モジュール型データセンター市場、2027年に524億米ドル規模到達見込み

株式会社グローバルインフォメーション

2022-12-16 09:00

株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「モジュール型データセンター市場:世界の産業動向、シェア、規模、成長、機会、2022-2027年予測」(IMARC Services Private Limited)の販売を12月15日より開始いたしました。
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市場の概要
世界のモジュール型データセンター市場は、2021年に213億米ドルの規模に達しました。2022年から2027年にかけて、市場は16.11%のCAGRで成長し、2027年には524億米ドル規模に達すると予想されています。
モジュール型データセンターは、個々の目的に合わせて設計されたモジュールとコンポーネントを備え、配備先で組み立てるポータブルなデータ処理システムです。個々のユニットは、規模、負荷容量、構成、冷却・管理システムなどが異なります。モジュール型データセンターは、プレハブ型データシステムとして出荷、統合、後付けが可能で、複数のモジュールに組み合わせることもできます。リソースを共有することなく独立して動作し、災害時のバックアップ、エッジコンピューティング、電力分配、データセンターの拡張などによく利用されています。従来のデータセンターと比較すると、拡張性、エネルギー効率、標準化、安定性、環境性に優れています。そのため、銀行、金融サービス、保険(BFSI)、運輸、情報技術(IT)、ヘルスケア、エンターテイメントなど、さまざまな業界で幅広く利用されています。

市場の動向
全世界の情報技術(IT)産業の著しい成長が、重要な市場成長要因の一つとなっています。また、中堅・大規模企業においてクラウドコンピューティングソリューションが広く採用されていることも、市場成長の推進力となっています。企業は、ネットワーク接続の改善とデータストレージ機能の強化のために、高度な5Gセルタワーを備えたマイクロモジュール型データセンターを導入する傾向が強まっています。これに伴い、コロナウイルスの流行による在宅勤務(WFH)トレンドの到来により、組織データのリモートストレージとアクセスを目的としたモジュール型データセンターの需要が高まっています。さらに、電力効率に優れ、コンパクトで二酸化炭素排出量を最小限に抑えた、導入しやすいグリーンデータセンターの開発など、さまざまな技術的進歩も市場成長を促進しています。加えて、これらの装置は、IoT(Internet of Things)や自動化システムと統合して、運用効率を高めることができます。その他、通信インフラの大幅な改善や、大規模な研究開発活動なども、市場の成長に向けた原動力になると予想されています。

主要な市場区分
モジュール型データセンターの世界市場は、コンポーネント、データセンター規模、用途、業種に基づいて細分化されています。

コンポーネント別の市場区分
ソリューション
・オールインワンモジュール
・個別モジュール
サービス
・設計・コンサルティング
・インテグレーション・デプロイメント
・サポート・メンテナンス

データセンター規模別の市場区分
・中小規模データセンター
・大規模データセンター

用途別の市場区分
・災害時バックアップ
・ハイパフォーマンス/エッジコンピューティング
・データセンター拡張
・スターターデータセンター

業種別の市場区分
・BFSI
・IT・通信
・小売・製造業
・ヘルスケア
・エネルギー
・メディア・エンターテイメント
・政府・防衛
・その他

市場の競合状況
世界のモジュール型データセンター市場における主要な企業としては、BASELAYER Technology LLC (Intermountain Electronics Inc.), Cannon Technologies Ltd., Dell Technologies Inc., Eaton Corporation plc, Hewlett Packard Enterprise Development LP, Huawei Technologies Co. Ltd.、International Business Machines Corporation、Rittal GmbH & Co. KG、Schneider Electric SE、Vertiv Group Corp.などが挙げられます。



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