AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下、エクサウィザーズ)は、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川宏、以下、JAXA)による一般競争入札「2022年度機械学習を活用したロボット操作の自律化検討・試作等」において、当社の模倣学習・予想学習技術が採用されたことをお知らせします。
[画像: (リンク ») ]
☑︎不定形作業に対応できるマルチモーダルなロボットAI技術により、従来ロボット化することが困難だった物資輸送工程の自動・自律化を支援
有人宇宙活動をより持続的かつ効率的に進めるためには、危険を伴う作業や定型作業を自動・自律化することで、人手を伴う作業をより高度で創造的なものに充てる必要があります。しかし、同活動における物品の運搬作業は繰り返し作業が中心ではあるものの、現在運用されている国際宇宙ステーション(ISS)で取り扱っている物品の運搬作業においては、視覚(カメラ)や触覚(センサー)などのさまざまな種類のデータを元に高度な判断を行い複数タスクをこなすようなマルチモーダルなAIが必須であることに加え、ソフトバッグにおけるファスナの開閉など、不定形作業に対応できる高度な模倣学習・予想学習技術が期待されております。
エクサウィザーズはこれまで、対象物の画像データ、現場機器・ロボット制御データやシミュレータ生成データ等のさまざまなデータを活用して工程の自動化・最適化を可能にするマルチーモーダルなロボットAIソリューション「exaBase ロボティクス」の提供を通じて、不定型作業を含む様々な工程の自動化・最適化を支援してきました。
このたび当社の模倣学習・予想学習技術が採用されたJAXAの研究開発契約「2022年度機械学習を活用したロボット操作の自律化検討・試作等」では、エクサウィザーズがこれまでのロボットAI開発により培った経験と技術を活用し、物資輸送用バッグ(CTB: Cargo Transfer Bag)の操作に対して、模倣学習等の手法を用いたソフトウェアの試作および実機におけるデモンストレーションを行います。そしてこれにより、通信遅延やリソースの制約が想定される有人宇宙拠点への適用を想定したロボットによる操作作業の自律化検討を行います。
エクサウィザーズは今後も、マルチモーダルなロボットAI開発における経験と実績を活かしながら、模倣学習・予想学習技術の実用化開発に取り組み、持続可能な宇宙産業の発展に貢献していきます。
☑︎「exaBase ロボティクス」とは< (リンク »)
AIプラットフォーム「exaBase」のロボット向けAIとして、対象物の画像データ、現場機器・ロボット制御データやシミュレータ生成データ等、様々なマルチモーダルデータを活用して工程の自動化・最適化を可能にするロボットAIソリューションです。単純作業の代替や熟練者の動作再現等、様々なシーンで活用することができます。
※exaBaseはエクサウィザーズの登録商標です。
【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 石山 洸
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL : (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。