パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場で11月30日から12月2日までの3日間開催された世界最大の民間原子力展示会、第4回WNEは、さらなる発展を感じつつ、終了しました。コロナ禍の困難な情勢にもかかわらず、再び国外から多くの出席者を迎えることができました。
今回は、聴衆という点で約束を守ったといえましょう。RX Franceが開催するGIFEN(フランス原子力産業協会)のイベントWNE 2021に、76カ国から17,000人の参加者と612社の出展者（そのうち40%がフランス国外の企業）が集結しました。2021年の数字は、あらためてWNEに対する期待を表しています。会期中には多数の協力協定に署名がなされ、WNEのビジネスレベルを再確認することとなりました。また、展示会は多くの国際メディアに取り上げられました。
これまでフランス大使を歴任したシルヴィ・ベルマンWNE会長は以下のようにコメントしています。
「3日間の会期中、世界の原子力産業がパリに集い、気候変動の課題に対応する能力を実証しました。低炭素電力を継続的かつ競争力のある価格で生産できるだけでなく、新しいソリューションを開発することで今日の世界の数々の課題を革新し対応することができるため、会期中のテーマがそうであったように、原子力業界が責任ある将来の低炭素社会の重要なプレーヤーであることを確認しました。
以下の錚々たる皆様にご出席を賜り、深く御礼申し上げます。ブリュノ・ル・メール仏経済・財務・復興大臣、アニエス・パニエ=リュナシェ仏経済・財務・復興大臣付 産業担当大臣、ラファエル・グロッシー国際原子力機関（IAEA）事務局長、ファティ・ビロル国際エネルギー機関（IEA）事務局長、カドリ・シムソン欧州員会エネルギー担当委員、ティエリー・ブルトン欧州委員会域内市場担当委員、サマ・ビルバオ イ レオン世界原子力協会（WNA）事務局長。皆さん、当業界への支持を表明くださいました。また、2050年にカーボンニュートラルを達成するために、今後のエネルギーミックスにおいて原子力エネルギーが主要な位置を占めることを想起しました。」
フランスおよび世界的な第一人者
WNEは約1,000人の国際的な意思決定者（政府、機関、バイヤーなど）と以下の世界約20カ国から公式代表団を迎えました：アルバニア、アルゼンチン、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ共和国、フィンランド、ドイツ、ハンガリー、インド、モンゴル、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スロバキア、南アフリカ、スペイン、トルコ、英国、アメリカ合衆国
デジタルを活用した新しいモデルで挑戦した第4回
WNEは、リアルとデジタル両方のハイブリッドな国際イベントになるべくフォーマットを進化させ、コロナ情勢に適応し、課題に挑戦しました。
WNE Live & Connectデジタルプラットフォームは、移動のかなわなかったコミュニティの人々がオンラインで様々なセッション（開会式/閉会式、WNEアワード授賞式、スポンサーフォーラム、ワークショップ、水素と廃棄物に関するラウンドテーブル、「SMRと先進原子炉デー」）にオンラインで接続することを可能にしました。またこれらのセッションは、近々リプレイができるようになります。
このオンラインシステムは、LinkedInとTwitterのソーシャルネットワークによってパワーアップしています。会期の一週間の間に、ソーシャルネットワーク上でWNEや原子力に関連する投稿が220万人のユニークユーザーにリーチし、WNEに関する1400のメンションがなされました。
WNE 2021の新機軸およびハイライト
SMRと先進原子炉、水素と廃棄物管理といった、ここ何か月もの間、業界や政治家らによって定期的に議論された議題のラウンドテーブルが設けられ、今後の見通しが開け、期待通りの成功をもたらしました。これらのトピックは WNE で初めて議論されました。
« WNE フェロー・アワード » は、原子力産業界外の人物、カースティ・ゴーガンに授与されました。気候変動対策における原子力産業の重要な役割を強調した彼女の仕事と立場が評価されました。開幕前日に行われた授賞式では、審査員を務めた世界的専門家であるベルナール・ビゴITER機構事務局長から賞が手渡されました。
出展者のワークショップ、ビジネスミーティング、Startup Planet、スポンサーフォーラム、そして出展者の革新性を称えるWNEアワードなしにはWNEを語れません。WNEアワードでは、「優秀オペレーション部門」、「原子力の安全性部門」、「製品とサービス部門」、「ナレッジ・マネジメントとスキル部門」の各カテゴリーにおいて、事前に選ばれた21社のノミネート企業から7社が受賞しました。
WNE アワード 2021
優秀オペレーション部門受賞者
• 大企業グループ～中堅企業：EDF：“Stop Corrosion”
• 中小企業：OAKRIDGE SAS：“NESTERS – Nuclear Ex-core inStrumentation sysTEm (Rpn) System App.”
