Iridiumが日本で3件の規制当局の承認を取得

Iridium Communications Inc.

From: 共同通信PRワイヤー

2021-08-03 10:11

AsiaNet 90956(1765)

【マクリーン(米バージニア州)2021年8月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*航空、陸上、海上の各サービスへの新たな認可の組み合わせを取得したことで、日本籍の航空機、船舶、車両に最新鋭のIridium(R)SATCOMが提供される

Iridium Communications Inc.( (リンク ») )(NASDAQ: IRDM)は3日、日本の総務省(MIC)が、Iridium Certus(R)ブロードバンド、Iridium Controller–Pilot Data Link Communications(CPDLC)、航空向けのその他サービスならびにIridiumのGlobal Maritime Distress and Safety System service(GMDSS)の日本導入に必要な規制の改正を承認したと発表した。Iridiumは過去数年にわたり、これらのサービスを日本の規制枠組みに組み込むために、総務省と規制の改正に取り組んできた。他の多くのIridiumのサービスは以前から承認されている。規制改正の全手続きの後、日本籍の航空機、船舶、その他の顧客はこれらIridiumのサービスを使用することができるようになる。

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海上と陸上のモバイル産業向けのIridium Certusサービスは2019年1月から始まっていたが、規制の改正が進行中だったため、これまで日本では利用できなかった。総務省は2020年後半にこの改正を官報に掲載し、Iridiumのパートナーは今、Iridium Connected(R)製品の機器認可を取得できるようになった。

Iridium Certusは世界で最も進んだLバンドのブロードバンドソリューションで、小さなフォームファクター、費用対効果の高いターミナル、そして真のグローバルカバレッジを実現する。海運業においては、ターミナルはCobham SATCOM SAILOR 4300( (リンク ») )、Intellian C700( (リンク ») )、そしてThales VesseLINK 700( (リンク ») )と200( (リンク ») )を含む。Iridium Certusを使うことで、ウェブブラウジング、電子メール、通話、ビデオチャット機能、そしてIoT、センサーデータの収集と伝送といったビジネスアプリケーションが可能になる。Iridium Certusは商船、漁業、作業用船舶、レジャーや政府といった全ての市場セクターに対応する。Iridium Certus海上サービスは現在、アリオンジャパン( (リンク ») )、KDDI( (リンク ») )、KVH( (リンク ») )、協立電波サービス( (リンク ») )、マーリンク( (リンク ») )、Satcom Global( (リンク ») )から提供されている。

陸上モバイル市場では、Thales MissionLINK 700( (リンク ») )ならびに200( (リンク ») )により、事業の継続、公共安全、政府機関の支援といったさまざまな陸上アプリケーションにIridium Certusサービスが提供されている。これらのターミナルはモバイルと固定サイトのアプリケーションをサポートすることができ、船団やIP接続が必要な遠隔資産制御、音声コミュニケーション、障害迂回としてのVSATシステムの追加冗長性に向けた現場従業員管理に最適だ。日本では、Iridium Certus陸上サービスは現在、アリオンジャパン( (リンク ») )、Kaigai Corporation( (リンク ») )、KDDI( (リンク ») )が提供している。

Iridium Certus航空ソリューションは2021年後半に利用できるようになる見込みで、ビジネス、商用、政府、そして回転翼機を含む一般航空の航空機向けにサービスが提供される。このサービスはさまざまな速度、そして高品質な音声、IPデータ、電子メールとウェブブラウジングが可能な薄型で信頼性の高いLバンドアンテナと軽量ターミナルを備えている。Iridium Certus航空サービスは、日本ではナビコムアビエーション( (リンク ») )が提供する予定。

Iridium CPDLCとIridium GMDSSに関する規制の改正は、いずれも2021年初頭に総務省から正式承認された。CPDLCは航空機のパイロットと航空管制官の間で直接交わされるテキストベースのコミュニケーションサービスで、航空交通管理に使用される。このサービスは現在、日本籍の航空機による採用ならびに日本の空域における使用が全面的に認められている。Iridium航空CPDLCサービスは、KDDI( (リンク ») )とナビコムアビエーション( (リンク ») )が提供している。

Iridium GMDSSサービスが正式に発売されたのは2020年後半で、Lars Thrane, LT-3100Sの単一ターミナルにDistress Alert(遭難情報)、Safety Voice、Maritime Safety Information(MSI、海上保安情報)を独自に一体化している。このサービスは、A4海域を含む日本籍の船舶に向けて真のグローバル接続を提供する。Iridium GMDSSサービスは、日本ではアリオンジャパン( (リンク ») )、マーリンク( (リンク ») )、Satocom Global( (リンク ») )が提供している。

Iridiumのセールス・マーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデントBryan Hartin氏は「厳格な審査を経て、Iridiumが総務省による規制改正の承認手続きを完了したことを誇りに思う。Iridiumのサービスは、当社のレジリエントな衛星ネットワークを通じて提供され、日本の顧客の安全と接続された状態を維持する。承認を受けたことより、IridiumのIridium Certus、CPDLC、GMDSSのグローバルサービスは世界中どこででも、日本の航空会社と海運業にとってメリットになるだろう」と述べた。

Iridiumについて、より詳しい情報は www.iridium.com (リンク ») を参照。

▽Iridium Communications Inc. について
Iridium(R)は全世界を網羅する、唯一のモバイル音声とデータの衛星通信ネットワークである。Iridiumは人々、組織、そして資産をどこへでも、どこからでもリアルタイムでつなげることができる。当社のパートナー企業のエコシステムを利用して、Iridiumは真にグローバルなコミュニケーションを必要とする市場に向けて革新的で豊かな、信頼性の高いソリューション一式を提供する。当社は2019年に衛星ネットワークの世代アップグレードを完了し、新しい特殊ブロードバンドサービスであるIridium Certus(R)を発表した。Iridium Communications Inc.は米バージニア州マクリーンに本社を置き、当社普通株はナスダックのグローバル・セレクト・マーケットで、ティッカーシンボルIRDMで取り引きされている。Iridiumの製品、サービス、パートナーソリューションに関し、より詳しい情報はwww.iridium.com (リンク ») を参照のこと。

▽メディア問い合わせ先
Jordan Hassin
Iridium Communications Inc.
Jordan.Hassin@Iridium.com
+1-(703)-287-7421
Twitter: @Iridiumcomm

▽投資家問い合わせ先
Kenneth Levy
Iridium Communications Inc.
Ken.Levy@Iridium.com
+1-(703)-287-7570

ソース:Iridium Communications Inc.

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