スティックPC市場、2028年に73億6,000万米ドル規模到達見込み

株式会社グローバルインフォメーション

2023-03-01 10:00

株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:小野悟、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「スティックPC市場:タイプ別(Intel Atomプロセッサー、Core Mプロセッサー)、用途別(家庭用、業務用)、地域別、2023-2028年」(IMARC Services Private Limited)の販売を2月28日より開始いたしました。
【 当レポートの詳細目次 】
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市場の概要
スティックPCの世界市場は、2022年に47億8,000万米ドルの規模に達しました。2023年から2028年にかけて、市場は7.36%のCAGRで成長し、2028年には73億6,000万米ドル規模に達すると予想されています。
オンライン学習の導入や、企業や事業所における製品需要の増加が、市場を牽引する重要な要因の一つとなっています。

スティック型パーソナルコンピューター(PC)は、スティック型PCとも呼ばれ、コンパクトな筐体に収められたシングルボードの手のひらサイズのコンピューターです。モバイルプロセッサーやグラフィックプロセッサー、フラッシュメモリーストレージ、オペレーティングシステム、ランダムアクセスメモリー(RAM)、Bluetooth、WiFi、追加カードスロットなど、多くの機能を備えています。スティックPCは、ソーシャルネットワーキング、メディアストリーミング、ビデオ会議、オンライン学習、アプリケーションのダウンロード、電子メールのチェックなどに広く利用されています。従来のPCと比較すると、スティックPCはコストパフォーマンスが高く、携帯性に優れ、軽量で、ケーブルの数も少なく、消費電力も少なくなっています。スティックPCはプラグアンドプレイ機能を提供しており、業務用として既存のビジネスワークフローに便利に統合することができます。また、高い信頼性とメンテナンスフリー、優れた性能と演算能力を有し、一般的に使用されるすべてのオンラインサービスとアプリケーションをサポートし、Windowsとandroidの両方の機能にアクセスすることが可能です。

市場の動向
家庭用用途での製品利用が高まっていることが、市場を牽引する主な要因の一つとなっています。スティックPCは、低消費電力、コストパフォーマンス、携帯性、優れた性能により、テレビ、モニター画面、ラップトップ、デスクトップPC、プロジェクター、フラットスクリーンなどで、ビデオ通話、ソーシャルメディア、映画のダウンロード、ウェブブラウジング、インターネットサーフィン、オンラインストリーミングなどに広く利用されています。また、オンライン学習の普及により、遠隔地からクラウドベースの学習管理システム(LMS)にアクセスできることから、スティックPCの導入が進んでいることも、市場の成長を促進しています。さらに、手頃な料金で大きな広告画面にメディアをループさせることができ、OS、電子メール、プレゼンテーション、プロフェッショナル向けアプリケーション、そして追加されたストレージ容量へのアクセスを提供することにより、どこからでも作業できる環境を提供できることから、企業や事業者に広く製品が導入されていることも市場拡大の要因として作用しています。さらに、ドローン、スマートホーム、360度カメラ、仮想現実および拡張現実(VR/AR)ヘッドセットなどのさまざまなデバイスで人工知能(AI)ベースのアプリケーションを強化できる高度なスティックPCを開発するためのディープニューラルネットワーク技術の統合は、市場の成長にプラスの影響を及ぼしています。このほか、コンピューターモードとデバイスモードの切り替え、WiFiのオン/オフ、スマートフォンを使ったデータ転送などを可能にするIoT(Internet of Things)技術の統合が、市場成長を後押ししています。その他、オンラインゲームへの製品利用の増加、データへのアクセスを目的とした携帯端末のニーズの高まり、低エネルギー消費型端末の需要の高まり、半導体の小型化に向けた研究開発活動の活発化、デジタルコンテンツの生産量の増加などが、市場の成長を牽引することが予想されています。



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