東洋大学(東京都文京区/学長 矢口悦子)の工業技術研究所(埼玉県川越市/所長 勝亦徹)は、2021年9月9日(木)から9月16日(木)まで、オンデマンド配信にて「第2回水のシンポジウム『サステナブルな社会の実現を水環境から考える。-SDGsと水-』」を開催します。持続可能な開発目標(SDGs)を達成するために重要な“水の循環”と“水環境”について、本学教員と外部有識者が様々な視点から考えます。
大海の水は水蒸気となって空に昇り、やがて雲を作り雨や雪となって水源に降り注ぎます。水のしずくは伏流水や川に形を変え大地を潤しながら再び海に帰ります。この地球規模の水の循環によって自然環境が保たれ人類の文化と文明が支えられてきました。本シンポジウムでは、持続可能な開発目標(SDGs)を達成するために重要な''水の循環''と''水環境''について、本学教員と外部有識者が様々な視点から考えます。
〔タイトル〕
第2回水のシンポジウム「サステナブルな社会の実現を水環境から考える。-SDGsと水-」
〔開催日程(オンデマンド)〕
2021年9月9日(木)から9月16日(木)まで
〔申込方法〕
以下URLからお申込みください。参加費無料、どなたでもご視聴いただけます。
お申し込み後、動画配信URL等の詳細をご案内いたします。
(リンク »)
【申込期限:2021年9月15日(水)17:00】
〔プログラム〕
◆開会挨拶
東洋大学 副学長/生命科学部教授 川口英夫
◆基調講演
第1回目のシンポジウム(2011年度開催)から10年の間に起きた水環境と水問題の変化を解説します。
◇「サステナブルな社会実現のための水の重要性」-第1回シンポジウム以降の10年の世界の水問題の変化-
東洋大学 国際学部教授 北脇秀敏
◆水質浄化技術と水利用の現状と将来
水の循環を持続するために、使った水をきれいにして戻すための水処理技術の現状と将来について解説します。
◇「下水処理向け省エネ型生物処理技術の開発状況」
東洋大学 生命科学部教授 角野立夫
◇「生物資源を活用した窒素排水処理技術の開発」
東洋大学 理工学部准教授 井坂和一
◇「浄化槽分野における脱炭素化に向けたシミュレーション解析」
東洋大学 理工学部教授 山崎宏史
◇「排水処理システムの環境負荷を考える」
埼玉県環境科学国際センター 見島伊織 氏
◆水と生活
水源地域の持続的な発展を視野に入れた生産・物流など、生活に密接に関係した水利用について様々な視点から紹介します。
◇「水環境意識形成のプロセスとその涵養に向けて」
東洋大学 総合情報学部教授 大塚佳臣
◇「水と微生物」
東洋大学 理工学部准教授 峯岸宏明
◇「水域における水生生物の縦断的な移動の手段」
東洋大学 理工学部准教授 青木宗之
◇「荒川水系の水利用」
埼玉県立 川の博物館 羽田武朗 氏
◇「川越の水運」
川越市立博物館 岡田賢治 氏
◇「小川町の産業と水の関わり~小川和紙と酒造~」
小川町生涯学習課 図書館長 新田文子 氏
◆パネルディスカッション
この10年間の世界の水問題の変化を踏まえて、水環境を保全し、水の循環を適切に保つための課題について討論を行います。
◇「世界の水環境の課題と対応 ~10年間の歩み~」
パネラー:北脇秀敏、川口英夫、角野立夫、井坂和一
▼本シンポジウムに関する問い合わせ先
東洋大学工業技術研究所
Mail: kougiken@toyo.jp
▼報道関係の方による取材の問い合わせ先
東洋大学総務部広報課
TEL: 03-3945-7571
Mail: mlkoho@toyo.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター (リンク »)
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