TangerineがOktaの顧客ID管理プラットフォームとTC3の「デジタル顧客接点トータルサービス」を採用し、リリースを約2ヶ月で達成

ギグエコノミーを活用したデジタルサービス開発を提供するTC3株式会社（以下、TC3、本社：東京都千代田区、代表取締役：須藤 義人）は、「デジタル顧客接点トータルサービス」を活用し、Tangerine 株式会社（以下、Tangerine、本社：東京都港区、代表取締役　平井 清人）が展開する店舗DX支援SaaS、Store360 Insightに採用されたOktaの顧客ID管理プラットフォームの導入支援をし、約2ヶ月でリリースを達成したことを発表します。

●背景

Tangerineが提供する店舗DX支援SaaSであるStore360は、累計30,000店舗に導入されているオフライン特化型の来店分析・顧客エンゲージメントプラットフォームです。本サービスでは、来店時施策を簡単に実装できるStore360 UXやオフラインデータを分析するためのStore360 Insightなどの複数のサービスが提供されています。Store360は管理部門のみならず、店舗側でも閲覧・利用することができます。

Tangerineは、Store360 Insightの展開にあたり、ユーザーフレンドリーな分析に必要な世界最先端のBIツールを組み込み、顧客・ユーザー毎に権限管理を行いながら、正しい人が正しいサービスにアクセスできるようにするため顧客ID管理ソリューションを検討していました。また、事業のスピードを求められるビジネス環境の中、早期のリリースを期待されていました。

●TC3の「デジタル顧客接点トータルサービス」を活用し約2ヶ月でOktaの顧客ID管理プラットフォーム導入 及び API開発を支援

顧客ID管理ソリューションとして複数の選択肢を検討する中で、多様なサービスとの連携が豊富であり、サービスに埋め込み可能な世界最先端のBIツール向けのサンプルコードが提供されている、Oktaの顧客ID管理プラットフォームが選択されました。

今回中核となった機能は、Oktaで認証認可を行うだけで、BIツールの適切なデータをStore360 Insightに表示を行う機能です。TC3が、Oktaのナレッジや最先端のテクノロジーへの知見を活かし、開発済みのUIとStore360 InsightのAPI 及び BIツールのインテグレーションをご支援しました。TC3の過去の開発経験、アジャイルなプロジェクト管理手法により、約2ヶ月でリリースへたどり着くことができました。

・Okta APIやSDKを活用し爆速でインテグレーション開発
並行で開発されていたUI（ユーザーインターフェース）や業務ロジックと密接に絡みあうバックエンドロジックの設計から開発までをTC3がサポートいたしました。Oktaを活用した認証認可の仕組みの導入など、ビジネススピードを意識し優先順位を決め、アジャイルの考え方を取り入れ、開発プロジェクトを支援いたしました。

・Okta Workflowsを活用しノーコードでサービス間を連携
主体となるサービスであるStore360 Insightからデータ分析結果を表示させるサービスのBIツールとOkta間でユーザー情報及び権限情報の連携を、Okta Workflowsを活用することで、短期間で開発を行いました。

・Oktaがデフォルトで提供するテンプレートの活用することで開発に集中
Oktaがデフォルトで提供するログイン画面やEmailテンプレートを活用することで、注力すべき部分である業務ロジック設計・開発に集中することができました。


事例紹介ページ
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●お客様の声
「TC3の「デジタル顧客接点トータルサービス」により、開発チームをサポートいただき、アイデンティティ管理の導入を迅速に実現することができました。また、Oktaを採用したことで、サービスの拡張が対応しやすくなったため、今後のビジネスのスピードを上げていけることを確信しています」
Tangerine COO 島田崇史氏


●エンドースメント
「Oktaの活用により、顧客ID管理が容易に行うことができますが、ウェブアプリケーションのロジックを含めたインテグレーション力が必要です。このような実績が増えることで業界全体が顧客向けアイデンティティ管理の力を認め、活用がさらに浸透することを確信します」
Okta Japan 代表取締役社長 渡邉崇氏

「この度のTC3様によるTangerine様向けのサービスリリースに携わることができたことを光栄に思います。TC3様の開発ノウハウに基づいたOktaによる顧客アイデンティティ管理の取り組みが、お客さまのDXを成功に導くものであることを確信しております。今後もTC3様とのパートナーシップを強化していきながら、お客さまのDX推進に貢献するソリューションを展開してまいります。」
株式会社マクニカ ネットワークスカンパニー プレジデント 小林雄祐氏

「TC3が考えるクラウドネイティブの世界は、パブリッククラウドを活用することはもちろんSaaSをうまく活用し、ユーザー自身が管理するものを極力少なくしていくことです。Tangerine様の導入成果を活かし、更に顧客ID管理領域で、Gig Economyとの共創でお客様のDXの成功に貢献していたいと考えています」
TC3 代表取締役 須藤義人


●TC3が提供するサービス
TC3は、「デジタル顧客接点トータルサービス」として、お客様が提供するウェブアプリケーションの新規開発、モダナイゼーション開発を、企業の競争優位性の核となる、アイデンティティ管理を中心に支援しています。

TC3はOktaのSolution Provider Partner（Select）であり、認証認可を含めたウェブサービス開発をTopcoderを中心としたギグ・エコノミーとの共創で実現いたします。

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