数値目標は差し控えますが、3年以内に現在のBIGLOBEモバイルの契約者数と同程度を目指してまいります。
Q4:これまでの社会貢献活動の実績をお聞かせください。
A4(有泉):
本格的に社会貢献を始めたのは昨年1月からです。実績としては、ワーケーションによる温泉地や地方の活性化になりますが、まだ目指しているところには至っておらず、オンゴーイングで進めているところです。温室効果ガスの抑制、パブリックセーフティ、医療等、SDGsの4つのテーマに対して着実に実行していきたいと考えています。
Q5:なぜdonedoneは従来の大容量プランだけでなく、社会貢献活動とのセットでの提供になるのでしょうか。
A5(中川):
これまでBIGLOBEでは50GBのような大容量は提供しておりませんでしたが、昨今の動画視聴のニーズや、社会貢献(SDGs)といった2つの新しい課題にdonedoneを通じてお応えしたいと考えております。
Q6:BIGLOBEモバイルの12GB、20 GB、30 GBプランはなくなるのでしょうか。
A6(中川):
BIGLOBEモバイルで提供している12GB以上のプランは引き続き提供させていただきます。「シェアSIM」という1つのプランでデータを分け合ってお使いいただけるサービスを根強く支持をいただいておりますので、引き続きご利用いただけるようにいたします。
「donedone」料金プラン概要
1.大容量50GBの2つの音声プランと月額無料のデータプラン
大容量50GBのdonedoneは、YouTube動画がHD画質(720P)で閲覧可能な通信速度3Mbpsの「ベーシックUプラン」と、動画・SNS・ゲームなど対象アプリの中から3つのアプリが速度制限なく利用可能な「カスタムUプラン」の2つの音声プランを用意しています(注2)。
また、月額無料のデータ専用プラン「エントリープラン」の通信速度は128kbpsですが、2つの音声プランのデータ通信速度を一定期間試すことができるクーポンが付随するため、音声プラン契約前に通信速度を確認することができます。
音声プランの「ベーシックUプラン」および「カスタムUプラン」は、月額2,480円(税込2,728円)でご利用いただけます。
なお、BIGLOBEの固定回線「ビッグローブ光」を既に契約している、または新規で契約する場合、2,280円(税込2,508円)で音声プランが利用可能です。(注3)
また、急な会議やオンラインライブなど、利用したい時だけ時間単位で高速通信サービスを購入可能なチケットを今後リリース予定です。2枚目のSIMとして端末に入れることで、便利に利用できます。
【画像: (リンク ») 】
2.自分で寄付先を選び、継続して寄付が可能
donedone利用者は、「教育」「健康」「海洋」「環境」「医療」の5領域の中から、支援したい領域を1つ選択し、月額利用料から50円を継続的に支援することができます。(注4)また、選択した支援領域は、いつでも変更することが可能です。なお、災害発生時には支援領域に「緊急」も追加されます。
donedoneでは、教育支援はワールド・ビジョン・ジャパン、健康支援はシェア、海洋支援はエバーラスティング・ネイチャー、環境支援はオックスフォード大学 動物研究機関WildCRU、医療支援は日本小児がん研究グループJCCGと連携しています(注4)
なお、災害発生時は、必要とされる支援内容に関係する社会貢献団体と連携します。
3.より良い未来をみんなで考えるモバイルサービス
donedoneの開始に伴い、6人のユニークなキャラクター「donedoneファミリー」が誕生しました。社会貢献をより身近に感じていただけるよう、各支援領域のアンバサダーとして活動します。寄付だけではなく、アプリやSNSを通じて連携する社会貢献団体の活動情報をシェアしたり、社会貢献のアイデア募集コンテストを実施するなど、より良い未来について考えるきっかけづくりを行います。
4.オンラインで完結するシンプルな申込み&サポート
donedoneの申込みは、オンラインで受け付けます。donedooneのWEBサイト( (リンク ») )から申込むことができ、アプリからチャットでの問い合わせにも対応しています。
BIGLOBEは、人と社会と地球の未来づくりに貢献する「SDGs Action by BIGLOBE」を推進してまいります。
(注2) ビッグローブ光の月額利用料から税抜200円値引きされます。
セット割の適用には別途申込みが必要です。
(注3) 月額50円の寄付は音声プラン契約の場合に限ります。
(注4) ワールド・ビジョン・ジャパン: (リンク »)
シェア=国際保健協力市民の会: (リンク »)
エバーラスティング・ネイチャー: (リンク »)
オックスフォード大学 動物研究機関WildCRU: (リンク »)
JCCG日本小児がん研究グループ: (リンク »)
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<料金等に関するお客さまからのお問い合わせ先>
BIGLOBEカスタマーサポート インフォメーションデスク
TEL 0120-86-0962 ※通話料無料
携帯電話、IP電話の場合(市外局番からおかけください。)
TEL 03-6385-0962 ※通話料お客さま負担
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