主に多店舗展開の小売業に店舗データ活用プラットフォームFlow(以下Flow)を提供する株式会社Flow Solutions(神奈川県横浜市、CEO:チャド・スチュワート、以下FLOW)は、店舗データの利活用をより具体的かつ手軽に行えるよう、データ分析に基づいた店舗の改善行動を自動提案する機能「Flow Assistant(フロー アシスタント)」を、2023年2月よりリリースいたします。
常に変化する店舗の状況に対し、業務最適化をどう推進すべきかお悩みの企業様に、Flow Assistantは非常に有効です。人流、売上、従業員シフト、天気、店舗属性など、店舗の貴重なデータ群を統合・分析し、KPIの変動に応じた改善の打ち手(行動提案)をリアルタイムに自動で配信。店舗データの利活用を促進します。
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背景: 小売店舗を取り巻く現状
コロナ禍以前から謳われている企業のデジタル変革「企業DX(デジタル・トランスフォーメーション)」は日々進歩していますが、一方で店舗の慢性的な人手不足は深刻です。行動制限が緩和された2022年春頃からその傾向は顕著で、当面の継続的な課題となっています。
とはいえ、DXなどのIT投資へ積極姿勢に転じた企業は、まだ少ないと言わざるを得ません。経済産業省の資料*1によると、IT予算の用途を米国企業は『ITによる顧客行動/市場の分析強化』など、売上向上を意図した「攻めのIT投資」を挙げていますが、日本企業は『ITによる業務効率化/コスト削減』など、コスト削減を意識した「守りのIT投資」を挙げています。
先行き不透明な経済状況、高騰する原価、人手不足など、不安要素が多い現代において「守りのIT投資」が多い中、どうすれば状況が改善されるのでしょうか。
提言: データに基づいた行動提案 Flow Assistant
改善の糸口は「店舗データのより具体的な利活用」にあるとFLOWは考えます。
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店舗パフォーマンスを可視化・分析するだけでは、店舗は改善できません。Flow Assistantは、収集・統合された店舗データを分析し、その傾向値のリアルタイムな変動に基づいて設計された「改善のための店舗行動提案」を、対象となるユーザーに自動的に配信します。
Flow Assistantについて、こちらをご覧ください。 (リンク »)
配信する行動提案内容は、自由に設定できます(テンプレートも複数ご用意)。配信はチャットBOTを使って行われ、Flowのモバイル・アプリFlow for mobile*2のチャット画面で受け取ることができます。企業の既存データや店舗業務システムと連携すれば、より多様な情報配信も可能です。
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【Flow Assistantの想定利用シーン例】
1. 本社/店長「売上アップの打ち手がわからない」
→ 店舗の改善提案をリアルタイムに自動配信。データに基づいて確信を持った行動ができる
2. 本社/店長「スタッフ指示を明確にし検証したい」
→ 稼働状況や生産性KPIを可視化し定期報告。To-Doが明らかになりモチベーションアップ
3. 店長/スタッフ「店舗状況を把握するヒマがない」
→ 売上達成率・来店客数・見込などを定期配信。業務の手を止めずに状況把握できる
店舗の様々なお悩み・課題に対し、データに基づいたリアルタイムな情報配信の自動化によって、店舗売上・人時生産性の向上をご支援いたします。
【特徴】
・店舗データの分析結果・傾向値に基づいた、改善行動提案をリアルタイムに自動配信
・情報配信のタイミングや配信対象を自由に設定(テンプレートもご用意)
・既存データやシステムと連携可能
【ベネフィット】
・店舗売上目標の達成、人時生産性の向上
・データ分析画面を都度確認する時間・手間を削減
・具体的な行動をベースとしたPDCAサイクルを運用できる(データドリブン)
今後、より細かなKPI変動による情報配信やタスク連動、他社サービスとの連携など、さらなる機能実装を計画しています。店舗経営を進化させるFlow Assistantに是非ご期待ください。
*1: 経済産業省商務情報政策局 情報技術利用促進課「卸売・小売業界において活用可能なDX推進・デジタル人材育成に関する施策について」(2022年10月)より
(リンク »)
*2: Flow for mobileについてはこちらをご覧ください (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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