総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(東京都江東区、代表取締役社長:横道 浩一、以下「パーソルP&T」)は、脱炭素経営を推進する企業に対し、マイクロソフトが提供する「Microsoft Sustainability Manager」の導入支援サービス提供を開始します。
パーソルP&Tでは、2022年7月から「GHG排出量の可視化・削減計画の実行支援サービス」を提供しており、ノウハウのある専門チームがプロセスの分析・設計・実行を支援しています。今回、これまでのプロセスの実行支援に加え、「Microsoft Sustainability Manager」を活用した企業のサステナビリティ活動を支援していきます。
<背景>
2020年10月に政府から発表された「2050年カーボンニュートラル宣言*1」をきっかけに脱炭素化への動きが加速しています。それと同時に、1つの企業単位だけでなく国内外の関連会社やサプライヤーにも、同様の取り組みが求められるケースが増えてきています。
*1… (リンク »)
脱炭素経営を推進していく企業においては、現状のCO2排出量・削減を可視化することが求められています。
GHGプロトコル*2に基づく排出量の可視化が求められる範囲は、事業やサプライチェーン企業を含み多様な領域があてはまります。企業の担当者は、事業の状況や保有するデータに応じた最適な収集・算出する方法を選定することが大きな課題となっています。
*2…国際的に認められたGHG排出量の算定と報告の基準
<概要>
上記を背景に、パーソルP&Tではマイクロソフトが提供する「Microsoft Sustainability Manager」の導入支援サービスを開始します。
「Microsoft Sustainability Manager」は、2022年6月から提供が開始されたソリューション製品となり、様々なビジネスアプリケーションと連携することで、環境に関連するデータの収集を容易に実行できるのが特徴です。オフィスの電気代や通勤、出張に関わる交通機関の利用の他、事業活動から排出する CO2を算出・分析し、ダッシュボードでわかりやすく環境データを可視化し、削減するためのアクションに繋げることが可能となります。
パーソルP&Tでは、構築実績・ノウハウのあるMicrosoft Azure、Power Platformの構築技術を用いて、様々なビジネスアプリケーションからMicrosoft Azure基盤にデータ統合、データモデルの作成、Microsoft Power BIによるレポートまで、企業における脱炭素活動の“見える化”を支援していきます。
本サービスでは、マイクロソフトが持つクラウド製品の導入分野において直近3年連続でPartner Award受賞した技術的な実績・知見と、10年以上にわたってエネルギー領域のプロジェクト支援で培ったノウハウを掛け合わせて、脱炭素経営におけるお客様の課題をワンストップで解決してまいります。
サービスの詳細はこちら: (リンク »)
「Microsoft Sustainability Manager」の提供元である日本マイクロソフト株式会社様からのエンドースコメントを紹介いたします。
この度のパーソルプロセス&テクノロジー様における「Microsoft Sustainability Manager」の導入支援サービスの提供開始を心より歓迎いたします。
パーソルプロセス&テクノロジー様はこれまでMicrosoft Azure、Microsoft 365にて国内トップクラスの導入実績・高い専門性、ならびに関連した運用保守サービスを提供しており、Microsoft Dynamics 365、Microsoft Power PlatformまでMicrosoft Cloudにおける包括的なソリューションの導入実績をお持ちのパートナー様です。
今回の導入支援サービスの提供により、パーソルプロセス&テクノロジー様の10年以上のエネルギー領域ビジネス支援の実績を持つ専門チームのノウハウとMicrosoft Cloud for Sustainabilityにおける包括的な技術力とのコラボレーションにより、幅広いお客様の脱炭素経営の推進とデジタルトランスメーションに一層貢献いただけることを期待しております。
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 パートナー事業本部
パートナー技術統括本部長 伊藤 信博
■今後の取り組み
本サービスをきっかけに、マイクロソフト社が提供する様々なソリューション製品を活用したサービス拡張を検討しています。
・ Azure Synapse Analyticsを活用したデータ統合の基盤構築を支援し、環境データの効率的な可視化を実現
・ Microsoft Dynamics 365と連携することで、データ参照の実行が容易に
・ Microsoft Power Platformの活用により、CO2排出量の算出・削減における分析業務の生産性を向上
パーソルP&Tはお客様のビジネスにおける課題解決を通じて人と組織の生産性向上に寄与することで、グループビジョン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指してまいります。
※ Microsoft、Microsoft Azure、Microsoft Sustainability Manager、Azure Synapse Analytics、Microsoft Dynamics 365、Microsoft Power BI、Microsoft Power Platformは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
■Microsoft Sustainability Managerについて:
Microsoft Sustainability Managerは、データ インテリジェンスを統合し、組織のサステナビリティ ジャーニーのあらゆる段階で、包括的、統合、自動化されたサステナビリティ管理を提供する拡張可能なソリューションです。 手動プロセスを自動化し、組織が排出量をより効率的に記録、報告、削減できるようにします。Microsoft Sustainability Managerにより、組織は排出活動を継続的に可視化し、その影響と進捗状況をほぼリアルタイムで確実に報告し、他者と協力して持続可能性イニシアチブを改善および拡大し、ビジネスを変革するために必要なインテリジェンスに端から端までアクセスできるようになります。
■パーソルプロセス&テクノロジー株式会社について< (リンク ») >
パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、人・プロセスデザイン・テクノロジーの力で、人と組織の生産性を高めることを使命としています。
お客様の事業課題に応じたコンサルティングやシステム開発、アウトソーシングのほか、人とテクノロジーが共存できる社会を目指し、RPAやAIなどを駆使した最新のテクノロジーやサービスを提供してまいります。
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人と組織にかかわる多様な事業を通じて、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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