原子力の安全性部門受賞者
• 大企業グループ～中堅企業：EDF： “放射線防護シェル”
• 中小企業：CATHELAIN および共同出願者： “C-Bolt”
製品とサービス部門受賞者
• 大企業グループ～中堅企業：VEOLIA NUCLEAR SOLUTIONS：“問題のある核廃棄物フロー処理- GeoMelt® 反応金属の確認”
• 中小企業：AVNIR ENERGY：“SK-DIZI（イオン化エリア監視システム）”
ナレッジ・マネジメントとスキル部門受賞者
• 大企業グループ～中堅企業：CEA（フランス原子力・代替エネルギー庁）：“Create Your MOOK”
• 中小企業：慎重に検討した結果、審査員は、スコアと基準に対する判断が困難なため、今年のノミネートはなし
i2EN（国際原子力学院）がGIFENの協力の下、ハイブリッド形式で開催した12月2日の学生デーは、150人以上の学生をWNEに迎え、約500人の学生がフランス国内外のそれぞれの場所からリモートで参加しました。
次回のWNEは2023年11月28日から30日にパリ・ノール・ヴィルパント見本市会場で開催予定です。
www.world-nuclear-exhibition.com
WNEプレスコンタクト : Eudoxie PR
Agnès GILBERT - +33 6 84 61 30 71 / Carole BROZEK - +33 6 61 82 08 46
a.gilbert@eudoxie-pr.com / carolebrozekrp@orange.fr
「3日間の会期中、世界の原子力産業がパリに集い、気候変動の課題に対応する能力を実証しました。低炭素電力を継続的かつ競争力のある価格で生産できるだけでなく、新しいソリューションを開発することで今日の世界の数々の課題を革新し対応することができるため、会期中のテーマがそうであったように、原子力業界が責任ある将来の低炭素社会の重要なプレーヤーであることを確認しました。
以下の錚々たる皆様にご出席を賜り、深く御礼申し上げます。ブリュノ・ル・メール仏経済・財務・復興大臣、アニエス・パニエ=リュナシェ仏経済・財務・復興大臣付 産業担当大臣、ラファエル・グロッシー国際原子力機関（IAEA）事務局長、ファティ・ビロル国際エネルギー機関（IEA）事務局長、カドリ・シムソン欧州員会エネルギー担当委員、ティエリー・ブルトン欧州委員会域内市場担当委員、サマ・ビルバオ イ レオン世界原子力協会（WNA）事務局長。皆さん、当業界への支持を表明くださいました。また、2050年にカーボンニュートラルを達成するために、今後のエネルギーミックスにおいて原子力エネルギーが主要な位置を占めることを想起しました。」
フランスおよび世界的な第一人者
WNEは約1,000人の国際的な意思決定者（政府、機関、バイヤーなど）と以下の世界約20カ国から公式代表団を迎えました：アルバニア、アルゼンチン、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ共和国、フィンランド、ドイツ、ハンガリー、インド、モンゴル、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スロバキア、南アフリカ、スペイン、トルコ、英国、アメリカ合衆国
デジタルを活用した新しいモデルで挑戦した第4回
WNEは、リアルとデジタル両方のハイブリッドな国際イベントになるべくフォーマットを進化させ、コロナ情勢に適応し、課題に挑戦しました。
WNE Live & Connectデジタルプラットフォームは、移動のかなわなかったコミュニティの人々がオンラインで様々なセッション（開会式/閉会式、WNEアワード授賞式、スポンサーフォーラム、ワークショップ、水素と廃棄物に関するラウンドテーブル、「SMRと先進原子炉デー」）にオンラインで接続することを可能にしました。またこれらのセッションは、近々リプレイができるようになります。
このオンラインシステムは、LinkedInとTwitterのソーシャルネットワークによってパワーアップしています。会期の一週間の間に、ソーシャルネットワーク上でWNEや原子力に関連する投稿が220万人のユニークユーザーにリーチし、WNEに関する1400のメンションがなされました。
WNE 2021の新機軸およびハイライト
SMRと先進原子炉、水素と廃棄物管理といった、ここ何か月もの間、業界や政治家らによって定期的に議論された議題のラウンドテーブルが設けられ、今後の見通しが開け、期待通りの成功をもたらしました。これらのトピックは WNE で初めて議論されました。
