銅市場、2028年まで6%のCAGRで成長見込み

株式会社グローバルインフォメーション

2023-02-16 17:00

株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「銅市場- 成長、動向、COVID-19の影響、予測(2023年~2028年)」(Mordor Intelligence Pvt Ltd)の販売を2月16日より開始しました。
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銅市場は、予測期間中にCAGR6%以上を記録すると予想されています。

COVID-19の大流行により、世界中で産業活動のロックダウンとシャットダウンが発生しました。このため、多くの国で電子機器の生産が一時的に停止しました。また、2021年には銅を含む金属の採掘が鈍化しました。これらの要因は、銅市場にマイナスの影響を与えました。

主なハイライト

・建設、エレクトロニクス、通信業界からの需要増が市場の成長を後押ししています。
・アジア太平洋地域は、主にインドとASEAN諸国における電気・電子分野の増加により、予測期間中に最も速い成長を遂げると予想されます。

主な市場動向
電気・電子分野での需要拡大

・銅はその特性から、さまざまな用途に使用されています。銅の電気的用途としては、ワイヤーやケーブル、ダイナモ、トランス、モーター、電磁石、スイッチ、通信ケーブル、住宅用電気回路などがあります。
・最近では、電気自動車の普及により、銅の需要が増えました。電気自動車には、フォイル、ステーター、ローター、シャフトヘッド、中空電線、モーターなどが使用されており、これらは重銅で構成されています。
・・JEITA(一般社団法人電子情報技術産業協会)によると、2021年の電子・IT産業の世界総生産額は前年比11%増の3兆3602億米ドルに達すると予想されています。したがって、この要因によって、エレクトロニクス分野で使用される銅材料の需要が増加することが予想されます。
・北米、特に米国では、エレクトロニクス産業は緩やかに成長すると予想されます。新しい技術製品への需要の高まりが、今後の市場拡大を後押しすると思われます。

アジア太平洋地域が市場を独占

・アジア太平洋地域は、中国の建設・発電分野が高度に発達していること、また、通信・エレクトロニクス分野の進歩のために長年にわたって継続的な投資が行われていることから、世界市場を独占すると予想されます。
・銅は、建設産業で現在も使われている最も古い金属として知られています。銅の物理的特性、導電性、耐腐食性、耐久性、柔軟性、強度のユニークな組み合わせは、ほとんどすべての建設プロジェクトに適しているのです。したがってアジア太平洋地域での建設活動の増大が、この地域の銅市場を押し上げる可能性があります。
・中国の国家発展改革委員会によれば、住宅需要の増大が、官民両部門の住宅建設を促進する可能性があるとのことでします。同国の新規ホテルプロジェクトは、2021年に約19%増加しました。高層ビルやホテルの建設が増加していることが、同地域の市場を牽引しています。
・中国は電気自動車の最大消費国です。中国の電気自動車販売台数は、2020年の緩やかな増加の後、2021年には50%以上増加しました。したがって、中国での電気自動車販売台数の増加は、中国の銅市場を活性化させると推定されます。
・インドでは、医療機器市場の需要拡大が見られ、市場規模が急速に拡大しています。2021年9月、インド政府は、ヒマーチャル・プラデーシュ州の産業タウンシップ、ソラン地区のナラガルに医療機器パークを建設する5,000クロー(6億7436万米ドル)相当の提案を認可しました。銅は医療機器の重要な材料であるため、需要の増加がインドの銅市場を押し上げると予想されます。
このような要因が、さまざまな分野での銅の需要を高めているのです。

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