このソリューションは、Connected Deviceプラットフォームと、十分に検証された開発ツールおよび設計サポートを備えています。これにより、Digi ConnectCore MP1 SOMは、製品開発におけるリスクと労力の削減を求めているOEM(相手先ブランド製造企業)にとって、費用対効果の高いワイヤレスソリューションとなります。理想的なDigi ConnectCore MP1のアプリケーションには、医療機器、環境試験装置、産業用ヒューマンマシンインタフェースなどのカメラやディスプレイを備えたハンドヘルド製品、あるいはEV充電ステーション、再生可能エネルギーコントローラなどのヘッドレスデバイスがあります。
Digi ConnectCore MP1 SOMは、STマイクロエレクトロニクス(STM)のSTM32MP1マイクロプロセッシングユニット(MPU)の新製品および市場で実績のある製品の両方を活用し、より少ない総所有コストでより多くの機能を提供します。フォームファクタは切手よりも小さく(29×29 mm)、薄型が要求されるフォームファクタのアプリケーションに理想的です。すぐに使えるDigi ConnectCore MP1 SOMは、スケーラビリティ、互換性、認証取得済みのワイヤレスコネクティビティを提供し、ヘルスケア、輸送、産業分野の幅広いアプリケーションに適したソリューションです。
独自のDigi SMTplus表面実装フォームファクタは、ランドグリッドアレイ(LGA)パッドを使用したより複雑なアプリケーションと、エッジキャステレーテッドパッドを使用したさほど複雑でないアプリケーションに対応することで、設計の柔軟性を提供します。コネクタが不要なため、ConnectCore SOMはBOM(部品表)を縮小し、コネクタが使用できない高振動や過酷な環境のアプリケーションにより適しています。
小型フォームファクタに高性能な機能を満載
- STM32MP13xまたはSTM32MP15x、シングル/デュアルCortex-A7 @ 650 MHz
- リアルタイムタスク用のCortex-M4コンパニオンプロセッシングコア(STM32MP15xのみ)
- 認証取得済み Wi-Fi 5 802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth 5.0 (DLEを含む)オプション
- 最大1GBのSLC NANDフラッシュ、最大1GBのDDR3
- 独自の超低消費電力とウェイクアップ状態管理
- デュアル10/100/1000イーサネットコネクティビティ(STM32MP15xはシングル10/100/1000イーサネット)
- 完全に検証された組込みLinuxソフトウェアプラットフォーム(Digi Embedded Yocto)
- Digi TrustFence 組込みセキュリティフレームワーク - すぐに使えるセキュリティ機能
- 既製の開発ボードと低コストのゲートウェイリファレンスデザイン
- 主要なハードウェア保証を備えた産業用途における信頼性と動作温度
「Digi ConnectCore MP1 SOMは、ヘルスケア、輸送、産業分野などの規制の厳しい市場において、インテリジェントかつコネクテッドでセキュアなワイヤレス製品を構築するという課題に対応しています。他社のSOMとは異なり、Digi ConnectCore MP1は、開発ツール、設計サポート、ソフトウェア、セキュリティビルディングブロックの完全なセットを包含する、スケーラブルで高度に統合されたソリューションを提供し、市場投入までの時間を短縮します。Digiはまた、顧客の製品ライフサイクル全体を通して、配備と継続的なメンテナンスを簡素化するため、リモートマネジメントサービスとセキュリティサービスを提供します」と、Digiのシニアプロダクトマネージャであるアンドレアス・バーガントは話しています。
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