【京都産業大学】水陸両生植物の気孔の謎 -- 水没しても生き延びる仕組みを解明! -- 国際学術誌 『Current Biology』に掲載

京都産業大学

From: Digital PR Platform

2023-02-14 14:05




京都産業大学の木村成介教授、池松朱夏博士研究員、名古屋大学の鳥居啓子主任研究者・客員教授らの共同研究グループは、水陸両生植物Rorippa aquatica(ロリッパ・アクアティカ)を用いて、植物ホルモン・エチレンの働きにより、水没という環境変化が機敏に感知され、葉の気孔の形成にかかわる遺伝子の発現が抑制されるという「気中葉から水中葉への運命転換の仕組み」を突き止めた。




 植物種の中には、陸上でも水中でも生育できるグループ「水陸両生植物(amphibious plant)」がある。水陸両生植物は河川や湖沼などの水辺に生育し、水没すると水草のように、また干上がると陸上植物のように生育することができる。
 水没に応答して気孔発生を抑制するのは水陸両生植物に広く見られる性質であるが、水没を感知して気孔発生を抑制する仕組みはわかっていなかった。
 京都産業大学と名古屋大学らの研究チームは、水陸両生植物Rorippa aquatica(ロリッパ・アクアティカ)を用いて、植物ホルモン・エチレンの働きにより、水没という環境変化が機敏に感知され、葉の気孔の形成にかかわる遺伝子の発現が抑制されるという「気中葉から水中葉への運命転換の仕組み」を突き止めた。
 本研究成果は、植物に備わっている能力を用いることにより、環境変動下でも継続的に生産が可能な農業の実現につながることが期待される。

 木村教授は「今回の研究は、多くの学部生と大学院生が進めてくれた。静的なイメージのある植物がダイナミックに環境変化に応答している様子を明らかにすることができたと考えている。研究をさらに発展させて、地球温暖化への対策にもつながるような成果を出していきたいと思う」とコメントしている。
 この研究成果は、2023年1月25日(日本時間)に国際学術誌 『Current Biology』に掲載された。

むすんで、うみだす。  上賀茂・神山 京都産業大学

■関連リンク
・【生命科学部】水陸両生植物の気孔の謎 - 水没しても生き延びる仕組みを解明しました
  (リンク »)
・京都産業大学 生命科学部 産業生命科学科 木村 成介 教授
  (リンク »)

▼本件に関する問い合わせ先
京都産業大学 広報部
住所:〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
TEL:075-705-1411
FAX:075-705-1987
メール:kouhou-bu@star.kyoto-su.ac.jp


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