株式会社エフィシエント(本社:横浜市西区 代表取締役社長:脇坂健一郎 以下、EFFICIENT)と、就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(本社:東京千代田区 代表取締役社長:佐藤剛志 以下、ジェイック)が共同開発する面接練習アプリ『steach』は、大幅に機能をアップデートし、自然言語処理を活用し会話の内容をAIが解析することで「伝わりやすさ」を定量評価できるようになったことをお知らせいたします。
steachは、ユーザーがスマホで面接の質問に回答した音声と動画をAIエンジンが解析し、表情、声、身振りに加えて、文脈を解析することで定量的なアドバイスをAIが行います。面接で頻出する質問のパターンを用意しており、新卒、転職、アルバイトなどの多様な面接シーンで活用いただけます。
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『steach』は、これまで3万6千名以上(*1)の就職支援を行ってきたジェイックの求職者からのニーズをもとに、「ひとりで気軽に面接練習ができて、客観的な評価がもらえる」環境を実現するために開発、リリースされました。2022年5月23日のリリースから、面接練習実施回数:27,271回(2022年5月14日-2022年12月8日)利用されています。ジェイックがこれまで培ってきた面接対策ノウハウを元に、AIを活用することでユーザーが回答した音声と動画を定量的に評価します。
*1 ジェイックが主催する面接会の参加者数(新卒者向け2012/4~2021/3、既卒者向け2005/5~2021/3)
「伝わりやすさ」の指標追加について
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これまでsteachは表情、声、身振りによる定量的な解析を行っており、ユーザーが話した内容については撮影、録音から話した内容についてはテキスト化ができるのみでした。実際の面接においては、話した内容が面接官にとって伝わりやすいかという点も重要と考えており、これまで機能搭載のため開発を重ねてきました。
自然言語処理のAIモデルを用いた実証実験を繰り返し、高精度で文章の伝わりやすさを評価することが可能になったため、この度「伝わりやすさ」の評価指標を追加する大幅アップデートを行いました。この機能は文章が「結論ファーストで語られているか」「数値や具体例など具体的な根拠が含まれているか」「接続詞の使い方が適切か」を主な判断基準として解析・評価します。
本機能をユーザーが利用することで回答内容のブラッシュアップを行っていただき、面接練習に役立てていただきたいです。
機能の開発技術に関して
本機能は文章の文脈に着目するBERTモデルによる自然言語処理を利用して実現しました。これまで対面で数多くの面接練習を行っているジェイック協力のもと、2000以上の例文にラベル付けを行い、それをAIに学習させることで精度の向上に努めてまいりました。
回答内容の解析手法は、最初に結論が話されているか、その次に具体例や数字を使った具体的説明がなされているかを軸に判定しています。さらに接続詞の適切さの判定をし、これらの判定結果から総合的に伝わりやすさの評価をおこないます。検証実験ではAIによる伝わりやすさの評価と人による評価が近似し、実際の面接練習においても有用性が認められるため、本機能をリリースするアップデートを行いました。
今後はさらに学習データのバリエーション・量を増やすことでモデル学習を繰り返し、性能の向上を行ってまいります。
本技術の応用について
本技術を用いることで、解析結果では話す速さ、姿勢、視線や瞬き、会話の内容の伝わりやすさなど主観では分かりづらい評価を確認することで自分自身の改善点を見つけることができます。就職、転職の面接での活用以外の場面においても、企業研修や教育の場など他領域で応用の可能性が広がっています。ご興味があればお問い合わせください。
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steachの使い方
使い方は以下の特設サイトをご覧ください。
特設LPへのリンク: (リンク »)
■アプリのダウンロード方法
●iPhone・iPadユーザーの方
App Store: (リンク »)
●Androidユーザーの方
Google Play: (リンク »)
■会社概要
会社名:株式会社エフィシエント
代表者: 代表取締役社長 脇坂健一郎
本社所在地:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目11−1
(リンク »)
会社名:株式会社ジェイック
代表者: 代表取締役社長 佐藤 剛志
本社所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル7階
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)

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