« WNE フェロー・アワード » は、原子力産業界外の人物、カースティ・ゴーガンに授与されました。気候変動対策における原子力産業の重要な役割を強調した彼女の仕事と立場が評価されました。開幕前日に行われた授賞式では、審査員を務めた世界的専門家であるベルナール・ビゴITER機構事務局長から賞が手渡されました。
出展者のワークショップ、ビジネスミーティング、Startup Planet、スポンサーフォーラム、そして出展者の革新性を称えるWNEアワードなしにはWNEを語れません。WNEアワードでは、「優秀オペレーション部門」、「原子力の安全性部門」、「製品とサービス部門」、「ナレッジ・マネジメントとスキル部門」の各カテゴリーにおいて、事前に選ばれた21社のノミネート企業から7社が受賞しました。
WNE アワード 2021
優秀オペレーション部門受賞者
• 大企業グループ～中堅企業：EDF：“Stop Corrosion”
• 中小企業：OAKRIDGE SAS：“NESTERS – Nuclear Ex-core inStrumentation sysTEm (Rpn) System App.”
原子力の安全性部門受賞者
• 大企業グループ～中堅企業：EDF： “放射線防護シェル”
• 中小企業：CATHELAIN および共同出願者： “C-Bolt”
製品とサービス部門受賞者
• 大企業グループ～中堅企業：VEOLIA NUCLEAR SOLUTIONS：“問題のある核廃棄物フロー処理- GeoMelt® 反応金属の確認”
• 中小企業：AVNIR ENERGY：“SK-DIZI（イオン化エリア監視システム）”
ナレッジ・マネジメントとスキル部門受賞者
• 大企業グループ～中堅企業：CEA（フランス原子力・代替エネルギー庁）：“Create Your MOOK”
• 中小企業：慎重に検討した結果、審査員は、スコアと基準に対する判断が困難なため、今年のノミネートはなし
i2EN（国際原子力学院）がGIFENの協力の下、ハイブリッド形式で開催した12月2日の学生デーは、150人以上の学生をWNEに迎え、約500人の学生がフランス国内外のそれぞれの場所からリモートで参加しました。
次回のWNEは2023年11月28日から30日にパリ・ノール・ヴィルパント見本市会場で開催予定です。
www.world-nuclear-exhibition.com
WNEプレスコンタクト : Eudoxie PR
Agnès GILBERT - +33 6 84 61 30 71 / Carole BROZEK - +33 6 61 82 08 46
a.gilbert@eudoxie-pr.com / carolebrozekrp@orange.fr
このプレスリリースの付帯情報
WNE 2021 用語解説
GIFEN（Groupement des Industriels Français de l’Energie Nucléaire/フランス原子力産業協会）について : www.gifen.fr
GIFENは、フランス原子力産業唯一の労働組合で、あらゆる産業活動と民間原子力産業のすべての分野の元請業者、大企業、中堅企業、中小企業、零細企業、協会が集結しています。約270のメンバーを数えるGIFENの目的は、パートナーと共に、明日のフランス原子力産業を構築することです。また、GIFENは、民間原子力産業における世界のプレーヤー間の国際関係の促進と発展を目指しています。この目的を達成すべく、GIFENはWNE（世界原子力展示会）のオーナーとして、主催します。
RX Franceについて : www.rxglobal.com
RX Franceは、MIPIM、MAPIC、Batimat、Pollutec、EquipHotel、SITL、IFTM Top Resa、MIPCOM、MIPTV、FIAC、Paris Photoをはじめとする、20の産業分野をカバーするフランス国内外で開催される世界的イベント（来場式、バーチャル、ハイブリッド）のポートフォリオを管理しています。RX Franceのイベントは、フランス、中国、インド、イタリア、メキシコ、ロシア、米国で開催されています。RX Franceは、ビジネスチャンスを倍増させるような商談の機会を作り、実展示会およびデジタルイベントにおける最良点を結び付けた最も革新的なイベントを提案することで、クライアントの戦略的ビジネス開発をサポートします。RX FranceはRX（旧Reed Exhibitions）のフランス子会社です。
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