今年8月にチュニジアで開催された第8回アフリカ開発会議(TICAD8)。市民社会不在のまま開催されました。現地では何が起きていたのでしょうか。また、実際にTICAD8がもたらしたものは何だったのでしょうか。現地を取材した日本の記者と、市民社会としてかかわってきたアフリカ日本協議会の稲場雅紀が、TICAD8を振り返ります。
今年の8月27日と28日、チュニジアの首都チュニスにて、TICAD8が開催されました。日本政府は「マルチステークホルダー」の原則は変更しないとしつつも、「新型コロナ」を理由に、市民社会をはじめとする関係者に対して透明性がほとんどないまま準備期間を終え、本会合では基本的にアフリカ諸国の政府代表と一部の民間企業以外の参加を認めない方針をとりました。現地では何が起きていたのでしょうか? そして、市民社会はどのようにこのプロセスと関わり、そこから見えてきたものは何だったのでしょうか?
このセミナーでは、チュニジアでTICAD8を取材した日本メディアの記者を迎え、市民社会が参加の機会を得られなかった現地の様子を伝えてもらいます。また、アフリカ日本協議会の稲場雅紀が、市民社会としてのTICADプロセスの経験を話します。「4兆円(300億ドル)の支援」や「チュニジア宣言」という表向きの約束とは別に、今回のTICAD8が実際に生み出したものは何かを検証し、今後のTICADおよび日本のアフリカ政策について市民社会の役割とともに考えます。
日時:2022年10月26日(水)午後7時~9時
形式:ズームによるオンライン会議形式
申し込み: (リンク »)
参加費:無料(寄付つきチケットもあります)
プログラム(予定):
・開会
・日本メディア記者(調整中) 「現地チュニジアの取材を通して」
・稲場雅紀(アフリカ日本協議会 共同代表) 「“非招待者” 市民社会は何を見、何をしたか」
・ディスカッション
※後日、動画の公開はありません。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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