米国カリフォルニア大学サンディエゴ校グローバル政策・戦略学部の学生10名が来日し、FOIP関連分野について理解を深めます。

一般財団法人 日本国際協力センター

From: PR TIMES

2023-01-14 16:16

本プログラム(カケハシ・プロジェクト)は、米国の大学生が、日本の政治、経済、文化、外交政策等について理解を深め、参加者同士が交流してネットワークを強化し、日本の魅力を積極的に対外発信していきます。

FOIP(Free and Open Indo-Pacific(自由で開かれたインド太平洋))とは、インド太平洋地域全体の平和と繁栄を保障し、いずれの国にも安定と繁栄をもたらすために、ASEANの中心性、一体性を重視し包括的かつ透明性のある方法で、ルールに基づく国際秩序の確保を通じて、自由で開かれたインド太平洋地域を「国際公共財」として発展させるという構想です。2016年8月、第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)にて、安倍総理(当時)が基調演説の中で、「日本は、太平洋とインド洋、アジアとアフリカの合流点を、武力や強制によらない自由と法の支配、市場経済を重んじる場所に育て、繁栄させる責任を負っている」と述べたことを端緒としています。FOIP実現のための三本柱として、以下の項目が掲げられています。
<FOIPの三本柱>
1.法の支配、航行の自由、自由貿易等の普及・定着
2.経済的繁栄の追求(連結性,EPA/FTAや投資協定を含む経済連携の強化)
3.平和と安定の確保(海上法執行能力の構築,人道支援・災害救援等)



「カケハシ・プロジェクト」のFOIP大学生招へいプログラムでは、米国の大学生が、日本の政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策などについて理解を深めるとともに、参加者同士が交流を深めてネットワークを強化します。さらに、省庁、自治体、国際機関、東北大学、横浜国立大学などの関係各所を訪問し交流することで、SDGs、人工知能、防災、サイバーセキュリティについての理解も深め、参加者に日本の魅力を積極的に対外発信していただきます。 なお、本プログラムは、外務省が推進する国際交流事業「対日理解促進交流プログラム」カケハシ・プロジェクトの一環で行われる招へいプログラムです。

【開催概要】
名称:対日理解促進交流プログラム カケハシ・プロジェクト「大学生招へい(FOIP)」
日時:2023年1月15日(日)~ 1月22日(日)
対象:米国 カリフォルニア大学サンディエゴ校グローバル政策・戦略学部 大学生 10名
訪問地域:東京都、神奈川県、宮城県

日程(予定)
1月15日 来日
   【オリエンテーション】
1月16日 【意見交換】横浜国立大学(FOIP、SDGsについて)
【表敬】横浜市役所
1月17日 【講義】駐日米国大使館 (FOIP and Space (NASA)について)
【視察】内閣サイバーセキュリティセンター/NISC
【講義】外務省(FOIPについて)
1月18日 【講義】横浜国際協力センター 「Y-Port」
【文化視察】横浜市内
     仙台へ移動
1月19日 【視察】東北大学データ駆動科学・AI教育研究センター
    【視察】東北地方整備局
1月20日 【学校交流】東北大学の学生と交流
    【文化視察】松島
1月21日 都内へ移動
    【文化視察】東京都内
1月22日 帰国

言語:英語・日本語
実施団体:一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)
[画像: (リンク ») ]



【対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」事業概要】
「カケハシ・プロジェクト」は、日本と北米地域との間で、対外発信力を有し将来を担う人材を互いに招へい・派遣する(オンライン交流を含む)、日本政府(外務省)が推進する事業であり、JICEがプログラム企画・運営を受託しています。人的交流を通じ、日本の政治・経済・社会・文化・歴史に加えて外交政策に関する日本についての理解を促進するとともに、未来の親日派・知日派を育成・発掘しています。また、参加者に日本の外交姿勢や魅力等について積極的に発信してもらうことで日本に関する対外発信を強化し、日本の外交基盤を拡充することを目的としています。

【本件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人日本国際協力センター(JICE) 国際交流部
お問い合わせフォーム: (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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