●アクサダイレクトは、地域貢献プログラムの一環としてコンタクトセンターのある福井県福井市と北海道旭川市において、病院に入院中の6人の子どもたちとのリモート交流会を、分身ロボット「OriHime」を通じて12月に開催。2020年から継続している企画で、今回が3回目の開催。
●入院中の子どもたちは、新型コロナウイルス感染症対策で面会や立ち入りが制限され、家族との交流もままならない医療機関にあって、自分の分身となったロボットを病院から操作し、家族とのコミュニケーションやお出かけ、学校への登校などを3週間にわたり体験。
●期間最終日には、アクサダイレクト社員によるオリジナル絵本の読み聞かせと買い物体験を通してコミュニケーションを深め、交流後に絵本や社員のメッセージ入りカードをプレゼント。
アクサ損害保険株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長兼CEO:佐伯美奈子、以下「アクサダイレクト」)は、地域貢献プログラムの一環として、コンタクトセンターのある拠点において、遠隔操作型分身ロボット「OriHime」 (※) を使ったリモート交流会を2022年12月に実施しました。闘病のため入院生活を余儀なくされている子どもたちへの支援を目的として、福井県福井市、北海道旭川市の拠点に勤務するアクサダイレクトの社員が、拠点近隣の病院に入院中の6歳から14歳の子どもたち6人と分身ロボットを活用したリモートでのコミュニケーションを行いました。
(リンク »)
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、特に医療機関では面会や立ち入りが制限されるなど、入院中の子どもたちはご家族との交流もままならない状況にあります。当社は、このような困難な状況下で病気と闘う子どもたちを励まし、すこしでも周りの方々との交流機会を作り闘病を支えたいという想いから、分身ロボットを使った「外の世界の体験」のプレゼントを企画し、2020年から継続して実施、今回が3回目の開催となります。分身ロボットには内蔵カメラとマイク・スピーカーが備わっているため、子どもたちは病院にいながら、ご自分で操作して外の世界を見たり会話することができます。
(リンク »)
子どもたちには、まず3週間ロボットを貸与し、自分の分身として自由にお出かけをしてもらいました。久しぶりに学校の授業に参加したり、ご家族と団らんしたりと、今まで制限されていたことを分身ロボットを通じて体験してもらうことができました。体験の最終日には、子どもたちの分身となったロボットを各拠点のコンタクトセンターオフィスに招待し、社員との交流会を楽しんでもらいました。
(リンク »)
(リンク »)
交流会では、社員が作成したオリジナル絵本『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち~The bumble bee and the smiling animals~』( (リンク ») )の読み聞かせを行ったあと、分身ロボットとして拠点近くのショッピングセンターへ社員と共に出向き、おもちゃ、カプセルトイなど、好みのものを選ぶお買い物のひと時を過ごしてもらいました。分身ロボットから聞こえる声や、手や首を振るモーションを通じて子どもたちの様子が伝わり、まるですぐそこにいるかのようなコミュニケーションが叶い、社員も子どもたちと一緒に交流会を楽しみました。交流会後には、子どもたちが選んだおもちゃに加え、オリジナル絵本、絵本に登場するキャラクターをあしらったバンダナ、交流会に参加した社員が子どもたち一人ひとりに心を込めて書いたメッセージ入りのカードをプレゼントしました。
プログラム実施後、「OriHime」を学校に連れて行きお使いいただいたご家族から「先生、クラスのみんなは、お楽しみ会など色々と企画してくれて教室に息子がいるかのようにオリヒメに話しかけてくれたり、息子もそれに応えて手を挙げる操作をしたりとても楽しそうでした。オリヒメをきっかけにクラスのみんなが待ってくれるんだなあという気持ちが伝わり、息子も学校に通える日を楽しみにしています。」参加されたお子さんからは、「ぼくは外にでれてないけど、外のけしきをみられたのでさいこうの一日です。」などの感想をいただきました。
福井大学医学部附属病院小児科 鈴木孝二先生からは「社会は少しずつwithコロナへと舵を切っていますが、入院中のこどもにとっては、面会制限や対面でのボランティア活動の自粛など窮屈な生活が続いております。オリヒメを自分の家や学校に連れていくことで、会えなかった家族や友人との対面にこどもたちはとても喜んでいました。交流会では読み聞かせやお買い物体験を通じて、病院の外の世界に気持ちを発散することが出来ました。頑張っているこどもに対し、アクサダイレクトの皆様からの応援は大きな力となっています。」と、コメントをいただきました。
旭川医科大学病院 小児科病棟看護師長からは「コロナ禍の状況が続きさまざまな制限が強いられるなか、子どもたちは長期に渡る入院生活を送っています。今回、オリヒメ体験中にきょうだいとのコミュニケーションがモチベーションになったのか、医療者の期待を上回る回復力で退院することができたお子さんがいます。また、オリヒメを介してお友達と同じ授業を受け、部活動に参加していたお子さんが、ごく日常的なコミュニケーションを楽しんでいたのが印象的でした。家族や友人との関係性が闘病意欲を向上するために重要であることを実感する機会になりました。貴重な体験をさせていただき、本当に感謝申し上げます。」と、コメントをいただきました。
当社は「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパスのもと、今後も地域社会に根差し、人々に寄り添うCR(コーポレート・レスポンシビリティ=企業の社会的責任)活動に取り組んでまいります。
■アクサダイレクト地域貢献プログラム
「入院中の子どもたちと分身ロボット“OriHime”を通じた交流会」実施概要
(リンク »)
※遠隔操作型の分身ロボット「OriHime」
オリィ研究所が開発している、育児や介護、身体障害などで通勤や出社が困難な方のテレワークや、病気で学校に通えない児童・学生の遠隔教育ツールとして全国で使われている分身ロボット。PCやタブレット、スマートフォンで手軽に操作でき、「OriHime」の設置や持ち運びが簡単なところが特徴。「移動の制約」を克服し、「その場にいる」ようなコミュニケーションを実現します。
株式会社オリィ研究所 公式HP (リンク »)
※「OriHime」「分身ロボットカフェ」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
〔アクサダイレクトのCR(コーポレート・レスポンシビリティ)活動〕
アクサダイレクトでは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパス(存在意義)のもと、お客さまに寄り添い、お客さまから常に信頼されるパートナーとなることを目指して積極的にCR活動を推進しています。2018 年より認定 特定非営利活動法人 シャイン・オン・キッズとのパートナーシップを通じ、入院中の子どもたちを支えるファシリティドッグの支援活動を継続して行っています。また2020 年より、闘病のため入院生活を余儀なくされている子どもたちへの支援を目的として、遠隔操作型分身ロボット「OriHime」を使ったリモート交流を各拠点にて行っています。今後も、企業文化の一部としてCR を浸透させていくことによって、「地域社会」、「お客さま」、「社員」、「株主」、「環境」、「サプライヤー」といった主要なステークホルダーに対して責任ある企業としての役割を果たすことを目指してまいります。
アクサ損害保険について
アクサ損害保険株式会社は、1998年に設立され、翌年7月より営業を開始し、現在は主に自動車・バイク保険、ペット保険を販売しているアクサのメンバーカンパニーです。個人のお客さまを対象とした「アクサダイレクト総合自動車保険」は好調な売上を続け、保有契約件数は110万件を超えています。
アクサグループについて
アクサは世界50の国と地域で14万9千人の従業員を擁し、9千500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2021年度通期の売上は999億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは68億ユーロ、2021年12月31日時点における運用資産総額は1兆510億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。
*アクサグループの数値は2021年度時点のものです。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。